2015年2月9日(月)

現在判明しているPS Vita『結城友奈は勇者である 樹海の記憶』の情報を総まとめ!

文:電撃オンライン

 2月26日にフリューから発売されるPS Vita用ソフト『結城友奈は勇者である 樹海の記憶』。これまでに判明している本作の情報をまとめてお届けしていく。

『結城友奈は勇者である 樹海の記憶』

 『結城友奈は勇者である』は、2014年に放送されたTVアニメで、ゲームクリエイターのタカヒロ氏をはじめとする気鋭のスタッフが参加したことでも話題を呼んだ作品だ。『結城友奈は勇者である 樹海の記憶』は、そんな『結城友奈は勇者である』のオリジナルストーリーが楽しめる“日常系!?勇者部アクション”。

 この記事では発売が迫る本作に登場するキャラクターたちやゲームシステムについて解説するとともに、豪華特典満載の限定版情報などをお伝えする。本作に興味を持っていた人や、初めてゲームの存在を知った人は、この記事をチェックしておこう。

■『結城友奈は勇者である 樹海の記憶』ストーリー

 讃州中学2年、結城友奈。

 明るくて前向き、元気いっぱいなこの少女は、“みんなのためになる事を勇んで実行するクラブ”『勇者部』に所属する普通の女の子。

 3年生の先輩・犬吠埼風を中心とした、この勇者部の活動内容は“子猫の里親探し”や“保育園のお手伝い”など、みんなのためになる事全般。

 ――だけど彼女たち勇者部には、人には知られていない、本当の使命があるのです。

 それは普通の人々の知らない異空間、“樹海”の中で、人類の天敵“バーテックス”と戦うこと。“樹海”に入り、人類の世界を終わらせようと侵攻してくるこの敵と戦えるのは、選ばれた勇者たちのみ。

 ……のはずだったのに、なんだかここ最近、樹海の様子がちょっと違うみたい……?

 勇者とバーテックスだけが行動できるはずの樹海で出会う、不思議な存在とは――?


■登場人物紹介

結城友奈(声優:照井春佳)
『結城友奈は勇者である 樹海の記憶』

 毎日にぎやかな中学校生活を送る本作の主人公。脳天気だが、いかなる時も前向きで、イザという時に頼りなることから周囲に一目置かれている。特技は親から教えてもらった武術。

東郷美森(声優:三森すずこ)
『結城友奈は勇者である 樹海の記憶』

 友奈の同級生で親友。家も隣同士で、よく一緒に行動している。上品でおっとりしているが、パソコンやお菓子作り、その他いろいろなことをこなせる多才さを見せる反面、ちょっぴりマニアックなところもある。

犬吠埼風(声優:内山夕実)
『結城友奈は勇者である 樹海の記憶』

 勇者部部長。さばさばした性格で人をぐいぐいと引っ張る魅力を持つ姉御肌。妹の樹がかわいくて仕方がない。家事万能であり、料理もうまい。そしてよく食べる。

犬吠埼樹(声優:黒沢ともよ)
『結城友奈は勇者である 樹海の記憶』

 風の実の妹で、お姉ちゃん大好きっ子。小動物のような挙動が多く、姉の影に隠れがちだが勇者部唯一の1年生として日々頑張っている。占いが趣味で、特にタロットは結構当たると評判。

三好夏凜(声優:長妻樹里)
『結城友奈は勇者である 樹海の記憶』

 “勇者”を管理する組織“大赦(たいしゃ)”から“勇者部”に派遣されてきた少女。戦いに明け暮れてきたせいか、人付き合いが少し苦手。サプリメントを常用しており、関連する知識も豊富。

●『結城友奈は勇者である』用語解説

勇者……バーテックスに対抗できる者たちを指す言葉。バーテックスの出現とともに“樹海”に転送され、これを討伐する。

樹海……バーテックスの出現とともに“神樹”が作り出す結界。

バーテックス……“神樹”を狙う異形の存在。バーテックスが“神樹”にたどり着くと世界が滅亡すると言われている。

大赦……勇者を集め、育成する組織。バーテックスに対抗する“勇者システム”を運営している。


■『樹海の記憶』のゲームシステムを紹介

 『樹海の記憶』では、まずプレイヤーは好きなキャラクターを1人選び、そのキャラクターで“ストーリーモード”や“ミッションモード”を楽しめるようになっている。ここではそれぞれのモードの内容をスクリーンショットを交えて紹介していく。

