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2015年2月26日(木)

日本ファルコム新作『東亰ザナドゥ』のストーリー導入部を紹介! 世界観にかかわる設定や用語も解説

文:キャナ☆メン

 日本ファルコムは、2015年に発売するPS Vita用アクションRPG『東亰ザナドゥ』の公式サイトを本日2月26日にオープンし、プロローグや舞台設定の一部を公開した。また、PlayStation StoreにてPS Vita用カスタムテーマの無料配信を4月22日まで行う。

『東亰ザナドゥ』

 『東亰ザナドゥ』は、数々のファンタジーRPGを手掛けてきた同社が、現代的な舞台設定でのRPG制作にチャレンジした“都市型神話アクションRPG”。首都・東亰の郊外“杜宮市”に存在する異界迷宮“ザナドゥ”を巡り、高校生・時坂洸(トキサカコウ)と柊明日香(ヒイラギアスカ)の物語が壮大なスケールで描かれていく。

『東亰ザナドゥ』
『東亰ザナドゥ』
『東亰ザナドゥ』
▲開発中のゲーム画面。

■プロローグ■

──その日、“日常”に穴が空いた。

 東亰郊外の《杜宮市》に住む17歳の平凡な高校生・時坂洸(トキサカコウ)は、ある日のバイト帰りに、深夜の旧市街で“事件”と遭遇する。

 柊明日香(ヒイラギアスカ)──4月に帰国子女として編入したばかりの容姿端麗にして明朗快活、人気者のクラス委員長が、タチの悪い不良たちに絡まれ、連れて行かれようとしていたのである。

「なんでこんな時間に……!」

 舌打ちしながらも、意を決して路地裏へと追いかける洸(コウ)。

 果たしてそこには──この世のものとは思えぬ、おぞましくも美しい空間と、名状しがたき怪異(バケモノ)に喰われかかった不良たちと……

 虚空から、鬼火のように青く輝く“剣”を取り出す“彼女”の姿があった――。

『東亰ザナドゥ』
▲メインキャラクターたちの描かれたイメージイラスト。

■舞台設定・キーワード

 作品のストーリー性に定評のある日本ファルコムの新作ということで、物語やドラマにも期待がかかる『東亰ザナドゥ』。本日の記事では、ストーリーを楽しむ上で理解しておきたい設定や用語の中から、主人公が住む《杜宮市》と、この世界で普及している《サイフォン》について紹介する。

~杜宮市(Morimiya City)~

『東亰ザナドゥ』
▲《杜宮市》のシンボル。

 東亰郊外・多摩地域にある人口40万人の中核都市。大規模な商業地区に加え、副都心的な官公庁・オフィス街がある他、昔ながらの街並みや歴史的な建物が保全されている地区も存在する。

 公共交通機関は杜宮駅に国鉄と私鉄の計3路線が乗り入れている他、8年前から都営の新都市交通システム(モノレール)が犀玉~多摩地域~神那川を縦断する形で運行されている。また、市北西には国営施設である“杜宮記念公園”なども存在している。

~サイフォン(XIPHONE)~

『東亰ザナドゥ』
▲《サイフォン》のデザイン。

 10年ほど前から普及し始めた個人用情報端末で、通話以外にも高度な情報サービスを利用することができる。また、SNSやゲームなど多彩なアプリが充実しており、かなりの割合で浸透している。また、所有者の生体情報を認証し、同期する機能を持っており、それを利用したサービスやセキュリティシステムなども続々と開発されている。

■PS Vita用カスタムテーマが無料配信

 本日2月26日~4月22日にかけて、『東亰ザナドゥ』のPS Vita用カスタムテーマがPlayStation Storeで配信されている。スタート画面、ホーム画面(壁紙6種)、アイコン(一部を除く)を収録しているので、自分のPS Vitaをカスタマイズしてみては?

『東亰ザナドゥ』
『東亰ザナドゥ』

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