2015年10月21日(水)
【電撃PS】『三國志』30周年記念企画! “三國志演義”一騎討ち全記録中巻【なぜなに三国志7合目】
今年30周年を迎えるコーエーテクモゲームスの『三國志』シリーズ。三国志ならゲーム、漫画、小説、史実なんでもござれな2人が、過去シリーズをダシに三国志をアレコレ語っちゃう企画第7回です!
うどん先生 | KYS | |
▲『信長の野望』から歴史に入った、ゲーム脳歴史ライター。好きな『三國志』は『三國志IX with パワーアップキット』『三國志 11 with パワーアップキット』『三國志V(3DS版)』。あと『三國志戦記』『三國志Internet』も名作だったと思う! | ▲小学校低学年時に父親が持ってた横山光輝“三国志”を読んでこの世界に入る。その後、“蒼天航路”“龍狼伝”“天地を喰らう”などマンガは読み漁る。好きな『三國志』は『V』と『12対戦版』。 |
→第1回の内容はこちら
→第2回の内容はこちら
→第3回の内容はこちら
→第4回の内容はこちら
→第5回の内容はこちら
→第6回の内容はこちら
賛否両論システム満載!?『三國志VI with パワーアップキット』!
うどん:まあ今回は一騎討ち記録の中巻なわけだが。
KYS:わけだが?
うどん:“三国志演義”を読んでるとさ、もう明らかに斬られるためだけに登場したオリジナル武将が山ほど出てくるんだよね。文聘の部下の慕容烈とか、曹洪の部下の曹永とか、五関の武将たちとか。
KYS:あー、わかる。○○の副将とか、○○の部下みたいな、とくに人物説明ないポッと出は、次ページには関羽か趙雲にぶっ殺されてるよね。
うどん:なので、“演義”オリジナル武将は基本的に『三國志』シリーズでの評価は低い! というか、徐々に消えてる。
KYS:哀れ。逆に正史にのみ登場する、って武将は『三國志』シリーズに増えたよね。
うどん:『VI』のときにドーンと増えたんだよね。蜀の陳到、呉の賀斉がその代名詞かしら。“三国志”ファンのマストアイテムで、世間に正史を広く伝えた“正史 三国志(ちくま学芸文庫)”の初版が発行されたのが1993年のこと。昔は“三国志”といえば“演義”のことだったんだけど、この1993年以降は正史の知識が急速に広まっていったのだ。
KYS:『三國志』シリーズに正史武将が増えて、能力も正史寄りになったのはそこらへんが理由なのかな?
うどん:だと思ってるんだけどにゃ。『VI』の発売は1998年なので、ちょうど正史知識が広がったタイミングなんだよね。前田慶次の武力100とか島津豊久のイケメン化とか『蒼天航路』風の荀彧とか、コーエーってわりと世間の流行り廃りをキッチリ入れ込むスタイルだし。……さて、ここで問題です!
KYS:カモン!
うどん:『三國志』シリーズ中に、“演義”出典でも正史出典でもない武将が2人だけ混じっています。さて誰でしょうか? いにしえ武将とか戦国武将は無しでね!
KYS:“演義”でも正史でもない武将? えーーと、『12』の卑弥呼とか?
うどん:卑弥呼たんは魏史の東夷伝に載ってるでしょうが! 魏史倭人伝!
KYS:ギシワジンデン! えーとえーと……誰だかわかんにゃい。
うどん:デデーン! 答えは初代『三國志』と『II』に登場した陳嬉さんと、『II』に登場した楊平さんでした!
KYS:……???
うどん:彼らの出典は、“演義”でも正史でもなく、当時バイブルだった吉川英治版“三国志”。陳嬉は周瑜が南郡を攻めた際、曹仁の配下として登場した武将。楊平は張魯の部下で、楊任楊昂とトリオを組んだ武将でしたー!
KYS:そんな問題わかるかあああああ!
