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2015年3月25日(水)

新機能は予想以上にハマる! 『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone with フォトスタジオ』体験レポ

文:ライターM

 セガが展開するアーケード用リズムアクションゲーム『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』。本作の最新バージョンである『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone with フォトスタジオ』について、年中無休で脳内みっくみくなライターMの体験プレイを掲載します。

『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』

 気分を盛り上げるべく『マジカルミライ2014』のBlu-rayを流していたら、ついつい最後まで見入ってしまってまったく仕事が捗らない今日このごろ。いい歳をした大人としてどうなのよと自問自答するライターMです。

『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』

 すでにご存じの方もいらっしゃると思いますが、シリーズ最新作『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone with フォトスタジオ』には、その名のとおり撮影機能“フォトスタジオ”が搭載されています。このモードでは、本作ならではの高画質PVを自由に撮影して、自分だけのフォトカード作りを楽しめます。

 まずは“フォトスタジオ”のベースとなっている、従来の“鑑賞モード”の概要を紹介しておきましょう。

■“鑑賞モード”とは……

 プレイヤー向けのオンラインサービス“DIVA.NET”に登録しているプレイヤーのみが楽しめるモードで、リズムアイコンを表示することなく、選んだ1曲のPVを最後まで楽しめます。このモードでは鑑賞中に8枚まで画面を撮影し、お気に入りのショットを2枚まで“DIVA.NET”に転送した後、PVフォトとして購入できます。なお、購入にはモジュールなどを購入する際に消費するVPが必要です。

『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』 『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』
▲撮影時は、ボタン1つで縦モードに切り替えられます。ただし、キャラクターが見切れることなくフォーカスするには慣れが必要です。
『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』 『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』
▲画面右下には撮影可能な残り枚数が表示されます。温存しすぎてもアレですが、計画的に撮影しないと8枚は“あっ”という間に消費してしまいます。

■『フォトスタジオ』をプレイ!

 『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone with フォトスタジオ』では、“鑑賞モード”終了後に画面右下の“フォトスタジオ”をタッチすることで、新機能へと移行します。なお、“フォトスタジオ”での印刷には、別途200円の追加クレジットが必要です。

『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』
▲コチラは筐体のプロトタイプです。

 まずは4種類の中から好みのレイアウトをチョイス。レイアウトは4種類あり、小サイズ9点、中サイズ4点、小サイズ5点&大サイズ1点の計6点、小サイズ8点&中サイズ2点の計10点から選べます。

『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』
▲レイアウトを決めるとスクリーンショットが仮に配置されます。もちろん写真は自由に入れ替え可能!

 レイアウトを選んだら、画面右側“イメージ”欄に表示されている撮影済みの画面写真を、画面左側の“プレビュー”へとドラッグ&ドロップして、好みのフォトカードを作成します。“イメージ”には撮影した8枚のスクリーンショットに加えて、タイトルロゴや撮影時に設定したモジュールのイメージカードなども用意されています。作成時間は3分と余裕があるので、納得いくまで作り直しましょう。

『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』
▲直感的に入れ替え操作が可能。なにやら不思議な背景のみのショットが混じっていますが、深く気にしてはいけません……はい、単なる撮影ミスです。

 写真が完成したら、画面右下の“印刷”ボタンを押して印刷開始! 印刷中は“DIVA.NET”へ転送することも可能ですが、ここで“送信せずに終了”を選ぶと、ちょっとしたお遊び要素を楽しめます。

『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』 『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』
▲“PV当てクイズ”や“モジュール当てクイズ”などが流れて、ちょっと楽しいです。中には、シリーズのファンでもなかなか手ごわい内容のものも!?

 完成品はコチラ。シール仕様のプリントということだったのでペラペラなのかと思いきや、厚みと光沢があるポストカードといった印象。しっかりした紙で、コストがかかっていそうでした。プリペイド型電子マネーや携帯電話、オーディオプレーヤーなど、さまざまなものにはれそうです。もちろん、はらずにかざったり、とっておいたりという使い方でも問題ないかと。

『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』
▲印刷直後なので表面のインクがこすれてしまわないかとビクビクしながら撮影していたところ、「普通に触っても大丈夫です(笑)」という突っ込みが……。

 新要素“フォトスタジオ”の内容はいかがだったでしょうか? 追加クレジットの部分で二の足を踏んでしまう方も少なからずいるのではと思いますが、実際にプレイしてみると思った以上にハマります。

 ただ、ベストショットを撮るにはそれなりの慣れが必要になるので、「見るだけならば余裕でしょ」と構えていると、真っ白い壁とか見切れた後ろ姿ばかりで泣きを見ることも……。ミクさんたちの最高の笑顔を収めるためにも、“鑑賞モード”で繰り返し予習したいところです。

『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』
▲通常のプレイではなかなかやらないと思いますが、PV鑑賞中に1枚も撮影しないとこうなります(笑)。なかなか貴重な写真なので、他のキャラの分も気になります。
『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』

(C) SEGA
(C) Crypton Future Media, INC. www.piapro.net piapro
記載の商品名および社名は各社の登録商標です。
『初音ミク』は歌うソフトウェアです。

データ

▼『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』
■メーカー:セガ
■対応機種:AC
■ジャンル:リズムアクション
■稼働時期:2013年11月21日

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