ちょっぴり危険なイケメン兄弟たちと、刺激的な日常＆恋が楽しめるRejetのシチュエーションCD『オオカミ君ち。』。その第4弾となる『（非）日常系CD「オオカミ君ち。」VOL.4 ソナタ』が1月28日に発売された。ここでは、ガルスタ2月号に掲載された、インタビューの完全版を掲載♪　女の子にはいつでも甘く優しい・大神空奈多（ソナタ）を演じたKENNさんにCDの聴きどころと彼の意外な一面をたっぷり語っていただきました！

――担当されたキャラクターのヴィジュアル、設定はいかがでしたか？

　設定資料をいただいたときに、キャラクターのことがわかりやすく描かれていたので、どういう男の子なのかすんなりとイメージすることができました。アイドルのような見た目でちょっと打算的、そしてなによりあざといという（笑）。最初はそれこそ、二面性があって、言ってしまえば八方美人で世渡り上手な部分がありつつも、色々なことが狙ってできてしまう“計算高い男の子”だと思っていました。

　ただ、演じてみて感じたことですが、そういう面も持ちつつも、17歳の男の子らしく発展途上な部分と、とてもピュアな部分を秘めているんだな、と。収録前にスタッフ様と細かな打ち合わせをしたので、ソナタがどうして今のような男の子になっていったのかを自分なりに考えることができて良かったです。なので、ソナタが主人公と出会ったことで、ステキな男性へと成長するきっかけになればいいな、と思いながら演じさせていただきました。

　演じてから初めてわかったことですが、ソナタって何事にも計算上手ですが意外と激情家な面も持っています。ちょっとしたことでも、思わず三男のヒィトに突っ掛ってしまうのは、彼なりの秘めた想いが胸にあるからなんです。ソナタが主人公だけに「じつは自分はこんなヤツで、それに対してヒィトは自由で素直なのに誰からも好かれていて……」と自分の心情を明かすシーンがあるんですが、いつもは演技しているソナタの“ありのまま”が見えるので演じていてグッときました。ソナタはただの腹黒キャラじゃないんだな、と思いました。

――兄弟たちがたくさん出てくるお話ですが、ご自身の性格は兄タイプと弟タイプ、どちらだと思いますか？

　僕自身はあまりそう思っていませんが、周りの方からは弟タイプだと思われているような気がします（笑）。わりと、演じさせていただく役柄も弟や年下キャラが多いからでしょうか。ここ最近で、大人っぽいキャラクターを担当させていただく機会も増えてきましたが……。そして、これまでの道を作ってくださった先輩方のことはもちろん尊敬しているので、一緒にお話させていただけることは本当にうれしく思います。でも、後輩の子といるときも刺激になるのでとても楽しいです。自分のことを「先輩！」と慕ってくれるのが、嬉しくもあり、ちょっと照れもあります。

――お昼は普通の高校生、夜は赤ずきんちゃん相手にお散歩するオオカミ兄弟ですが、ご自身が思われる、ご自身のギャップはありますか？

　僕がみなさまにどう思われているか、あまりわかっていない部分はありますが、ギャップはないはずです（笑）！　ただ、「なにか運動してそうだよね」と言われたことはあるんですが、スポーツはちょっと苦手です。今までにお仕事でダンスを踊ったりと、身体を動かすことはありましたが、自分自身では昔から身体を動かすことにそれほど興味が持てなくて。なので、部活もアクティブな運動部ではなく、音楽系の文化部で楽器演奏をしていました。

　そういったことを話すと「意外とインドアだね」、「スポーツ万能かと思ってた」なんて言われるので、これが唯一僕が感じる僕のギャップなのかな。スポーツはちょっと食わず嫌いしている感が強いですが（笑）。あとは、「お酒飲みそうだよね」って言われることもありますが、実はそんなに強くないんです。

――楽しみにしているファンの方にメッセージをお願いします。

　今回、新たに『オオカミ君ち。』に出演させていただきました。“学生たちなのに1億円もの借金がある”と聞いたときは、それをどう返済していくかがとても気になりました。さらに、主人公も加わって大神家はどういった展開をしていくのかな、どんな恋になるのかなとワクワクしています。みなさまも気になるところだと思うので、ぜひ彼らの今後にも想像を巡らせて聴いていただけたらな、と思います。また、恋愛面だけでなく、ソナタたちが普段どんな日常を過ごしているのかも描かれていますので、そちらも楽しんでいただけたら嬉しいですね！

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