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2015-07-10 22:34

置鮎龍太郎さん×木村昴さん対談『ACTORS-Drama Edition- WEST』インタビュー完全版

文:ガルスタオンライン

 天翔学園に通う生徒たちを演じるキャスト陣が、有名ボカロ曲を歌い上げる『ACTORS』シリーズ。その初のドラマCDが、ボリュームたっぷりな前後編で楽しめる『ACTORS-Drama Edition-』が絶賛発売中♪ 天翔学園の修学旅行の模様が描く本作では、東日本への旅行を選択した生徒たちの姿を前編となる『EAST』、西日本への旅行を選んだ教師や生徒たちの様子を後編の『WEST』で堪能することができる。

 『WEST』に出演した、葛野大路颯馬役の置鮎 龍太郎さんと丸目千熊役の木村昴さんに直撃取材! インタビューのテーマは、ズバリ「旅行」! 電撃Girl’sStyle7月号に掲載しきれなかった部分を含めた、完全版をお届けしていく!

置鮎龍太郎さん×木村昴さん対談『ACTORS-Drama Edition- WEST』インタビュー完全版
置鮎龍太郎さん×木村昴さん対談『ACTORS-Drama Edition- WEST』インタビュー完全版

――ご自身が旅をするとしたら、どんな移動手段を選びますか?

置鮎:長距離ドライブをしたことがないので、車で遠くに行ってみたいなという気持ちはありますね。

木村:車だと自由がききますし、天気がいい日だと気持ちがよさそうですよね。

置鮎:そうそう。でも、その時間がとれないというよりも体力的に眠くなってしまうんじゃないかという思いがあって、まだ実行できていません(笑)。

木村:僕は空港が大好きなので、旅をするのなら飛行機がいいですね。なんていうんでしょう……、あの“エアポート感”が好きなんですよ。

置鮎:それ、英語にしただけじゃない(笑)。

木村:(笑)。空港に行くと、ここから旅が始まるんだという感じがすごくするじゃないですか。沖縄によく行くので空港をわりと利用するのですが、飛行機で行くのも楽しみの1つなんです。いつか、お仕事をがんばってファーストクラスで海外に行けたらいいななんて思いますね。

置鮎:沖縄にはいまだに行ったことないんだよ。

木村:本当ですか? (指をならして)行くべきですよ! ぜひ行ってください。本当にいいところなんですよ。しかも、今回の収録で颯馬と千熊が行く場所も沖縄ですから!

――ちなみに、北海道に行かれたことは?

置鮎:仕事で行ったことがあるくらいですね。夏の北海道とか行ってみたいなぁ。東京の夏よりは過ごしやすそうな、さわやかなイメージがありますね。完全にイメージで話してしまって申し訳ないんですけど(笑)。

木村:北海道というと雪を連想しがちですが、確かに夏は過ごしやすそうな印象がありますよね。沖縄は1月にパーカーを1枚着ていれば大丈夫なので、気温でいえば夏の北海道と冬の沖縄がベストかもしれません。

――沖縄には冬に行かれるんですか?

木村:基本的に冬に行きますね。夏場は、現地の方は暑くてあまり家から出ないんですよ。なので、夏場に沖縄にいる方はほぼ観光客ですね。冬場は観光客が少なめなので、より現地の方とコミュニケーションをとることができます。

置鮎:コミュニケーションをとりたいの?

木村:そうなんです。沖縄の方々の人柄があったかくて、本当にステキなんですよ。あと、テンポ感も好きですね。

置鮎:のんびりしているということ?

木村:そうです。僕にすごく合うんですよ。話しててすごく心地いいんですよね。

置鮎:それ、向こうの方がただうなづいてるだけとかじゃなくて?

木村:そんなことないですよ(笑)。ちゃんと僕の話を聞いてくれてます! 方言をたくさん教えてもらえたので、実際に使ってみたりもしてますよ。

――旅先はにぎやかな場所と静かな場所なら、どちらがいいですか?

