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2015年5月25日(月)

『マグナメモリア』CBTレビュー。同じ色のタイルをそろえるバトルにハマる!

文:滑川けいと

 ゲームロフトが5月28日に配信予定のiOS/Android用アプリ『マグナメモリア』。瞬時の記憶力とタップの素早さが試されるバトルシステムが注目される、本作のクローズドベータテストについて、レビューしていきます。

『マグナメモリア』

 『マグナメモリア』は、SFファンタジーを舞台にしたRPG。考古学者である主人公は、高度な科学技術を持っていながら滅亡してしまった古代文明の謎を解き明かすために旅に出ます。

 冒険には危険がつきもの。道中で発生するバトルを、編成した自慢のチームで戦い抜いていきましょう。

『マグナメモリア』
▲クエストは、“エナジー”を消費しながら進めていきます。
『マグナメモリア』
▲案内人である、少女型AIの“ティケ”。彼女と会話しながら物語を進めていくことになります。
『マグナメモリア』
▲“タイムライン”には、他のプレイヤーの行動が表示されています。エナジーを消費すれば援護を行い、簡易的な協力プレイを楽しめます。

■記憶力が重要なタイルマッチバトル

 バトルでは最初に、制限時間内に画面下部の伏せられている6×5のタイルの中から好きなものを選びます。タイルには絵柄(属性)が描かれており、めくって同じ属性を1組そろえればその属性に対応したユニットが攻撃してくれるのです。

 こうしてルールを書くと少し難しい気がしますが、同じ色のタイルをマッチさせると言えばイメージしやすいのではないでしょうか。

『マグナメモリア』
▲そろった組に応じて、どんどん攻撃力がアップします。目指せパーフェクト!

 「めくってそろえていくのなら、運要素が強そう」と感じる方もいると思いますが、そんなことはありません。本作のバトルでは、まずターン開始時にタイルが順次めくれていき、どこに何が配置されているかを確認することができます。

 この時にすべての配置を覚えておけば、サクッとパーフェクトがとれるのです。ただこの時目を離してしまうと、ひとつもそろえられず、攻撃できないということも(体験談)。

『マグナメモリア』
▲ターンが始まると、次々にめくれていきます。この後から最初のタイルを選ぶまでは時間は経過しないので、じっくり考えましょう。

 先ほど「サクッとパーフェクトがとれるのです」と言ってしまいましたが、瞬時に6×5、計30枚のタイルの属性の位置を覚えるのは考えているよりも大変です。

 序盤のステージは同じ属性のタイルが固まっているので比較的覚えやすいのですが、クエストを先に進めていくと属性のタイルがバラバラでに配置されて、1組をそろえるのも難しくなってきます。

 あたふたして1組もそろえられずに攻撃できない、というのは一番避けたいこと。ですので、自分のチームの中で攻撃させたい属性のタイルに目星をつけ、プレイしましょう。そうすることで、攻撃できない、ということは避けられるハズです。

『マグナメモリア』
▲制限時間内であれば、どれだけ間違えてもOK。素早く、積極的にどんどんめくっていくのがオススメ。

 先に進むほど組をそろえるのは難しくなりますが、そのかわり組がどんどん成立していく時の爽快感は、かなりのもの。何よりも記憶力が重要なので、モノを覚えることに自信のある方はぜひプレイしてみてください。

 覚えようと集中するため、脳を鍛えるのにも向いているかもしれませんね。

■熟考して結成したチームでバトルを勝ち抜け

 本作のバトルは、祭壇(ガチャ)やクエスト報酬で手に入れたユニットを最大4人まで組み入れて作った“チーム”で戦うことになります。お気に入りのユニットを組み合わせ、チームを結成していきましょう。

『マグナメモリア』
▲ユニットにはそれぞれコストがあり、合計値がチームの最大コスト内におさまるようにチームを組む必要があります。
『マグナメモリア』
『マグナメモリア』
『マグナメモリア』
▲個性豊かなユニットたちが登場。ユニットには、アタッカーやディフェンダーなど、さまざまな戦闘タイプがいます。

 火は木に強い、木は水に強いといったように、相性が設定されています。出現する敵との属性の相性を考えながら編成することでバトルを有利に進められるのですが、本作ではチーム編成をするもうひとつのポイントがあります。

 それが“連携技”です! チームに入れたユニットの組み合わせによっては、連携技が出現。バトルで発動するようになるのです。

 手持ちのユニットの中から、どれとどれを組み合わせれば連携技になるのだろうと模索しながらチームを作るのは楽しいです。手に入れた情報によりますと、連携技は100種類以上あるのだとか。

『マグナメモリア』
▲連携技“大破壊”が発動! ド派手な演出も見ものです。

 連携技は、その連携を行うユニットが攻撃した時に一定確率で発動します。通常の攻撃も行ってくれるため、連携技はメリットだらけ。できるだけ多くの連携技が発動できるようなチームを組むといいでしょう。

『マグナメモリア』
▲連携技の発生率や威力は事前に確認可能。強い連携技が発動するユニットが攻撃してくれるよう、めくるタイルの目星をつけるのもいいですよ。

■エアクラフトでお宝探しに出かけよう

 ある程度クエストを進めると、“エアクラフト”を使用できるようになります。エアクラフトは、さまざまな場所の調査をお願いするシステム。調査に成功すると、ユニットを進化させるためのアイテムが手に入るのです。

 この調査には時間が必要で、調査場所によってかかる時間は異なります。調査に向かわせたあとも通常通りクエストはプレイできるため、筆者は、“エアクラフト”でアイテムの調査を依頼する→クエストを進めながら調査結果を待つ、という流れで効率よくプレイしました。

『マグナメモリア』
▲調査に向かっている途中、コインを投資することで報酬の発見率を3段階まで上げられます。
『マグナメモリア』
▲見事報酬をゲット! 特に制限はないため、つねに調査に出しておくといいですね。
『マグナメモリア』
▲調査できる場所は、最初はひとつだけ。アイテムやコインを投資することでアップグレードでき、行ける場所が増えていきます。

 これまで配信されたアプリにも、ポーカーやスピードなどトランプゲームのシステムを取り入れたものがありましたが、同じ色のタイルをマッチさせるというのは筆者は初めて耳にしたような気がします。

 しっかりバトルシステムに馴染んでいて、指先ひとつでポンポンとプレイできるため、アプリとの相性はかなりよかったです。前述したように、記憶しようと集中することから頭の体操にもなるので、プレイしてみてはいかがでしょうか?

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データ

▼『マグナメモリア』
■メーカー:ゲームロフト
■対応端末:iOS/Android
■ジャンル:RPG
■配信日:2015年5月28日
■価格:基本無料/アイテム課金

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