『GT6』で“GTアカデミー”オンライン予選ラウンド4が開幕。日産 GT-R LM ニスモを入手しよう

文：キャナ☆メン

　SCEが発売する『グランツーリスモ』シリーズと日産自動車のコラボレーションによるドライバー発掘・育成プログラム“GTアカデミー”について、PS3用ソフト『グランツーリスモ6』で行われるオンライン予選ラウンド4が、6月2日16：00～16日15：59にかけて開催中だ。

　『グランツーリスモ6』をプレイし、オンライン予選ラウンド4を完走すると、タイムにかかわらず使用車種の“日産 GT-R LM ニスモ”をゲーム内で入手できる。なお、オンライン予選ラウンド4にエントリーするためには、6月16日15：59まで開催中のオンライン予選ラウンド1～3でブロンズトロフィー以上を獲得する必要がある。オンライン予選ラウンドは、開催期間中であればいつでもラウンド1からスタートできる。

■“オンライン予選ラウンド4”概要
【開催期間】2015年6月2日16：00～16日15：59
【使用車種】日産 GT-R LM ニスモ
【使用コース】サルトサーキット

▲サルトサーキットを走る“日産 GT-R LM ニスモ”のスクリーンショット。

■日産 GT-R LM ニスモ

　2014年春、日産自動車はGT-Rの名前を冠したマシンを翌年のル・マン24時間レースのLMP1 Hybridクラスで走らせることを発表した。そして、2015年の2月に披露したマシンは、誰もが想像していなかった革新的な構造を持っていた。

　1999年のR391以来、16年ぶりのプロトタイプ・レーシングカーとなる“GT-R LM ニスモ”と名付けられたそのマシンは、時流とは大きく異なるフロント・エンジンを搭載。しかも駆動輪は前輪、つまりFFのレイアウトだった。フロントにエンジンを搭載することで車体全体のデザインの自由度を広げ、空力的に有利なスタイリングを実現したのだ。

　ボディは、モノコックもアウターパネルもカーボン製で、最低重量は880kg。長大なノーズの下に収められるのは、3LのV6直噴ツインターボで、エネルギー回生システムが組み合わせられている。

　ル・マン24時間レースで“日産GT-R LM ニスモ”をドライブするのは、日産生え抜きのドライバーであるミハエル・クルムと松田次生、GTアカデミーの卒業生であるルーカス・オルドネスとヤン・マーデンボロー、その指導者的な役割を果たしたアレックス・バンコム、元F1ドライバーのマルク・ジェネとマックス・チルトン、そしてスポーツカー・レースでの実績を持つハリー・ティンクネルとオリビエ・プラという強力な布陣である。FIA世界耐久選手権に開幕から2台を走らせ、ル・マン24時間のみ3台体制で総合優勝を狙っていく。

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