『チェンクロ』×pixiv イラストコンテストの結果発表！ 審査員・岸田メルさんらのコメントも掲載

文：まり蔵

　本日3月27日に放送されたニコ生『チェンクロ×pixiv イラストコンテスト発表会』において、1月～3月にかけて実施された“チェンクロ×pixiv イラストコンテスト”の結果が発表されました。

　公式初となるイラストコンテストでは、『チェインクロニクル』に登場する勢力の1つ“副都”の新キャラクター部門、同じく勢力の1つ“九領”の新キャラクター部門、敵として描かれる“魔神”の新魔神部門の3つの部門に分けて作品を募集。2,000を超える応募作品の中から選ばれた最優秀賞と特別賞の作品は、ゲームに実装されます。

　この記事では、各部門の受賞作品を審査員を務めたイラストレーターの岸田メルさん、虹のコンキスタドールの重松佑佳さん＆根本凪さん、『チェインクロニクル』チーフディレクターの松永純さん、同ディレクターの山浦大輔さんのコメントとあわせて紹介していきます（※記事中は敬称略）。

▲左から山浦ディレクター、松永チーフディレクター、根本さん、重松さん、岸田メルさん。

【賞品】
・副都新キャラクター部門：最優秀賞（1名）賞金40万円、優秀賞（5名）賞金3万円
・九領新キャラクター部門：最優秀賞（1名）賞金40万円、優秀賞（5名）賞金3万円
・新魔神部門：最優秀賞（1名）賞金40万円、優秀賞（5名）賞金3万円

【審査員賞】
・岸田メル賞：賞金15万円＋岸田メルサイン入り色紙
・虹のコンキスタドール賞：賞金15万円＋虹コン（重松、根本）サイン入り色紙
・チェンクロ開発チーム賞：賞金5万円＋精霊石1,000個 or チェンクロ公式グッズ

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■ 副都新キャラクター部門 ■

最優秀賞

ユーザー名：GENJIN／作品ID：48669710

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チェンクロ開発チーム賞

ユーザー名：スズメユウ／作品ID：48711381

●開発者コメント

――選考を終えて、全体的にどのような印象を受けられましたか？

松永：想像していたよりもずっとたくさんのご応募をいただいて、しかもそのどれもチェンクロ愛とキャラを描くことそのものへの愛があって。本当にありがたいなと思いました。。

山浦：応募作品のキャラクターの方向性が多種多様で、どれを選んでいいのやらと思うくらいバリエーションが豊富でした。

――選考する際、特に重きをおいて見たポイントを教えてください。

松永：基本はやっぱり、顔がかわいい、もしくはかっこよくて、絵としてキャラが立っているものですね。その前提の上で、『チェンクロ』の世界観をくみ取っていただいているものを優先的に選ばせていただきました。

山浦：僕は、実際にゲームに実装されたらこんな感じかなと思い浮かべながら選びました。あとは、枠がはまってアルカナになった時に映えるかどうかという点は結構気にしましたね。

――特に印象的だった作品はありますか？

松永：いっぱいありましたけど、プロの作家さんと今後たくさん作品を作っていってもこれは出てこないだろうな、というイラストは印象に残りました。あとは、このキャラクターはどういう名前なんだろうとか、どういうドラマを背負っているんだろうとか、想像がふくらむものはやはり印象に残ります。最終的に選ばれたキャラクターにはストーリーを付けますので、そこは選考ポイントになりましたね。

山浦：魔神や九領は投稿される方にとっても、世界観的に結構わかりやすいテーマだったと思うんですが、実際のゲーム中もそうですが、副都はノンジャンルのような感じでしたので非常に難しかったのではないかと思います。選考している自分も、どこを見たらいいんだろうと迷いましたし。その中で個性と言いますか、ちゃんとキャラを立ててきた方の作品が光っていましたね。

松永：そうなんですよね。副都のキャラ立ては、実際の開発現場でも苦戦することが多いので。ただ副都は難しいがゆえに、高い画力と背負っている物語の両方が入っている絵が少なくて、逆に選びやすかったですね。魔神や九領のほうが、キャラが立てやすいぶん、激戦だったなという印象です。

