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2015年7月2日(木)

“バイオハザード・ザ・リアル3”で近未来体験。弾薬数やライフが視界に表示される!

文:喜一

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにて、7月3日~11月8日の期間で開催される“バイオハザード・ザ・リアル3”をひと足先に体験できたので、その模様をお届けする。

“バイオハザード・ザ・リアル3”

 “バイオハザード・ザ・リアル3”は、リアルなゾンビ集団と戦闘を繰り広げるシューティング型サバイバルホラー・アトラクション。ゲーム『バイオハザード』を緻密に再現している点も魅力だ。

■プロジェクション・ゴーグルを駆使した“バイオハザード”はさらにリアルへ

 アトラクションへと挑戦する前に配布されたのは、プロジェクション・ゴーグルと呼ばれるものものしいゴーグル。言われるがままに装着してみると、左目に“Umbrella”のロゴマークが表示された。

 驚いているのも束の間、そこからU.B.C.S.隊員にゴーグルの起動処理をしてもらうと、ターゲットマーク、自分が持つハンドガンの弾数とライフゲージが視界に表示された。

 まさに『バイオハザード』の中に入り込んだようなワクワクを感じながら、いざアトラクションへ。詳細はネタバレになってしまうので書けないが、道中の緊迫感やおなじみのアイテムが見つけられた時の楽しさはゲーム版そのままだった。

“バイオハザード・ザ・リアル3”

■川田将央氏とジェームズ・バンス氏にアトラクションの出来栄えを直撃

 “バイオハザード・ザ・リアル3”を監修する川田将央氏とジェームズ・バンス氏から直接お話しをうかがうことができたので、その模様をお届けする。

“バイオハザード・ザ・リアル3”
▲川田将央氏(写真左)とジェームズ・バンス氏(写真右)。

――“バイオハザード・ザ・リアル3”を実際に体験してみていかがでしたでしょうか。

川田:今回はタイトル通り3度目となるのですが、年々リアルさや恐怖感がグレードアップしていると感じました。作っている側としても、3ではかなりハイスペックなことに挑戦していると思います。

バンス:プロジェクション・ゴーグルを使用するアトラクションを作りたいという提案をユニバーサル・スタジオ・ジャパンさんからいただいた時は、ゲームをするうえでは理想的ですが、実際に作るとなるとかなり難しいのではないかと思っていました。

 ですが、体験してみると見事に再現できたように感じます。機関銃を使う爽快感なども盛り込めた他、銃の反動なども再現できました。銃を撃てすぎてしまうと恐怖感が薄れてしまうとの思いもありましたが、うまく調整できたため、大変満足です。

川田:『バイオハザード』は、サバイバルホラーというジャンルで、作っておりまして、ひと筋縄ではいかないゲーム進行を主軸においています。今回は前回と比べて、銃をたくさん撃てますが、『バイオハザード』としてのおもしろい部分をしっかりと共有できています。

――3度目となる今回ですが、過去2回との大きな違いはどこでしょうか?

川田:やはり、プロジェクション・ゴーグルを使用するという点は大きく変わった点です。これを使うことで、弾数やダメージを受けたことがひと目でわかるようになっています。より深く『バイオハザード』の世界を体感できるようになっています。

 また、前回登場したキャラクターが今回も登場します。また、新しいキャラクターが1体使いされていますので、『バイオハザード』を知っている方もかなり楽しめるものに仕上がっています。

■コラボフードを食べて“S.T.A.R.S.”IDカードを作ってみた

 “バイオハザード・ザ・リアル”と言えば、コラボフードということで、フィネガンズ・バー&グリルで食べてきた。写真と一緒にお届けしていく。

●『ラクーン・ポリス』/価格:700円(税込)

 柑橘系の果肉が含まれた銃の形をした氷とさわやかな甘みが特徴の『ラクーン・ポリス』。ワンポイントにそえられたスターフルーツが、夏の疲れを癒してくれる……。ちなみに、ノンアルコール。

“バイオハザード・ザ・リアル3”

●『アンブレラ・サバイバル・プレート』/価格:1,850円(税込)

 肉、芋、肉な組み合わせが食欲をそそるこのひと品。唐辛子が含まれているスパイスをふりかければ、少し刺激的に。メインにそえられている鳥肉は、ナイフで細かく切って食べてもいいが、個人的には骨の部分を持って豪快に食べてほしい。

“バイオハザード・ザ・リアル3”

●“S.T.A.R.S.”IDフォト/価格:1,300円(税込)

 “バイオハザード・ザ・リアル3”の出口付近にあるワンダーピックス内で作れる“S.T.A.R.S.”IDフォト。自分の顔写真と名前を入れることができるファン必携のアイテムだ。

“バイオハザード・ザ・リアル3”
▲撮影係のお姉さまの「勇敢な顔で」という注文に、真顔で応えた。
“バイオハザード・ザ・リアル3”
“バイオハザード・ザ・リアル3”
“バイオハザード・ザ・リアル3”

■夏の風物詩? “ウォーター・サプライズ・パーティ”に潜入

 実は“バイオハザード・ザ・リアル3”以外にも、1つだけ夏らしい体験をしてきた。一般のゲストとエンターテイナーが水を使うお祭り“ウォーター・サプライズ・パーティ”だ。

“ウォーター・サプライズ・パーティ”

 子どもたちの楽しそうな笑顔を見守りつつ、パーティの開演を待っていた筆者。いざ始まってみると、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを代表するキャラクターたちも登場し、大盛り上がりになった。

“ウォーター・サプライズ・パーティ”

 “バイオハザード・ザ・リアル3”でスリルを感じて涼しくなったり、“ウォーター・サプライズ・パーティ”で物理的に涼しくなったりして、この夏のユニバーサル・スタジオ・ジャパンも大いに楽しめそうだ。

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