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2015年9月19日(土)

『グラブル』アニメはユーザーが必ず楽しめるものに。VR動画も独占公開【TGS2015】

文:あべくん

 9月17日~20日にかけて開催中の東京ゲームショウ2015。本イベントに出展しているサイゲームスのブースで、『グランブルーファンタジー』のプロデューサー・春田康一さんと本作のキャラクターデザインを務める皆葉英夫さんに、それぞれインタビューを行いました。

 『グランブルーファンタジー』

 本作における今後の展開や出展内容、ファンへのメッセージなど、いろいろなお話を伺うことができましたので、その内容をお届けします。

 加えて、グランサイファーの船上で視聴できるバーチャルリアリティ(VR)の独占動画も紹介! 実際は、この動画をあらゆる角度から楽しむことができますので、ぜひブースに足を運んでみてください!

●動画:『グラブル』騎空艇グランサイファーVRデモ【TGS2015】

 『グランブルーファンタジー』
▲この双眼鏡をのぞくと、VRの世界が眼前に広がります。
 『グランブルーファンタジー』
▲船内も細部にいたるまで丁寧に作り込まれています。
 『グランブルーファンタジー』
▲VRデモではおなじみのキャラが、まるで目の前にいるかのように話しかけてきます!

会場でのチェックイン方法をおさらい

 サイゲームスブースでチェックインをすると、期間限定スペシャルコンテンツ“Beyond the Sky”の会場限定イベントに参加できます。

 くわえて、グランサイファーへの入場抽選などに応募できる他、セイランとペンギーといった人気キャラを仲間にすることも! 注意事項を確認して、スムーズにチェックインしましょう。

[1]端末の画面は、明るさを最大にしましょう。

[2]位置情報をオンにしましょう。
(※Safariなど、アプリが位置情報を利用することも許可してください)

[3]ゲーム内マイページなどで下の方に表示されている“ヴィラ・デ・シェロカルテ”のバナーからイベントページへ移動します。

[4]表示されたQRコードを会場の端末でスキャンすれば、チェックイン完了です。
(チェックインが正常に完了しない場合、QRコードを再生成、または画面をリロードしましょう)

【2015年9月20日 6:30追記】
 東京ゲームショウ会場における通信の混雑を考慮し、9月20日(日)の会場限定先行配信イベントは、位置情報による制限を行わないことが発表されました(ゲーム内運営からのお知らせより)。

 これに伴い、会場でチェックイン済み(9月17日、9月18日、9月19日も含む)であれば、9:30から東京ゲームショウエリア範囲外であっても先行イベントが遊べるようになるとのことです。

 上記手順でうまくいかない場合も、会場のスタッフさんが丁寧に教えてくれますのでご心配なく。それでは、よい空の旅を!

 『グランブルーファンタジー』
▲あらかじめ準備をしておけば、スムーズにチェックインできますよ!

ブースではお客さんに“ファンタジー”を体験してほしい

 『グランブルーファンタジー』
▲本作のプロデューサー・春田康一さん。背後には巨大なグランサイファーが!

――先日、『グラブル』のTVアニメ化が発表されましたが、これはどういった内容の作品になるのでしょうか?

 現状、お話できることは少ないのですが、ゲームを遊んでくださっている方が絶対に楽しめるものにしたいと考えています。

 小説、そして先日発表したマンガは、それぞれ本編と同じ流れで、グランたちの旅立ちからはじまる物語になっています。

 アニメでは、そのはじまりの物語のクオリティをさらに上げるのか、それともまったく別の視点から楽しんでいただくのかどうかを考えているところです。

 どんな形であれ、お客さまが必ず楽しめるクオリティのものにしていきたいですね。

――ブースについてもお聞かせいただきたいのですが、会場のこの一角だけ、まるでテーマパークのアトラクションのような雰囲気ですね!

 僕はこのブースで、ゲームをプレイしているお客さんにファンタジーをリアルに体験してほしいと考えています。ですので、そのように感じていただけて、とてもうれしいです。

 『グランブルーファンタジー』
 『グランブルーファンタジー』
▲ブースには、まるで生きているかのように動くビィの姿も!

