BLゲーム『東京陰陽師』に本編後のエピソードなどを追加したPS Vita版が2015年に発売

文：キャナ☆メン

　ヒューネックスのゲームブランド・dramatic createは、PS Vita用ソフト『東京陰陽師～天現寺橋 怜の場合～ V Edition』を2015年に発売する。価格は、パッケージ版が6,900円＋税、ダウンロード版が5,900円＋税。

　本作は、2014年6月に発売されたPC用ボーイズラブADV『東京陰陽師 ～天現寺橋怜の場合～』のPS Vita向け移植版。妖（あやかし）が跋扈（ばっこ）する現代の東京を舞台に、妖と人の繋がりを描いたストーリーが展開する。

　PS Vita版は、移植にあたって原作スタッフによるオリジナルエピソードやイベントCGが追加される他、ストーリー本編終了後のアフターエピソードが収録される。その他、ミニゲーム付きのアラーム、時報やリアクションボイスを収録したクロックモードも搭載予定とのこと。操作面では、タッチスクリーンに対応する。

▲主人公は、陰陽師を生業とする。ゲーム中では、調伏シーンなどをはじめ、エフェクト付のCGが多数使用されているのも特徴だ。

▲ゲーム序盤は、プレイヤー自由に仕事の依頼を選択できる。こなした依頼によって、その後のストーリー展開や攻略対象キャラクターの好感度が変化する。

■キャラクター紹介

▲主人公の天現寺橋怜（左）と、その式神にして攻略対象キャラクターのバサラ（右）。

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＜主人公＞
天現寺橋怜（てんげんじばし れい）

「僕は陰陽師だからね。……依頼を受けて妖を退治しただけのことだから」

　東京の片隅で、陰陽師として生計を立てている青年。妖を封じたり消滅させたりする力を持っているが、余程の理由がない限りは消滅させない。マイペースで、派手なものが苦手。真面目に物事を考えていたり、何かを企んでいたりするが、あまり顔には出ない。襖絵を描くのが趣味。

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＜攻略対象/※PS Vita版強化キャラクター＞
バサラ

「センセイの式神であるこのバサラに全部お任せ、ですよ」

　天現寺橋の式神。陰陽術はもちろん、人形や紙に姿を変えることができる。積極的に主人公を誘う毎日を送っている。成功確率は五分五分。普段は主人公の世話をしている。とても楽天家で、感情表現も豊か。創造主である天現寺橋のことを敬愛している……。故に、隙あらば主人公を誘っている。主人の機嫌を損ねると……？

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＜攻略対象＞
上大崎優（かみおおさき すぐる）

「本当、君はお米が好きだよね。それもいいけど、お魚とかお肉とかちゃんと食べないと……」

　陰陽師を生業とする青年。天現寺橋とは中学～高校の同級生。妖を封印、消滅させる力は天現寺橋流に劣るが、治癒能力を持っている。世話焼きで、付き合いが長い天現寺橋に対して口や手を出してしまう。経営者の立ち振る舞いが垣間見える一方、常に笑顔で和やかなオーラがある。素直で一途に人を思う性格。

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＜攻略対象＞
目黒将人（めぐろ まさと）

「ん？　あまり歓迎されていないみたいだな。ま、当たり前か」

　陰陽業をこなしているが、その活動場所や依頼は裏社会に関るものばかりで、謎が多い男。特に所属しているところはなく、適当に足を突っ込んでは去っていく一匹狼のような人物。上から目線だが、それに見合う実力を兼ね備えている。強気な性格で、力でねじ伏せる方法しか知らない。目的のためには手段を厭わず、投げやりな所も。

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＜攻略対象＞
四谷（よつや）

「羽織役に向かって何だ？　まったく、生意気な小僧め」

　騒ぎを起こした妖を引き取り、棲みつく妖たちを仕切っている、四谷一紋の“羽織役”。仲間思いで心は広いが、怒らせると怖い。存在を拘束したり、命令したり、呪殺する能力を持っている。天現寺橋の妖に対する考えに興味を示している。助力を求められれば応えるが、その分しっかりとお返しをもらうと断言している。

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(C)TYRANT/dramatic create

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関連サイト

• 『東京陰陽師～天現寺橋 怜の場合～ V Edition』公式サイト