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2015年9月7日(月)

『三國志13』では武将同士の“絆”が重要。全武将プレイならではの内政のポイントも紹介

文:キャナ☆メン

 コーエーテクモゲームスが12月10日に発売するPS4/PS3/PC用ソフト『三國志13』について、武将同士の交友関係を表す“絆”や、内政に関連したゲームシステムを紹介する。

『三國志13』

 『三國志13』は、今年で30周年を迎える歴史SLG『三國志』シリーズの最新作。30周年記念作品となる今作は、“これぞ三国志。百花繚乱の英傑劇。”をコンセプトに、英傑たちの生き様や、戦いの中で結ばれる絆など、人間ドラマに重点の置かれた全武将プレイが採用されている。また、野戦、水上戦、攻城戦といった戦闘は、大軍同士のリアルタイムな動きや、戦局を覆す“計略”、猛将同士の“一騎打ち”など、さまざまなシーンが3Dグラフィックによる壮大なスケールで描かれる。

武将同士の“絆”が内政や戦闘に大きな影響を及ぼす

 いち武将から君主まで、さまざまな立場でプレイできる本作では、プレイヤー武将を取り巻く他の武将との“絆”が、中華統一への重要な足がかりになる。

『三國志13』
▲絆を結ぶには、任務中に手助けをするなど、相手の武将との親近感を高めていく必要がある。

 他の武将と絆を結ぶと、内政の実行時にボーナスが得られたり、同じ部隊にいることで戦闘力が上がったり、相手の武将からさまざまな形で協力を得ることができる。絆は、プレイヤーと同じ所属勢力の武将はもちろん、他の勢力の武将とも結べるので、より多くの武将と絆を結ぶことでゲームを有利に運べる。

『三國志13』
▲孫策と周瑜の“断金の交わり”など、特定の武将同士は特別な絆を結ぶことができる。
『三國志13』
▲絆を結んだ孫策が協力してくれることで、周瑜が内政を実行する際にボーナスを得ている。

新システムを搭載した内政のポイントを紹介

 内政では、“商業”、“農業”、“文化”の3つの内政値を上げることで、都市が繁栄していく。都市が繁栄するに従って、市場や農地、学舎などの内政施設は多様な上位施設を建築できるようになり、建築した施設に応じて都市全体のビジュアルも変化する。個性と活気あふれる都市の姿が、自身の内政手腕による発展の手応えを感じさせてくれるはずだ。

『三國志13』
▲繁栄している都市の姿。

 また、都市や武将の成長によって、武将の行動の幅はどんどん広がっていく。例えば市場コマンドでは、上位の施設を建築し、自らの階級を上げることで、より多くの経験値を得たり、作業期間を短縮したりすることができるようになる。

『三國志13』
▲市場コマンドの実行画面。実行施設の選択が、内政の遊びの幅を広げてくれる。
『三國志13』
▲内政のコマンド実行中には、さまざまなイベントが発生するも。

 その他に、内政や計略を実行するのに必要な“任務状”、全武将プレイならではの階級と身分による影響、評定システムなどの要素を以下に紹介する。

●任務状

 “任務状”を配下の武将や自分自身に発行すると、内政や計略を実行できる。任務状は1つの命令につき1枚必要となり、実行中は進行状況をリアルタイムで把握することが可能だ。任務状は身分や能力によって使用できる数が決まっているため、限られた任務状の枚数で、どの任務を優先して実行するかが戦略のカギとなる。

『三國志13』
▲内政画面の左下に表示されているのが、発行できる任務状となる。“!!”マークの武将は、手助けを求めてる状態。

●階級と身分

 全武将プレイである本作は、所属勢力に貢献して“功績”を貯めることで“階級”が上がり、俸禄や指揮兵力が増加する。階級が一定以上に上がると、“重臣”や“太守”、“都督”といった特殊な身分に任命されることもある。上位の身分になると、自分以外の武将を実行武将として提案/命令することができるなど、プレイ感覚が変化する。

『三國志13』
▲功績をため、武将の階級が上がった場面。
『三國志13』
▲君主や都督、太守は、自らの補佐役となる重臣を自由に任命できる。

●評定

 君主や都督などの統治者は、軍師や太守など階級の高い武将を招集して“評定”を開催できる。評定では、他勢力に属する都市の攻略や内政の充実といった“使命”を設定でき、使命を達成することで、配下武将の忠誠上昇や功績アップなどのメリットを見込める。

『三國志13』
▲君主の曹操が評定を開催。
『三國志13』
▲“使命”を巡って舌戦が行われているところ。配下の立場であれば、参加武将との絆によって賛成を得たり、対立する提案者を論破したりすることで、自身の提案を採用に持って行く必要がある。
『三國志13』
▲統治者の立場なら、勢力の状況や提案の内容、提案に対する賛成者などを鑑みて、採用する使命を決定することになる。

軍師たちのグラフィックを紹介

 三国志が好きな人であれば、お気に入りの武将がどのような外見で描かれているかも気になるところだろう。本日の記事では、その知謀で活躍する軍師たちのグラフィックを紹介する。

『三國志13』 『三國志13』
▲諸葛亮▲司馬懿
『三國志13』 『三國志13』
▲ホウ統▲徐庶
『三國志13』 『三國志13』
▲郭嘉▲程昱
『三國志13』 『三國志13』
▲荀攸▲荀彧
『三國志13』 『三國志13』
▲周瑜(内政)▲周瑜(戦闘)
『三國志13』 『三國志13』
▲陸遜(内政)▲陸遜(戦闘)

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