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2015年7月3日(金)

『うつぶせねるたろう』は働き者の現代人を救う? 負の感情を寝具に変えてほっこり

文:電撃オンライン

 学業に仕事に家庭にと、何かと時間に追われて忙しい現代人……。私たちにとって、1日の中での数少ない安息の時間となるのが“睡眠”です。しかし中には、良質で十分な眠りを取れていない方も多いのではないでしょうか。

 『うつぶせねるたろう』は、そんな人たちのストレスを解消しつつ、快眠した気分にもさせてくれる(かもしれない)iOS/Android専用アプリです。6月30日に配信された本作を早速遊んでみたので、その魅力を簡単にご紹介していきます。

『うつぶせねるたろう』

■マイナスの感情を“寝具”に変えてプラスの感情に

 ゲームの内容はいたってシンプル。自分のねむい、さむい、いたい、つらい、といった負の感情を収集し、それを“ねるたろう”の寝具に変えて、より良い睡眠を提供してあげるという育成シミュレーターです。

『うつぶせねるたろう』
▲“ねるたろう”という直球なネーミングと見た目のかわいさが、なんとも言えません。

 ゲームを起動してみると、何とも硬そうな場所にうつぶせで“ざこ寝”している“ねるたろう”の姿が。このままではちょっとかわいそうなので、さっそく寝具を作ってみることに。

『うつぶせねるたろう』

 寝具は、ネガティブな気持ちを“快眠ゲージ”に一定量チャージすることで作れます。そのためにも、自分の分身となるキャラに栄養ドリンクを飲ませて起こし、ネガティブな気持ちを呼び覚ましてあげましょう。この“栄養ドリンクで無理矢理起きる”という行為に、つい昔の苦い思い出が……。

『うつぶせねるたろう』
▲栄養ドリンクで無理矢理起こし、ネガティブな感情(ふきだし)をタップして収集。日ごろのストレスを画面にぶつけましょう。

 ふきだしは時間経過でどんどん増えていきます。種類はランダムですが、今の自分と同じ感情をひたすらタップしている時は爽快でした。

 そうこうして“快眠ゲージ”が最大まで溜まると“ねるたろう”の寝具が作られ、睡眠環境が改善されます。これを繰り返して、“ねるたろう”を至高の眠りへと導いてあげるわけです。

『うつぶせねるたろう』
▲初めての寝具“オフトゥン”は、とってもあたたかそう。筆者もいっしょにオフトゥンに潜りたいです……。

 このゲームのもう1つの癒しポイントが猫ちゃん。画面右上のアイコンをタップすると、寝ている“ねるたろう”のそばに3匹の猫が寄ってきてくれるんです。自分のような猫好きには、たまりませんね!

『うつぶせねるたろう』
▲この猫たちも、“ねるたろう”に負けず劣らずのかわいさ。余談ですが、つい最近自分に新しい家族(猫)が増えました。

 特定の条件を満たすとボーナスステージに突入します。その間、「これでもか!」と言わんばかりにネガティブな感情があふれ出てくるので、“快眠ゲージ”を一気にためる大チャンスです!

『うつぶせねるたろう』
▲“ボーナスステージ”は新たな寝具を入手した時の他、突発的に発生することもあります。
『うつぶせねるたろう』
▲制限時間は10秒。あふれ出るネガティブな気持ちを集め放題です。

 作った寝具は、“ねるたろう”の何ともゆるっとしたコメント付きで図鑑に登録されます。遊んでいるうちに「次はどんなものが出てくるんだろう?」という期待が高まり、思わず寝具収集にも熱が入ってしまいました。

 また、ゲームを進めていくと思いもよらぬ寝具との出会いも。さらに、寝具を集める過程によって、異なるエンディングを迎えるとのことですが……?

■『うつぶせねるたろう』は現代人を救う?

 本作の魅力は、普段吐き出したくてもなかなかできない「疲れた!」「眠い!」といった自分のマイナスな気持ちを、“ねるたろう”の健やかな眠りを助けてあげる、というプラスの方向へ昇華させられる点です。

 幸せそうに眠る“ねむたろう”の姿、その周りでゴロゴロする猫たち……。見ているだけで、休日に日なたでうたた寝をしているかのような、ほのぼのとした気持ちにさせてくれます。毎日の学業や仕事に追われている人こそ、ちょっとした空き時間に遊んでみてほしいですね。

『うつぶせねるたろう』
▲普段から仰向けで寝る自分も、今晩あたりはうつ伏せで寝てみようと思います。

(C) PAON DP Inc.

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