――巨大な“グランサイファー”もすごい迫力ですね。遠くにいても「あれは、何だろう?」と気になって思わず足を運びたくなります。

 お客さまにもそのように感じていただけたらうれしいですね。僕はこういう場だからこそ、このような演出ができるのではないかと考えています。

 スマホタイトルは遊べるハードウェアが小さいということもあり、試遊台の展示を行ってもこじんまりとした印象になってしまいがちです。

 そうしたイメージを払拭すべく、「スマホが小さいぶんだけ逆に大きなブースを出してしまおう!」と考え、このような形になった次第です。

 『グランブルーファンタジー』
▲グランサイファーには乗り込むことも可能。船上では、双眼鏡でのVR体験を楽しめる。

――ブースを彩るコスプレイヤーさんのクオリティの高さも、各所で話題になっていました。

 ありがとうございます。仲間だと感じられるような存在が近くにいると、よりリアリティを感じられるかなと思い、このような形にしました。

――シアターも驚きの内容でした。私も体験させていただいたのですが、音と映像の迫力がすごく、まるで足場が動いているのではと錯覚を覚えるほどでした。

 実際は映像のみで何かを動かしている訳ではないのですが、そういった臨場感を出せるよう意識してシアターを作りました。

 この臨場感は実際に体験しないと伝わらないかなと思います。非常にいいコンテンツに仕上がったので、ブースに来てくださったお客さんにはぜひ体験していただきたいです。

――また、東京ゲームショウ会場の最寄り駅である海浜幕張構内のエスカレータには本作のポスターが張ってあったり、外ではお水を配っていたりと、PRにも力を入れられている印象を受けました。

 私たちは今年が東京ゲームショウ初出展なので、まずは皆さまにごあいさつをさせていただきたいと考えました。そのうえで、お客さまに向けて「ようこそ、『グランブルーファンタジー』の世界へ」という流れを作りたかったのです。

 ブースで本作の世界観を目のあたりにしても、このゲームを知らない方には「あのキャラは誰?」と思われてしまいます。ですが、ポスターなどで目にしておいていただければ「あのキャラだったのか!」と思っていただけるのではないかと思いまして。

――今後のお話になりますが、これからの『グラブル』はどういった展開を予定されているのでしょうか?

 “スカイジャーニー”や“ディフェンドオーダー”など、ゲーム自体には新たなコンテンツをどんどん追加していきます。そこからさらにスピンオフのタイトルなどを出し、扇型に『グラブル』の世界を広げていきたいです。

 その扇の周りを埋める形で、マンガや小説、TVCM、アニメなどを展開させ、日本中、ゆくゆくは世界中の人が『グラブル』を遊んだことがあると言えるようなタイトルに育てていきたいと考えています。

――それは楽しみです。最後に、東京ゲームショウに遊びに来るお客さんにメッセージをお願いします。

 サイゲームスブースに一歩足を踏み入れると、そこには『グラブル』の世界が広がっています。ここでしか体験できないステキなイベントになっていますので、ぜひ気軽に遊びに来てください!

ブース裏の充電スポットには、Cygamesイラストレーターの落書きがありますので、休憩がてら見てください!

『グランブルーファンタジー』
▲キャラクターデザイナーの皆葉英夫さん。18日はアーティストライブで長時間、ユーザーの前ですばらしいイラストの数々を披露しました。

――アーティストライブ、お疲れ様でした。たくさんのファンの前でイラストを描かれるというのは、どんなお気持ちでしたか?

 すべてがはじめての経験でしたので、とても新鮮でした。ネットごしのユーザーさんの反応を見ながら絵を考えていくというのはおもしろい試みですね。やってよかったなと思います。

――普段の制作とはまた全然違ったイメージなのでしょうか?

 そうですね。普段は机にこもって1人でコツコツと描いているので、普段は横に並ばないようなメンバーとお互いの仕事を見ながら進めていくというのは、非常におもしろかったです。

――皆葉さんが生み出したキャラがコスプレという形で現実に登場しましたが、それを見ていかがでしたか?

 こんなに(衣装が)キワどかったっけ? と感じました(笑)。エルーンの背中などはガラ空きでしたから。

 『グランブルーファンタジー』

――ブースの裏にはたくさんのイラストが描かれていましたね。皆葉さんが手掛けられたものもあると伺いました。

 そうですね。プロトバハムートを何も見ずに描いたのですが、うろ覚えになってしまいました。尻尾とか、どうなってたっけなーと思ったりもして(笑)。

――ファンの皆さんがイラストを楽しそうに眺めている姿が印象的でした。

 とてもありがたいことです。あそこは電源スポットにもなっているので、遊びに来てくださった皆さんは充電がてらイラストレーターの描いたイラストを堪能していってもらいたいですね。

――最後に、本作のファンやTGSで『グラブル』を知ることになるユーザーさんに向けてメッセージをお願いします。

 『グラブル』は、遊ぶ時はすごくあっさりと短いスパンで楽しめるのですが、作り手側は決してあっさりとは作ってはいない、ということも魅力のひとつだと考えています。

 僕はこれまでずっとコンシューマを手掛けてきたのですが、コンシューマで作る労力をかけて短い時間で遊べるものを作ったらどうなるのか、ということを考えて本作を作りました。

 それをブレイクした形にすることができてうれしく思います。今後もよりたくさんの方々に『グラブル』を楽しんでいただきたいですね。

■東京ゲームショウ2015 開催概要
【開催期間】
 ビジネスデイ……2015年9月17日~18日 各日10:00~17:00
 一般公開日……2015年9月19日~20日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込)
※小学生以下は無料

(C)Cygames, Inc.

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