2015年1月9日(金)
エクスペリエンスより1月22日に発売されるPS Vita用ソフト『剣の街の異邦人 ~黒の宮殿~』。ダンジョンRPG制作に定評のあるエクスペリエンスが放つ、ハイファンタジーな世界観が特徴の正統派なダンジョンRPGだ。
しかし、ダンジョンRPGと一言に言っても「何のことやら?」と思ってしまう人も多いかもしれない。そこでマンガ家の新井春巻さんによる本作のプレイレビューコミックをお届けする。
『剣の街の異邦人』では、プレイヤーは飛行機事故により異世界エスカリオに流れ着いた異邦人となって、元の世界に戻るための手段を探して冒険していく。
▲主人公と同様に現代から流れ着いた異邦人で構成されるギルド・異邦人ギルドの副団長を務めるリウ。その他にも2つの勢力があり、そのどれかに与するかによって物語が進んでいく。 |
主人公を含む6人パーティを結成し、ダンジョンに潜りながら武具やアイテムを収集、得たアイテムから武具を強化したり、戦いで経験を積みながら待ち受ける敵と戦う。
▲ダンジョンを冒険して、さらなる物語を進めていこう。 |
本作の特徴はなんといってもキャラクターメイキングとアイテム収集。長いこと一緒に戦っていく仲間だけに、ついつい気合を入れてキャラ作りをしてしまう。特に初期パラメ―タを決めるボーナスポイントはランダムで値が変動するため、少しでもいい値が出るように何度も繰り返してしまうものだ。
▲人によっては何時間もかけてしまうキャラクターメイキング。 |
また、アイテム収集はダンジョン探索中にエンカウントする敵だけでなく、ポイントに罠をしかけて敵をおびき寄せて戦い、宝箱を得ることもできる。ポイントは出現位置が決まっているため、ダンジョンを周回していくのがポイントだ。
▲罠におびき寄せられたモンスターは宝箱を持っている。これを狙って常にダンジョンを周回する。仕掛けた罠によってはとてつもなく高レベルのモンスターが出ることも……? |
そして、さらなる強敵との戦いも見逃せない。マンガの中でも描かれている血統種は、通常の敵とはレベルの違う強さを持っており、十分な装備と戦術がなければ勝つことができないほどの敵だ。こうした血統種と低レベルの時に出会ってしまったら、どんな戦術をとるのが最適か、それは逃げることだ。
▲血統種の1つ“デュオバロック”。こうした血統種は選ばれし者である異邦人にしか倒すことができない。 |
▲どのスキルをとっていくのかも、強敵と戦ううえでは重要なポイントだ。 |
『剣の街の異邦人』は、2014年6月5日にXbox 360版が、8月22日にPC版が『白の王宮』として発売されている。今回発売される『黒の宮殿』では、『白の王宮』と比べてエンディング後の物語の解釈が変わっていたり、さまざまな装備が新たに追加されたりしており、さらに遊びやすくなっている。どっぷりハマれるRPGが欲しいという人にはオススメのタイトルだ。
▲PS Vita版の追加要素としてランキング機能なども搭載される。まともなランキングから変なランキングまで……? |
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