『LOVE★DON!!★QUIXOTE Vol.5 レノ先輩』出演の松岡禎丞さん独占インタビュー完全版!
生徒会メンバーとの秘密の恋を描いたシチュエーションCD第5弾に登場するのは、OBのレノ先輩! 王様気質な彼をドSに演じた松岡禎丞さんに、レノ先輩の魅力やダミーヘッドマイクならではの苦労など、さまざまなお話をしてもらった。
――レノ先輩についての印象を教えてください。
まずはコアラですよね(笑)。お仕事をいただいた時に公式サイを見たんですけれども、最初「あれ!?」ってなりました。キャラクターとしては、St.ドンキホーテ学園の前生徒会長ということで、なかなかの権力を持っているのですが、その権力を盾に何かを強要したり、人の嫌がることをする人ではない、という感じですね。ある意味王様みたいなキャラです。あとは、SとドSの二面性があります。どっちもSですけど(笑)。
――そのSとドSの切り替わり具合は、スタッフのみなさんも大絶賛でしたよ!
ありがとうございます(笑)。僕も演じていてすごく楽しかったです。王様スイッチが入ると、「レノ先輩どうしちゃったの!?」っていうぐらい変わるので、その辺はぜひ楽しんでほしいです。主人公ちゃんもすごい人に捕まっちゃいましたよね(笑)。
――シナリオを読んでの感想はいかがですか?
“マジ尊い生徒会”というだけあって、生徒会のメンバーたちがすごく力を持っていて学園を回してるんだ、というのが伝わってくるストーリーでした。そういった生徒会で生徒会長を務めるっていうのは相当なことなんだろうな、と。きっとレノ先輩が会長だったときは、もっととんでもなかったんじゃないかな。今は若干性格がまるくなっているのでは、という想像がつきますね。
――シチュエーションCDはダミーヘッドマイクでの収録が多いと思いますが、通常のマイクとの向き合い方とは違うものですか?
全然違います。ダミヘだと360°録れるじゃないですか。しかも高低差も加わってくるので、かなり神経を使います。相手となる主人公の目線を考えなければいけないんですよ。それをふかんで見ている感覚と言いますか……。主人公がどこを向いているかによって、セリフの言い回しが変わってきちゃうので。だからダミヘをやることによって、「自分の表現の幅が広がったな」というのは感じます。よく先輩方に「舞台をやると演劇の仕方が変わるよ」と言われますが、まさにダミヘは自分にとって舞台みたいなものです。
――壁ドンと聞いて真っ先に思い浮かべるシチュエーションはどのようなものですか?
やっぱり隣人トラブルですかね。「うるせーぞ!」の壁ドンですね。最初にこの言葉を聞いたとき、ラブな壁ドンに想像が追い付くまで、3段階ぐらいありました(笑)。
――本作の登場人物は全員「強引な先輩」キャラですが、松岡さんご自身は対人関係において「先輩に振り回されたい派」ですか? それとも「後輩を振り回したい派」ですか?
先輩に振り回されたい派ですね。僕が後輩にやると確執を生みそうなんで、どちらかと言うと先輩に振り回されるほうが楽かな(笑)。もっと歳をとって自分が振り回すような立場になったら、きっと口うるさく言うと思いますけど。
――では先輩も後輩もいる現場での自分の置き位置というのは、どのように意識していらっしゃいますか?
ありがたいことに最近主役を演じさせていただくことが多いのですが、僕自身あまりしゃべることが得意ではないので、言葉で現場をどうこうしようというのはなく、演技で引っ張っていこうという意識が強いです。そこだけはちゃんとしようと。ただ現場を離れてお酒の席になると、積極的に先輩の席へ話を聞きに行っては泣かされる、みたいな(笑)。でも好きな先輩ほど叱ってくださるので、それを糧に今日もがんばっています!
――最後に、読者へメッセージをお願いします。
ぜひみなさんには「こんなにかわいい外見なのに、こんなにドSになるの!?」という驚きの体験をしていただけたらな、と思います。また今回、僕自身「ドンするのって壁だけじゃないんだ!」ということが知れたので、みなさんにも「何ドンでくるんだろう?」というところを楽しみにしていただけたらうれしいです!
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