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2015年3月24日(火)

【ガンダムジオラマフロント特集】ジオラマ作成編! ジオラマの作り方と施設の性能を解説

文:まさん

 バンダイナムコオンラインのPC向けオンラインゲーム『ガンダムジオラマフロント』の特集ページがスタート! 本作の特集第1回目では、本作の基本的な情報を踏まえつつ、ゲームのキモとなるジオラマの作り方、そして施設の性能を解説したいと思います。

『ガンダムジオラマフロント』

■すごい、親父が熱中するわけだ……。1日10分から遊べる“ジオラマシミュレーション”だなんて!

 本作は、ガンダムゲームとしては初となる“PCガンダムジオラマシミュレーション”というジャンルです。ゲームとしてのサイクルは大別して2つ。1つは、プラモデルのジオラマのように自分だけの基地(ジオラマベース)やモビルスーツ(MS)などを作り上げていく基地でのパートです。

 もう1つは、部隊を編成してライバルのジオラマベースを攻撃する戦闘パートで、基本的にこの2つを繰り返していく流れになっています。ジオラマの作成というと身構えてしまう人も多いかもしれませんが、操作はわかりやすく、ゲームの流れに沿っていけば誰でも作れるお手軽さ。1日10分から気軽に楽しめるので、オンラインゲームが苦手な人でも問題ありません。

『ガンダムジオラマフロント』
▲ジオラマを作ってMSや戦艦を作成。作ったMSで部隊を編成してライバルのジオラマを攻めていきます。
『ガンダムジオラマフロント』
▲逆に、ライバルから攻められて資金やゴールドを奪われないように、ジオラマの防衛施設を強化して……。ジオラマ作りと戦闘のサイクルが楽しく、いつの間にかチマチマと続けてしまう魅力がある作品です。

 ゲーム中には、初代『機動戦士ガンダム』から『機動戦士ガンダムUC』まで、歴代のガンダムシリーズが勢ぞろい! シリーズの枠を超えて、好きなように部隊を編制できるので、ガンダムシリーズが好きなら楽しめること間違いなしです。

■ジーク、ジオラマ! 理想の基地を目指して、毎日コツコツと建設できるジオラマ作りのだいご味は?

 自分だけの基地を毎日コツコツと作っていく感覚が楽しい“ジオラマ作り”。本拠地となるフロントコアを中心に、ゴールド・資源などの生産施設や、射撃タワーなどの防衛施設を建設して、自分だけの基地を作り上げる。その感覚は、なんだか秘密基地を作っているような趣きがあります。

 ジオラマを作ると聞いて尻込みしている人もいるかもしれませんが、手間や難解な部分はありません。作り方もカンタンで、資源またはゴールドを消費して施設をつくり、フィールドに配置していくだけ。ですが、どの施設から作るべきか、どこを重点的に防衛するかと考え出すと……。いや、それこそが楽しい部分なんですけどね(笑)。

『ガンダムジオラマフロント』
『ガンダムジオラマフロント』
▲施設ごとに消費する資源やゴールドは異なり、建設までの時間も変化します。生産施設を作らないと当然MSや戦艦はできませんし、素材もたまらない。ですが、防衛施設をおろそかにするとライバルに攻められた時に資源やゴールドを奪われてしまう。ただ、施設を作るだけではなく、計画を立てて作っていくのも楽しみの1つです。

 施設の建設には時間がかかります。性能が高い施設ほど完成に時間がかかり、中には数日の単位で時間がかかるものも。とはいえ、戦闘の勝利などで得られる各種チャージアイテムや、課金などで時間の短縮は可能です。

 自分がログアウトしている間にも施設の建設は進むので、他のことをしながら施設の完成を待って、出来上がったころにちょっとだけプレイする……なんてことも可能です。ジオラマ作りもバトルも、自分だけのペースで進められるのがいいですね。それでは以下で、ジオラマに設置できる施設を紹介していきましょう。


『ガンダムジオラマフロント』

フロントコア:防衛戦で破壊されると敗北になるジオラマベースの本拠地。レベルアップすることで建設可能になる施設の数が増えたり、新たな施設が建設可能になるので最優先で建設したい施設です。


『ガンダムジオラマフロント』

資源プラント:資源を生産する施設。レベルアップすることで生産量と貯蔵できる資源の上限が増えます。本作における資源は、主に施設の生産に使用する素材です。


『ガンダムジオラマフロント』

ゴールドプラント:資金を生産する施設。レベルアップすることで生産量と貯蔵できる資金の上限が増えます。資金は、施設の建設の他に、MSの開発や部隊の出撃などでも消費します。


『ガンダムジオラマフロント』

ビルドセンター:建設すると、同時に建設可能な施設の数が増えます。2カ所まで無料で建築でき、3つ目以降を作る際には有料となるようです。効率的なジオラマ制作には欠かせない建物ですよ。


『ガンダムジオラマフロント』

モビルスーツラボ:MSの開発施設。資金を使って新たなMSを開発します。MSは、固有パイロットが存在するエース機と、複数同時に出撃できる量産機に分類されます。一度開発したMSは、それ以降いつでも部隊に編成可能です。


補足説明:モビルスーツラボで開発できるユニットについて

 ラボは種類が3つあり、それぞれ開発できるMSが異なっています。詳しくは、下記の通りです。ラボはゲームを進めていけば3つとも建設できるので、好きな作品のMSを作れるラボから建設していくといいでしょう。

Product I……『機動戦士ガンダム』『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』『機動戦士ガンダム 0080 ポケットの中の戦争』『機動戦士ガンダム 0083 STARDUST MEMORY』『機動戦士Zガンダム』『機動戦士ガンダムZZ』『機動戦士ガンダムUC』

