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2015年3月27日(金)

10周年の『戦国BASARA』と開府500年を控える甲府市が連携! 地方自治体とゲームが“地方創世”を推進

文:電撃オンライン

 カプコンは、2019年に開府500年を迎える山梨県の甲府市と、人気シリーズ『戦国BASARA』の武田信玄を中心としたキャラクター活用を通して地域活性化や観光振興を図る目的で、地域活性化に関する包括協定を結んだ。

『戦国BASARA』
『戦国BASARA』
▲『戦国BASARA』シリーズに登場する武田信玄。

 『戦国BASARA』シリーズは、戦国時代の武将や史実をモチーフにしながらも、ユニークで斬新な世界観を創造したスタイリッシュ英雄(HERO)アクションゲーム。2005年の家庭用ゲームでの第1作発売以降、魅力的な世界観をアニメ、舞台など幅広い分野へ展開してきた。近年では地方自治体との協力にも推進し、これまでも宮城県知事選挙では伊達政宗を選挙啓発ポスターに起用することで、若年層に訴求し、投票率アップに貢献してきた。

 今回の包括協定は、開府500年に向けて山梨県内外からの観光客誘致に取り組む甲府市より、『戦国BASARA』のキャラクターを活用した地域活性化の実績のあるカプコンと協力し、人を惹きつけ賑わいを創出する施策を展開していきたいと申し出があったことから実現したという。その第1弾として、“こうふSAMURAI WiFiプロジェクト”を活用した、武田家関連施設を巡るスタンプラリーが予定されている。

 取り組み概要は以下の通り。

(1)開府500年事業の推進に関すること……甲府市の歴史・伝統などとの連携を図り、“こうふSAMURAI Wi-Fiプロジェクト”の推進など、さまざまな事業の実施により、開府500年への機運の醸成を図る。
(2)国内外に対する観光振興に関すること……国内外で人気の高い武将キャラクターの活用による、トップセールスや各種イベントにより、相互のブランドイメージの向上を目指す。
(3)観光情報の発信に関すること……相互の連携した取組みや、イベント情報の発信により、相互の魅力向上を図る。
(4)その他市政の推進及び地域活性化に関すること……甲府大好き祭りや信玄公まつりなどのイベントとの連携や、その他市政の推進及び地域活性化に関する事業と連携を図る。

『戦国BASARA』
『戦国BASARA』
▲シリーズ最新作『戦国BASARA4皇(スメラギ)』は、2015年夏にPS4とPS3で発売予定だ。

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