2015年1月30日(金)
『エヴァンゲリオン』シリーズ20周年を記念して、TVアニメ第弐拾弐話『せめて、人間らしく』のシーンを再現する“ロンギヌスの槍を月に刺すプロジェクト”が発表されました。
▲『エヴァンゲリオン』のメカニックデザイナー・山下いくとさんによりデザインされたプロジェクトロゴ。 |
▲プロジェクトキービジュアル |
ゲームや漫画などさまざまなメディアに展開している『エヴァンゲリオン』は、1995年に放映されたTVアニメに始まり、最新のものでは新劇場版『シン・エヴァンゲリオン劇場版:II』の公開も予定されます。本プロジェクトは、TVアニメ第弐拾弐話の“エヴァ零号機が投げたロンギヌスの槍が月面に到達するシーン”をもとに、実際に月面へロンギヌスの槍を刺すことを目指しているようです。
月面への打ち上げ・輸送やロンギヌスの槍射出は、ispaceが運営する日本初・民間月面無人探査プロジェクトチーム“HAKUTO(ハクト)”が技術協力をしています。必要資金の調達に関しては、クラウドファンディングサイト“READYFOR”の協力のもと、1億円を目標にしているとのことです。
本日1月30日に行われた記者会見では、宇宙飛行士の山崎直子さんと生粋の『エヴァ』ファンとして知られる加藤夏希さん、実行委員会メンバーをはじめ、“ハクト”のチームリーダー袴田武史さんや“READYFOR”代表取締役の米良はるかさんらも登壇し、それぞれ本プロジェクトに対する意気込みを語りました。
山崎さんは「月は日本人にとってゆかりがあり、非常に身近な存在。今回のプロジェクトを通して、もっと親近感を抱いていただけたらと思います!」とコメント。加藤さんは『エヴァ』好きということもあり「期間内に目標金額に到達しなかった場合すべてがなかったことになってしまいます! みなさんも私と一緒に、お財布から“サービスサービスぅ”してください!!」と、本プロジェクトに大きな期待を抱いていました。
プロジェクト支援者には支援金に応じて、描き下ろしイラストポスターやサイン入り複製原画などの特典が用意されています。最高金額の1,000万円を支援した人には、刀匠により作製される世界で1つだけの“ロンギヌスの槍”が付与されます。なお、4月5日23時の時点で目標金額の1億円に到達していない場合、プロジェクトは実行されないとのことです。
▲READYFOR内“ロンギヌスの槍を月に刺すプロジェクト”支援ページ |
▲特典の1つ、山下いくとさん描き下ろしイラストポスター(初号機) |
(C)カラー