Product II……『機動戦士ガンダムF91』『機動戦士Vガンダム』『機動武闘伝Gガンダム』『新機動戦記ガンダムW』『機動新世紀ガンダムX』『∀ガンダム』

Product III……『機動戦士ガンダムSEED』『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』『機動戦士ガンダムOO』


『ガンダムジオラマフロント』

エースブーストスタンド:エースを配置できる特殊な施設。配備すると防衛中にエースのHPが10%上昇し、より防衛を成功させやすくなります。


『ガンダムジオラマフロント』

モビルアーマーラボ:モビルアーマーの開発施設。施設の建設もモビルアーマーの開発も莫大な資金が必要ですが、それに見合った強力な機体を作り出せます。エースユニットと同じく、MAブーストスタンドに設置することで防衛戦に参加させられます。


『ガンダムジオラマフロント』

造船所:戦艦を開発できる施設。戦艦によって搭載されている兵器や、編成できるエース機および量産機の数などが異なる。


『ガンダムジオラマフロント』

同盟タワー:同盟システムに関係する施設。制圧戦では、同盟メンバーのエースを救援に呼べるが、借りられるエースのレベルは、同盟タワーの施設レベルに依存します。そのため、この施設のレベルが高いほど、同盟を組むメリットが大きくなります。


『ガンダムジオラマフロント』

防壁:敵の移動を阻み、施設の破壊を阻止します。レベルを上げれば耐久力も高くなります。この防壁をどう置くかこそが、ジオラマ作りの基本にしてもっとも重要なポイントです。


『ガンダムジオラマフロント』

ヘヴィバルカン:対地上ユニット兵器。レベルアップするほど攻撃力が上昇する防衛の要です。地上にいる単体の相手を攻撃できますが、空中には攻撃できません。


『ガンダムジオラマフロント』

射撃タワー:地上ユニットと空中ユニットの両方を攻撃できる施設です。防衛兵器は、それぞれの射程や攻撃できる範囲が設定されています。その穴をお互いで補完するように配置すると効果的ですよ。


『ガンダムジオラマフロント』

迫撃砲:対地上ユニット兵器で、地上にいる範囲内の敵を攻撃します。敵の機体が多く、単体の射撃タワーでは対処しきれないような相手でもまとめて攻撃できます。


『ガンダムジオラマフロント』

対空迎撃ミサイル:対空ユニット兵器。地上の相手ではなく、空の敵を迎撃します。


『ガンダムジオラマフロント』

拡散ビームシステム:空陸の両方を攻撃できる強力なビーム兵器です。複数の方向に広がって相手の機体を攻撃する。


■教えてくれ五飛……俺は、どこから施設を立てればいい? ゼロは教えてくれない施設建設

 ジオラマベース作成は、基本的にいつでもできます。流れとしては、まず本拠地となるフロントコアのレベルアップ→次にゴールドプラントや資源プラント、モビルスーツラボなどの生産施設の建設→そして、防衛施設を作っていく……といった感じが基本的な流れ。

 その合間にラボでMSを開発してバトルに参加していく形になるかと思います。MSが弱いままですとバトルに勝つこともおぼつかないですし、かといって防衛施設もおろそかにはできません。どんな施設やユニットをどんな順番で作っていくのかは、プレイヤー次第になっています。

 資源やゴールドは、生産を待つかバトルで勝つことで手に入りますが、序盤は、特に作りたいものが多くて不足しがちになると思われます。しかも、同時に建設できる施設の数にも上限があるので、どれを優先するか悩むところ(そこが楽しいんですが!)。基本は作れるだけ作って、どんどん配置していけばいいわけですが、この施設の作り方や配置の仕方でもプレイヤーによって個性がでそうですね。

 また、施設自体のレベルアップも重要な部分です。たとえば、モビルスーツラボは作っただけだと弱い量産機やエース機しか生産できませんが、レベルアップさせていくと強力な機体も作成可能に。施設の建設か、レベルアップか、自分の資金や資源と相談しつつ行っていたいところです。

『ガンダムジオラマフロント』
『ガンダムジオラマフロント』
▲ゲームを始めたばかりのころは、施設の数も防衛力も心もとない感じで、作れるMSも弱い量産機かもしれません。しかし、コツコツとがんばって作っていけば、最終的には鉄壁の要塞に!? 自分のペースで、かつ自分なりのやり方で、ジオラマを作っていきましょう!

 こうして作ったジオラマですが、同じゲームに参加しているユーザーが攻めてくる場合も。防衛施設を作っておけば、自動的に戦ってくれるので、侵攻を防げるように防壁で施設をかこったり、なるべく損害が少ないようにジオラマを組んでいきたいところです。施設の配置変更はいつでも可能で素材を消費することもありません。攻め落とすのが大変だったライバルのジオラマを参考にして作り直す……なんてこともアリですね。

 もっとも、同じジオラマを攻める場合でも部隊の編制や味方MSのタイプなどによって、戦況はガラっと変わります。ジオラマ作成がベースになっているゲームですが、戦闘も手軽かつ遊びこみがいがあるストラテジーとしてしっかりと楽しめます。

『ガンダムジオラマフロント』
▲ジオラマ作りということで、解説している写真からは地味な感じを受けるかもしれません。しかし、自分でやってみるとチマチマと作っていくのが楽しく、気が付くとハマってしまう魅力が。街を建設するタイプのSLGが好きな人も、この系統を遊んだことがない人も、一度体験してほしい作品です。

 今回はゲームの概要やジオラマの基本的な部分を紹介しました。次回も本作の魅力を伝えていこうと思いますので、どうぞお付き合いくださいませ~。

(C)創通・サンライズ
※画面は開発中のものです。

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