『デジモンストーリー サイバースルゥース』にミレイやリナが登場する理由とは？ ロイヤルナイツは全員集結
文：皐月誠
バンダイナムコゲームスは、3月12日に発売するPS Vita用ソフト『デジモンストーリー サイバースルゥース』から、登場キャラクターの追加情報を公開した。
前回、世界の危機を治めるため一部のロイヤルナイツが現実世界に出現するまでを紹介したが、残るロイヤルナイツたちもすべて登場することが明らかになった。ロイヤルナイツたちは各々の主義によって大きく2陣営にわかれ、現実世界で激突を繰り広げる。
■ロイヤルナイツのデジモンたち
●ドゥフトモン（声：若本規夫）
他のロイヤルナイツでさえ一目置くデジモンであり、人間を排除する“パラダイス・ロスト計画”の実質的な首謀者。戦略家として類まれな能力を持っており、各々信じる道を持つロイヤルナイツたちを統率する。策略家だが、“レオパルドモード”に姿を変えて自ら戦闘にも馳せ参じる。
●デュナスモン（声：服巻浩司）
ドゥフトモンに付き従っている、飛竜の能力を持つデジモン。竜のように強い力と高純度クロンデジゾイド製の竜鎧により、無双と言えるほどの強さを誇る。騎士道・武士道の精神に厚く、忠義や信義、礼儀を重んじる。しかし自分が考える正義のためならば客観的に“悪”と呼ばれる存在に仕えることも構わず、その者のために命を捨てることも厭わない。
●スレイプモン（平井啓二）
異形とすら言える、馬のような6本足の下半身と人間のような上半身を持っている。高い防御力を誇るレッドデジゾイドの鎧を全身にまとっており、究極体デジモンでもスレイプモンへダメージを与えることは難しい。6本の脚は優れた機動力を生み出し、大柄な体格からは想像もつかないほどの瞬間高速移動を行える。人間に対して強い不信感を持っているが、ドゥフトモン一派に組しているわけでもなく、単独行動を取っている。
●クレニアムモン（声：堀之紀）
ロイヤルナイツの中で最も礼節をわきまえたデジモン。完璧主義者であり、誇り高い。イグドラシルの指令に対しての任務達成率はロイヤルナイツデジモンの中でも1・2を争うほど。イグドラシルの命令に妄信的であり、ドゥフトモンのパラダイス・ロスト計画に従っている。戦いを好んでおり、相手が強敵であるほど彼の悦びは至上のものとなる。
●エグザモン（声：半田裕典）
途方もないデータ質量をもったデジモンであり、旧来のデジタル機器ではまったく描画できず、最新鋭のデジタル機器の性能をもってしてようやく描画可能となった。ロイヤルナイツに属すると同時に、すべての竜型デジモンの頂点に立ち“竜帝”の異名を持つ存在でもある。ドゥフトモンたちによって侵攻用の決戦兵器として現実世界へ投入されるが、思わぬ伏兵により自我を失い暴走し始める。
■登場キャラクター
●御神楽ミレイ（声：沢城みゆき）
『デジモンワールド リ：デジタイズ』に登場した女性。複数のデジタルワールドを旅しているらしい。少女の姿をしているが、とある事故によって本来の肉体データを失っているため実年齢は定かではない。デジモンたちの育成に欠かせない施設・デジラボを管理しており、主人公には現実世界では知り得ない電脳世界の知識を与えてくれる。暮海杏子とは旧知の仲のようだ。
●マスティモン
デジタルワールドに未曾有の危機が訪れた時、本来は相容れない天使型デジモンと堕天使型デジモンがジョグレス（融合）進化を果たすことで現れると言われている、天使型のデジモン。光と闇のエネルギーを自在に操り、さまざまなデジモンたちに力を貸しながら、自らも強敵を討つ。また、別のデジタルワールドへとつながるゲートを作り出す、特殊な力を持っている。ミレイと何らかの関係があると察せられるが……？
●四ノ宮リナ（戸松遥）
『デジモンワールド リ：デジタイズ デコード』に登場した少女。本作には、“本作中の現実世界とは異なる現実世界”から来た人物として登場する。どのように本作の物語へ関与してくるのかは不明だが、持ち前のウザさとカワイさは健在なようだ。
●ブイブイ（声：日比愛子）
“ブイブイ”という愛称で呼ばれているブイモン。リナのパートナーデジモンだが、その関係性は“ダメな姉に振り回されるできの良い弟”のようでもある。
●田和玲子（声：竹達彩奈）
電脳探偵となった主人公が、ビミョーなイタズラが頻発するタワーレコード渋谷店へ調査に向かった際に出会う店員の少女。性格は元気で明るく、ツッコミ気質。音楽やアニメが好きで、広く浅く楽しんでいる。オシャレにはそこそこ気を使い、たまに髪型を変えている。
●エテモン（声：増谷康紀）
“キング・オブ・デジモン”を自称し、あらゆる攻撃に耐える強化サルスーツに身を包んで今日も全世界を飛び回っている。自分の歌に絶対の自信を持っており、人間界で歌を普及させようと画策する。
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