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2015年2月1日(日)

『スプラトゥーン』は楽しさおスミ付き! イカしたギャングのナワバリ争いをレビュー【闘会議2015】

文:ゴロー

 インクを発射して陣地を広げるわかりやすいルール、人とイカを切り替えて戦うユニークな発想、そして“潜る”から生まれるアツイ駆け引き……。“E3 2014”でプレイして以来、遊びたくて仕方がなかったWii U用ソフト『スプラトゥーン』を“闘会議2015”で満喫してきました。

『スプラトゥーン』
『スプラトゥーン』 『スプラトゥーン』

 試遊台では、最初に2分間のチュートリアル(1人プレイ)でウォーミングアップができ、基本操作をひと通り学べます。カメラ&照準操作はWii Uゲームパッドを傾けて行うのですが、自分の場合、どうしてもカメラにつられて顔まで動いてしまうんですよ。まあ、誰もそこまで見ていないとは思いますけど……。

 チュートリアル後は、いよいよ4対4のチーム戦です。対人戦と言ってもナワバリの広さを競うものなので、銃撃戦はうまい人に任せて、自分はひたすら陣地を塗りつぶすだけでもまったく問題ありません。子どもや女性が笑いながら楽しんでいる姿を見て思ったのですが、こうした“誰もが活躍できるゲーム性”が人気の秘訣なのではないかと!

『スプラトゥーン』

 なんて言っておきながら、自分は空気を読まずに銃撃戦メインでガンガン攻めました(笑)。2戦目の個人成績が1位の人にだけ“特製マフラー”がプレゼントされると聞いては、本気を出さないわけにはいきませんからね!

『スプラトゥーン』

 銃撃戦のアツいポイントは、“潜る”を使った駆け引きにあると思います。まず基本ルールとして、潜り中はインクショットが当たりません。敵に近づく時や逃げる時にとても便利なアクションですが、敵のナワバリだと移動速度が激減する欠点も。こうなると、出てきたところを簡単に狙い撃ちされてしまいます。

 当然ながら、自チームのナワバリで戦ったほうが有利です。しかし、ナワバリなんてあっという間に塗りつぶされるものなので、“潜って背後に回ろうとしたら付近を塗りつぶされて大ピンチ!”なんてことも。敵と対峙した際、危険を覚悟のうえで人型のまま足場を塗りつぶして敵の移動を制限する作戦も全然アリってわけです。

 ナワバリによる優劣が大きく関係する中で、攻撃(人型)をとるか、それとも防御(イカ)をとるか……。“闘会議2015”2日目に足を運ぶ人は、この単純そうで奥深い駆け引きをぜひ味わってみてください。最後に“E3 2014”で撮影したプレイ動画をドウゾ。

●“E3 2014”『スプラトゥーン(Splatoon)』実況動画(チュートリアル)

●“E3 2014”『スプラトゥーン(Splatoon)』実況動画(1戦目)

●“E3 2014”『スプラトゥーン(Splatoon)』実況動画(2戦目)

『スプラトゥーン』
▲ちなみに、目標の“特製マフラー”はなんとか手に入れることができました。
『スプラトゥーン』
▲こちらは参加者全員に配布される特製シールです。
『スプラトゥーン』 『スプラトゥーン』
▲実際のインクを使ってナワバリ争いをする『スプラトゥーン』のリアルゲーム“ナワバリバトル”も大変盛り上がっていました。

■“闘会議2015”開催概要
【開催日】
2015年1月31日~2月1日
【時間】
1月31日 10:00~18:00(最終入場17:30)
2月 1日 10:00~17:00(最終入場16:30)
【会場】
幕張メッセ国際展示場4~7ホール
【入場券】
1日券:前売1,000円/当日1,500円
通し券:前売1,500円
優先入場券:1日券1,200円/通し券1,700円

(C) Nintendo 2015

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