・ストーリーモード

 ストーリーモードは5人目の“勇者”となる夏凜が登場し、メインキャラクターが勢ぞろいするところからスタート。夏凜を加えた“勇者部”の面々は、一度倒したはずのバーテックスが復活する異変が発生する中、樹海で出会った謎の少女を追うことになる。なお、このストーリーはテレビアニメ版のシナリオを担当したタカヒロ氏とStudio五組が完全監修しており、新しいながらも原作コンセプトに沿った物語を味わえる。

『結城友奈は勇者である 樹海の記憶』
▲ストーリーやミッションは各キャラごとに独立しておりボリュームも満点だ。
『結城友奈は勇者である 樹海の記憶』
▲各話ではまず日常パートが進行する。アニメでは見られなかったキャラの一面が見られるかも。
『結城友奈は勇者である 樹海の記憶』
▲バーテックスが出現し“勇者部”の面々は“樹海”へと向かう。
『結城友奈は勇者である 樹海の記憶』
▲バトルパートとなる“樹海”では雑魚を蹴散らしつつ、バーテックスを捜索していく。
『結城友奈は勇者である 樹海の記憶』
▲ストーリーのクライマックスとなる巨大なバーテックスとのバトル。
『結城友奈は勇者である 樹海の記憶』
▲“封印の儀”で、バーテックスの核である“御霊”を封じれば勝利だ。
『結城友奈は勇者である 樹海の記憶』
▲勇者の切札となる“満開”ももちろん再現されている。

 こうして、ストーリーをクリアすることでそれに対応したミニイベントが解放される。ミニイベントはフルボイスかつ描き下ろしイラスト満載の仕様となっており、その総数も80個と非常に多い。ぜひ、フルコンプを目指してがんばってほしい。

『結城友奈は勇者である 樹海の記憶』
▲柔和な笑顔とともに礼をする夏凜。誰に対しての振る舞いなのだろうか。
『結城友奈は勇者である 樹海の記憶』
▲深夜の学校を探検中。能天気な友奈と、樹にしがみついている風がかわいい。
『結城友奈は勇者である 樹海の記憶』
▲幼稚園でクリスマス会か。友奈のアングルがそこはかとなく危険だ。
『結城友奈は勇者である 樹海の記憶』
▲“勇者部”みんなで花火大会。各メンバーの浴衣姿がまぶしい。

・ミッションモード

 ミッションモードでは、選んだキャラクターで各ステージに設けられた“〇分〇秒以内にゴールに到達”、“コンボ数〇〇を達成してクリア”などの条件を満たしてのクリアを目指すモード。ストーリーモードの進行とともに新たなミッションがオープンされていく。キャラクターの操作に慣れたプレイヤーのやりこみ要素として楽しめるだろう。

『結城友奈は勇者である 樹海の記憶』
▲ミッションのクリアでもイベントモードで新しい項目が解禁されるので、ストーリーと並行して進めていこう。

 また、各モードを進めていくことでミニイベントが見られるようになる“イベントモード”は、イベントの回想のみならず、キャラクターの強化にも関係がある。各イベントを閲覧するためのウインドウがビンゴのマスのように並んでおり、いくつかのイベントが解放されてビンゴが成立すると、ごほうびとしてキャラクターが強化できるのだ。

『結城友奈は勇者である 樹海の記憶』

 そして、ゲーム内で手に入る各種“アクセサリ”を使うことでもキャラクターを強くすることができる。お気に入りのキャラクターをどんどんカスタマイズしていこう。

『結城友奈は勇者である 樹海の記憶』
▲アクセサリを装備することによってステータスがアップする。バトルパートの攻略に役立つだろう。

■『結城友奈は勇者である』ファン注目のこんな要素も……

 ここまで『結城友奈は勇者である 樹海の記憶』の内容を説明してきた。原作スタッフの完全監修のもとに紡がれるストーリーはもちろん白熱のバトルパートやフルボイスで収録された数々のミニイベントなど『結城友奈は勇者である』のファンなら楽しめること間違いなしの内容となっている。アニメは終了しても、まだまだ“勇者部”のメンバーの活躍を見ていたいという方には非常にうれしいアイテムだろう。

 さらに、ディープなファンならニヤリとしてしまう要素として『結城友奈は勇者である』のスピンアウト作品『鷲尾須美は勇者である』からもキャラクターが登場することが明らかになっている。

『結城友奈は勇者である 樹海の記憶』
『結城友奈は勇者である 樹海の記憶』
『結城友奈は勇者である 樹海の記憶』

 また現在、『樹海の記憶』を予約すると特典として“オリジナルクリアファイル”がプレゼントされる。予約特典は数に限りがあり、なくなり次第終了となってしまう。ほしいという人は早めに予約しておこう。

『結城友奈は勇者である 樹海の記憶』
▲こちらが予約特典のクリアファイル。

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