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2015年5月4日(月)

『戦国BASARA4 皇』や『大逆転裁判』トークショウをレポート。千利休のストーリーはシリアスで泣けるものに

文:イトヤン

 5月3日~5日にかけて徳島県で開催中の“マチ★アソビ Vol.14”。ここでは、新町橋東公園ステージで行われた“カプコン プロデューサーズ クロストーク! inマチアソビ”の模様をお届けする。

“カプコン”ステージ
▲小林裕幸プロデューサー(左)と、小嶋慎太郎プロデューサー(右)。

 ステージには、7月23日発売のPS4/PS3用ソフト『戦国BASARA4 皇』を手掛ける小林裕幸プロデューサーと、7月9日発売の3DS用ソフト『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』を手掛ける小嶋慎太郎プロデューサーが登壇。

 上記2タイトルの他、2008年にPS3で発売された『デビル メイ クライ 4』をPS4/Xbox One用にリメイクした『デビル メイ クライ 4 スペシャルエディション』を加えた3タイトルについて、2人のプロデューサーが語り合うという内容になっていた。

“カプコン”ステージ
▲『逆転裁判』シリーズでおなじみの“異議あり!”のセリフが書かれたプラカードなどの小道具も。

 トークは、小林プロデューサーによる『戦国BASARA4 皇』の話題からスタート。総勢40名ものプレイヤー武将が登場するという圧倒的なボリュームや6大コラボDLCなど、本作の魅力が一気に紹介された。

 特に興味深かったのは、完全新規プレイヤー武将の“千利休”だ。小嶋プロデューサーも「おもしろいキャラですよね」と語っていたように、二重人格でしかも超能力が使えるということから、イロモノキャラとして見られがちな千利休。

 しかし小林プロデューサーによると、彼のストーリーは“かなりシリアスで泣けるもの”になっているとのことだ。

“カプコン”ステージ
“カプコン”ステージ

 続いては『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』の話題に。こちらも英国の法廷での“陪審バトル”や、名探偵ホームズとの“共同推理”など、本作ならではの特徴が紹介された。

 また、主人公の成歩堂龍ノ介を演じる下野紘さんをはじめ、本作の声優陣が紹介されるたびに観客が大きな反応を見せていた点も興味深かった。

 なお、会場に設置されたカプコン試遊ブースにて上映されている本作のPVでは、下野紘さんによる“マチ★アソビ”限定のメッセージも見られるとのことだ。

“カプコン”ステージ
“カプコン”ステージ

 3つ目の話題は『デビル メイ クライ 4 スペシャルエディション』について。本作で新たに収録された日本語音声で、ネロ役の石川界人さんとダンテ役の森川智之さんによる、熱い声優対決が楽しめる点についても触れられていた。

 また、本作ではバージル、レディ、トリッシュの3キャラが、新たにプレイヤーキャラとして使用可能になる。なかでもバージルに関しては、オリジナル版のディレクターを務めた伊津野英昭さんの手により、専用のゲージを使った刀のアクションが用意されているとのこと。

 このアクションについては「かなり力の入ったものになっている」と、小林プロデューサーは語っていた。

“カプコン”ステージ
“カプコン”ステージ

 イベントの最中は小雨が降り続けるというあいにくの空模様だったが、それでも多くの観客が熱心にトークに耳を傾けていた。今後も続々と発売されるカプコンのタイトルから、目が離せなくなりそうだ。

“カプコン”ステージ
▲今回紹介された3タイトルがコラボしたトートバッグや緑茶・紅茶缶といった、会場の物販ブースで販売されている限定グッズも紹介されていた。

(C)CAPCOM CO., LTD. 2015 ALL RIGHTS RESERVED.
(C)CAPCOM CO., LTD. 2008, 2015 ALL RIGHTS RESERVED.
ILLUSTRATIONS:Kazuma Kaneko/ATLUS

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