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2015年7月2日(木)

『魔壊神 トリリオン』の魔王育成はラストにも影響? 7月23日に発売が迫る本作の概要を総まとめ【後編】

文:電撃PlayStation

 7月23日発売のPS Vita『魔壊神トリリオン』。魔王(ヒロイン)を育成し、1兆のHPを誇るトリリオンを倒すRPGとなっている。前回の記事では、本作のストーリー、ゲームの流れ、ヒロインに焦点をあてて紹介した。

⇒【前編】の記事はコチラ

『魔壊神トリリオン』
▲ヒロインである魔王は全員が七つの大罪にちなんだ刻印を持ち、それに応じた性格を持つ。ルゥシェは“傲慢”の刻印どおり高飛車な性格だ。

 今回は、ヒロイン育成のシステムとトリリオン戦の内容に注目。想像以上に奥が深い育成と、サンプル版ROMからかなり難易度の高いことが判明したトリリオン戦の詳細を解説していく。

■“修錬”で経験点をためて、パラメータに割り振れ!

 魔王(ヒロイン)の育成は、進撃してくるトリリオンが休眠している間に行う。トリリオンが覚醒するまでの期間に、いわゆるトレーニングに当たる“修錬”や疲労度を下げる“骨休め”、ダンジョン探索でレアアイテムや大量な経験点を得る“千刃の谷”などのコマンドを選択していき、取得した経験点を各パラメータに割り振ることで魔王を強化できる。

『魔壊神トリリオン』
▲育成のメイン画面。トリリオン覚醒までの期間を考慮して、コマンドを選択していく。
『魔壊神トリリオン』
▲修錬には6つのコマンドが存在。闘気、魔力、術式など、各パラメータにそった経験点をためていこう。

■エンディング分岐にも影響する親密度

 修錬の合間に交流などをすることで魔王との親密度は上昇していく。親密度が高まると、発生するイベントがよりラブラブなものになったり、エンディング分岐にも影響していく。交流やプレゼントを与えることでも親密度は上がっていくので、魔王との甘いイベントを目指してハートをつかんでいこう。
『魔壊神トリリオン』
▲修錬中に発生するイベントには選択肢が含まれているものがあり、それによって得られる経験点やアイテムが変わってくる。
『魔壊神トリリオン』
▲魔王とのイベントは思わずニヤニヤしてしまうものがたっぷり用意されている。いわゆるギャルゲー好きの人も楽しめる要素だ。

■超絶過酷なトリリオン戦

 トリリオンが覚醒したら、育成中の魔王をトリリオンと戦わせなければならない。編集部に届いたサンプル版ROMでのプレイ感としては、トリリオン戦は相当難しい。バトルは同時ターン制で進行し、画面奥から手前に進撃してくるトリリオンと戦う。

『魔壊神トリリオン』
▲トリリオンはマップの一番手前の防衛ラインを目指して進んでくる。魔王が死ぬか、防衛ラインを突破されるまでに、どれだけトリリオンにダメージを加えることができるかがカギとなる。

 トリリオンの行動にはすべて発動予告がともなう。“発動スキル”、“発動範囲”、“発動までのターン数”が表示されるので、それらを考慮に入れた行動を求められる。詰め将棋的発想で先を読んでいくのが非常に楽しいバトルだ。

『魔壊神トリリオン』
『魔壊神トリリオン』
▲発動予告は1つだけではない。複数の予告が時間差でなされていくので、ターン数も考えつつトリリオンに接近していくことになる。

■死に様に乙女が見せる最期の一撃

 1兆のHPをもつトリリオンは簡単には倒せない。どんなにゲームがうまいプレイヤーでも、6人の魔王たちから犠牲を出すことになるだろう。そこで、彼女たちのHPが0になる際に放つ“死に様スキル”によって、次に戦う魔王にバトンを繋いでいく必要がある。

『魔壊神トリリオン』
▲苦痛に顔をゆがめる魔王。死に際にはこれでもかというほど彼女たちの絶叫を聞くことになる。

 死に様スキルは数種類存在する。下記のようなスキルを、次の魔王の特徴やトリリオンの残りのHPによって選び、6人の魔王が死ぬ前にトリリオンを討伐しなければならない。

・刹那の一撃:超絶ダメージを与える
・部位封印:トリリオンの部位に武器を突き刺して、部位のスキルを恒久的に封印する
・魔魂転生:次の魔王の戦闘時に仲間キャラとして参戦する
・破邪結界:結界によってトリリオンを足止めし、次の魔王の育成期間を大きく延ばす
・武具絶化:次の魔王の武器が超絶パワーアップする

『魔壊神トリリオン』
▲スキルの使用も長い目で考えて戦略的に選択しなければならない。

 『魔壊神トリリオン』に関しては、7月9日発売の電撃PS Vol.594で総まとめ記事を掲載。本誌ライターによるレビューも掲載されるので、気になっている人はぜひチェックしてほしい。

(C)2015 COMPILE HEART/PREAPP PARTNERS

データ

▼『電撃PlayStation Vol.594』
■プロデュース:アスキー・メディアワークス
■発行:株式会社KADOKAWA
■発売日:2015年7月9日
■定価:657円+税
 
■『電撃PlayStation Vol.594』の購入はこちら
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