置鮎:どっちだろう……。ずっとテンションが高いのも疲れてしまうので、緩急が楽しめる場所だと一番いいですね。

木村:僕はにぎやかといいますか、陽気な人たちがいる、のんびりした場所がいいですね。

置鮎:沖縄とか?

木村:そうですね。沖縄の陽気であたたかい人柄と、時間に追われていない雰囲気が好きですね。映画でしか見ないと思っていたんですが、本当に縁側で三線を弾いてるんですよね。

置鮎:一般の方が?

木村:はい。パフォーマンスでもなんでもなく、おじいちゃんが食後に縁側に出て三線を弾くんです。見慣れていないと不思議な光景に映りますが、それがまたステキなんですよ。

――いままでに訪れた先で、一番遠いところはどこですか?

置鮎:同業者の友人に誘われて、サンフランシスコに行きました。ゴールデンゲートブリッジやアルカトラズ刑務所などを観ましたね。

木村:いいですね、サンフランシスコ! アルカトラズ刑務所って、島が刑務所になっているところですよね?

置鮎:そう。イベントにはコンベンションのようなものに出たので半分仕事のようなかたちで行ったんですけど、観られてよかったです。

木村:僕は仕事で遠くに行ったのは北海道の洞爺湖で、旅だと沖縄ですね。僕はドイツ出身なのですが、日本に来てからは海外に一度も行っていないんですよ。小さい頃に日本に旅行で来て、気づいたらこっちに住んでました(笑)。そういう意味では、一番遠い旅は日本ということになりますね。

――日本に来て驚かれたことなどはありましたか?

木村:食べ物がおいしかったことですね。とくに給食に感動しました。ドイツの学校の給食は、例えがひどいかもしれないですけど、刑務所みたいな……。

置鮎:ええ!?(笑) それどんな感じなの?

木村:マッシュポテトとベーコンをプレートにバーンとのせた感じです。みんなでお盆を持って並んで、給食のおばちゃんがポテトとベーコンをバーン、目玉焼きをドーン、牛乳をゴーって(笑)。

置鮎:(笑)。

木村:本当にそんな感じでした。小学生の定番がご飯を牛乳で炊いたミルクライスだったので、ドイツの子どもたちにとってはご飯といえばミルクライスだったんです。なので、日本に来てパラパラのお米を食べたときは感動しましたね。

置鮎:ドイツでは、ご飯だけを食べる習慣がないの?

木村:ないですね。日本ではお肉を食べるときはご飯で食べると思いますが、向こうはマッシュポテトかパンなんですよ。

置鮎:そうなんだ、なるほどね。

木村:最近、お寿司などが流行り出したのでご飯を食べるようにもなりましたが、それまではライスだけを食べる習慣はなかったと思いますね。

――食事や温泉など、宿泊先でこだわりたいのはなんですか?

置鮎:僕は、寝床がちゃんとしていれば大丈夫です(笑)。

木村:洋風と和風だったら、どっちが好きですか?

置鮎:多分洋風かな。布団は体が痛くなっちゃうから(笑)。

木村:そうなんですね。僕はお風呂にこだわりたいですね。

置鮎:長風呂?

木村:温泉などに行くと長いですね。温泉につかるのが好きで、ホテルに温泉がついているとなおよし! という感じです。ついていなかったら、利用できる温泉や銭湯を探したりしますよ。銭湯も好きで、地元の銭湯にはよく行きますね。

置鮎:僕は風呂からあがるのが早くて。家でも20分ぐらいかけてお湯を貯めて、さらに15分くらい体や頭を洗っても、(つかるのは)2、3分で満足して出ちゃうんですよ。はぁ~……いいやって(笑)。つかる行為自体は好きなんですけどね、じっくりは入らないです。

木村:でも、2、3分でリフレッシュできるのはいいですよね

置鮎:うん。入ることで気持ち的にはとても楽になりますね。

――熱いお湯が苦手というわけではない?

置鮎:苦手ではないと思いますけど……あれ? もしかして血圧が高いのかな? それが原因で、のぼせてしまうからかもしれないですね(笑)。

――おみやげにはこだわるタイプですか?