――『チェンクロ』ファンにメッセージをお願いします！

山浦：最終的に選ばれた作品は、チェンクロのキャラとして、SDキャラクターやストーリーなどが付いてゲームに登場していきます。今からその時が非常に楽しみです。

松永：はい。義勇軍の仲間として、しっかりとお迎えするべく、責任を持って実装させていただきますので、ご期待ください！　そして今回ご応募してくださった皆様、本当にありがとうございました！

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■ 九領新キャラクター部門 ■

最優秀賞

ユーザー名：たわわ実／作品ID：48682768

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岸田メル賞

ユーザー名：紅緒／作品ID：48688572

●岸田メルさんコメント

――選考を終えて、全体的にどのような印象を受けられましたか？

岸田：皆さん『チェインクロニクル』の世界観に沿った絵を描かれたと思うのですが、カードゲームと言うことで「コントラストを付けなければいけない」とか「彩度を高くしなくてはいけない」とか「全体的に描き込まないといけない」といったルールに縛られた作品が多かったように感じます。どこかで見たことがあるような絵ばかりだなという印象でした。その中で、個性がありつつテクニックが光る作品がやはり目立ちましたね。

――選考する際、特に重きをおいて見たポイントを教えてください。

岸田：1つ目は顔のかわいさとカッコよさ。それが最優先です！　あとは、構図として目に入ってきやすいかどうか、メリハリがあって細部まで描かれているかどうかですね。

――特に印象的だった作品はありますか？

岸田：これだけ女の子が多い中、1人だけ超強そうなじいさんがいまして。女の子が続く中で、いきなりドーンってこれがくるとカッコいいなって思っちゃいますね（笑）。絵も普通に上手で、すごくインパクトがありました。

――もし『チェンクロ』のキャラクターを描くとしたら、どのようなキャラにしますか？

岸田：普段女の子ばかり描いているので、カッコいいイケメンのキャラクターがいいですね。

――『チェンクロ』ファンにメッセージをお願いします！

岸田：「オマエ、『チェンクロ』に関係ないのにナニ審査員やってんだ」という声があったんですが、そのへんは長い目で見ていただければと！

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虹のコンキスタドール賞

ユーザー名：ミヤジマハル／作品ID：48510527

●重松佑佳さん＆根本凪さんコメント

――選考を終えて、全体的にどのような印象を受けられましたか？

重松：想像していたよりキレイな作品が多くてビックリしました。副都や九領のコンセプトに合ったイラストばかりで。私、普段から『チェンクロ』を遊んでいるんですが、今からここで選ばれたキャラクターに酒場で会えるのがすごく楽しみです！

根本：どの作品もクオリティが高く、そのキャラクターを見ただけでストーリーが浮かんでくるような絵がたくさんあって、選ぶのが本当に難しかったです。

――選考する際、特に重きをおいて見たポイントを教えてください。

根本：“かわいさ”です！

重松：戦うゲームなので、持っている武器とかまとっている雰囲気とか、いろいろなところを見ました。

――特に印象的だった作品はありますか？

重松：私たち「虹のコンキスタドール」の衣装が描かれたイラストがありまして。これは印象に残りました（笑）。あと、白詰草をテーマにした作品ですね。薔薇とかではなく、白詰草というところが珍しくてとてもかわいいなと思いました。

根本：男性を描いた作品が結構投稿されていて、普通のイケメンだけじゃなく素敵なおじ様やおじいさんもいて。その中で、こちらをじっと見つめてくる男性キャラがいたんです！（笑）　もう目力がすごく強くて、なんともいえない魅力があって、すごく印象に残りました。

――『チェンクロ』ファンにメッセージをお願いします！

重松：『チェンクロ』はストーリーとセリフ、そしてイラストが魅力な作品だと思いますので、私たちが選んだキャラクターのお話やセリフを楽しんでいただければと思います！

根本：よろしくお願いします！

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■ 新魔神部門 ■

最優秀賞

ユーザー名：ZIS／作品ID：48709838

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　なお、キャラクターの実装にともない、担当声優を決める声優オーディションが3月27日～5月23日にかけて開催されます。オーディションは“一般の部”と“プロの部”の2部門で実施。一般の部は“チェンクロ開発チーム賞”、“岸田メル賞”、“虹のコンキスタドール賞”のキャラクターで、プロの部は各部門の最優秀作品のキャラクターとなります。詳細は『チェインクロニクル』公式メンバーズサイトでチェックしてください！

(C) SEGA/(C) SEGA Networks

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