置鮎:全然こだわらないです。そのへんにあるものを買っちゃう(笑)。遠くに行っても、空港にあるおみやげ屋さんで、“これくらいしか鞄に入らないからこれでいいか”みたいな感じで。それでも、できるかぎりおみやげっぽいものを買いますね。現地の言葉が書いてあるお菓子とか(笑)。

木村:なるほど(笑)。それは大切ですね。僕もおみやげにはまったくこだわらないです。自分へのおみやげという感じで、思い出として写真などを撮って帰るぐらいです。

――名産品など、食べ物などは買われたりしないんですか?

木村:買わないですね。初めて沖縄に訪れたときに、沖縄でしか売っていないと言われたサーターアンダーギーのドーナッツを、上野の物産展に売られていたのを見てしまったことがありまして(笑)。そういうのを見ると、東京って最強だなと思いますね。

置鮎:確かに。本当になんでもあるもんね。

木村:ありますね。東京にはなんでもそろっているからこそ、現地の食べ物は現地で食べるのがベストだと思っています。現地のよさは、実際に行ってみないとおみやげでは伝えきれないですからね。

――プランを立てて行動されるタイプですか?

置鮎:出発時の電車などの時間は確認しますが、現地に着いてからのプランははっきりとは決めないですね。一昨年、京都に訪れたときも行きたい場所を2カ所ほど決めただけで、あとはとくに何も決めずに行動していました。バスの乗り放題のチケットを買っても結局バスを待つ時間が惜しくなったりして、タクシーに乗ったりしました(笑)。タクシーと電車を乗り継いで、行きやすいルートを見つけて、じゃあこれで行こうという感じの流れでしたね。

木村:僕は完全にノープランですね。宿もとらないです。

置鮎:え!? 本当に!? 野宿?

木村:いや……でも、究極そうなりますね。いつも現地に着いてから宿を探すんですよ。あの行き当たりばったりという、ギリギリな感覚が旅では楽しくて。なので、とりあえず沖縄も飛行機だけとって、何をするかは向こうに着いてから決めますね。ホテルも端から全部あたっていく感じです。

置鮎:端からあたっていく? 電話とかWebで?

木村:いえ、直接……。

置鮎:直接!? 遠くまで行くのにチャレンジャーだね(笑)。

木村:(笑)。でも、だいたい空いているので大丈夫ですよ。

置鮎:そうなんだ。

木村:はい。満室ですって言われて帰ろうとしたら、背中に向かって「お客様、お待ちください! たった今キャンセルが出ましたので」って言われたりして。おお! あるじゃん! って。

置鮎:それは最初からあったんだよ(笑)。

木村:え!? あるんですか? もしかして演出?

置鮎:こいつ、いきなりくるって本気か? どれ、ちょっと寝かせようって10秒ぐらいたってから声をかけるみたいな。

木村:めちゃめちゃ演出じゃないですか(笑)。でも、そういう出会いといいますか、偶然みたいなことが起きると、すごくテンションが上がるんですよね。そういうのも楽しみに行っているので、お店なども調べないで、自分の目で実際に見てよさそうだなと感じたら入ります。宿に関しては、車だけ借りていれば、もし宿が決まらなくても車中泊できますから。

置鮎:なるほどね。

木村:沖縄でレンタカーを利用しようとしたときに、外車専門というのを見つけたんですよ。そこに、ハマーというアメリカの車がありまして、それがとにかくでかい車なんです。最初に借りようと思っていたワゴン車が3泊4日で4万円ほどで、ハマーは5万円ぐらいで、値段がそんなに変わらなかったんですね。なので、もうハマーで行こうと! 本当にハマーのスケールがいろいろでかくて、1回こいつを乗り回したいという欲望にかられた結果、3日間ハマーを乗り回してるだけで終わったことがありました(笑)。沖縄には高い建物があまりないので、すごく開放感がありましたね。とても楽しかったです!

データ

▼『ACTORS-Drama Edition-[WEST]』
■メーカー:EXIT TUNES
■発売日:2015年7月15日
■希望小売価格:2,600円+税
 
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