▲初代から『V』まで順調に進化してきた『三國志』シリーズ。『三國志VI with パワーアップキット(以下、VIPK)』では、武将たちの“夢”や成長タイプが登場し、武将たちの人間味あふれる作品になっております。 |
▲一騎討ちに指示を出せるようになったのは本作から。一部の武将には、必殺技を放つ際の専用グラフィックも! |
うどん:さて、『VIPK』は1人の君主となって以下略。
KYS:紹介が雑になってきたなあ。
うどん:まあまあ、お約束の部分はすっ飛ばすとして。『三國志』シリーズは各作品それぞれ特徴があるわけなんだけど、『VIPK』の特徴はなんといっても“人間臭さ”。武将にはそれぞれ“主義”と“夢”が設定されていて、その理想に応じた任務を与えないと徐々に不満が高まっていくのだ。えーと、わかりやすくするとこんな感じ。
礼教主義:外交が好きで計略は嫌い
夢:王佐、大義、才幹
中庸主義:内政が好きで軍事は嫌い
夢:割拠、維持、安全
覇権主義:軍事が好きで外交は嫌い
夢:覇権、征服、出世
主義なし:義侠はなんでもやる子。隠遁は何もやりたくないでござる
夢:義侠、隠遁
KYS:ほほう。
うどん:例えば劉備や荀彧は、後漢皇帝を擁立する気満々の礼教主義“王佐”。独立勢力として安全を維持したい孫権や陳宮は中庸主義の“割拠”。中国全土を統一するぜ、後漢皇帝とかどうでもいいぜマンの曹操、孫策、呂布なんかは覇権主義の“覇権”。兄者第一主義の関羽と張飛は“義侠”みたいな。
KYS:呂布と陳宮で理想が違うのはおもしろいね。陳宮苦労してそう!
うどん:そういう人間関係もニヤリとできるよね。で、それぞれコマンドに好みがあるから、なるべく好きな任務を与えたり、同じ主義、夢の武将同士で組ませたり。でも、そううまくはいかないから、どうしても不満がたまる子はでてくるのよ。不満がたまったら、なだめすかしたり、しばらく休ませたりいろいろケアしなきゃいけないわけだ。
KYS:ちょっとたいへんそうだね……。
うどん:いやさ、これをおもしろいと感じるかどうかが『VIPK』の評価の分かれ目だと思う。あたいはオンラインゲームやるとき党首や盟主やる派なんだけど、『VIPK』やってるとそのときの気分を思い出すぜよ。実際の君主って、董卓みたいなワガママ独裁者じゃ国を保てないと思うのだ。配下を気持ちよく働かせてこそ名君じゃない? そういう意味では、君主の気苦労をリアルに味わえる作品と言えようぞ。
KYS:う、うーん。そういえば僕は『V』までけっこう遊んだんだけど、『VI』で挫折したのはそこらへんがなんだか面倒になったからだった。
うどん:まあ、わかる話だけど。逆に僕は滅茶苦茶おもしろかったなあ。毎回これ書く前に過去作プレイするんだけど、『VIPK』はすげえハマった。この1週間、仕事せずにひたすら『VIPK』遊んでたよ。
KYS:仕事せずに……だと……。
うどん:あとさ、後漢皇帝を擁立したら“謁見”ができるようになるんよ。“謁見”に成功すれば君主の官位を上げられるんだけど、皇帝陛下はワガママであらせられて。戦争中の勢力と同盟結べとか、周瑜が気に喰わないから追放しろとか! 献帝にこんなにも存在感があったのも『VIPK』だけだな! ウザくておもしろい。略してウザオモ。
KYS:褒めてるのかそれ!
▲それぞれの理想に合わせて任務を任せるのがベストなんだけど……人手の少ないときはなかなかたいへん! けど、その苦労がおもしろい……と個人的には思ってるんですがががが。 |
▲けっこう滅茶苦茶言い出す陛下。官位は重要だけど、さすがに有能な人材を解雇はできねえッスよ! |
うどん:そうそう、武将たちが人間味を出してるもうひとつの要素が“成長タイプ”だわ。『VIPK』は年齢によって武将の能力が大きく変化するのだ。たとえば晩成タイプの張遼やホウ徳は、10代のころは武力50くらいしかない。
KYS:弱ッ!
うどん:張遼って、正史だと董卓配下や呂布配下時代にそんな目立った活躍してないじゃん。やっぱりピークは合肥時代。逆に若いころから大暴れしてた馬超や孫策なんかは早熟タイプで、中年になると能力が一気に下がっちゃう。まあ、その前に寿命で死ぬんだけど。だいたい、“演義”や正史で一番活躍してた時代に、能力ピークがくるようなタイプづけがなされてるよん。
KYS:へえー。じゃあ、ながーく活躍した趙雲や張コウなんかはずっと強いまま?
うどん:うん。能力の上下幅がけっこう激しいから、そういう麒麟児タイプは配下にするとめっちゃ頼りになる。でもそういう人物はやっぱレアだから、現在能力の低い名将よりも、現在能力の高い凡将が役に立ったりするのだ。例えば190年代だと、朱儁や皇甫嵩が相対的にめっちゃ強い。若造どもを熟練の技で蹴散らすのだ。
KYS:うーん。せっかく仲間になった期待の若手が何年も弱いままなのは、ちょっと残念かもだけど。
うどん:ここも賛否両論部分だと思う。でも、意外な武将が活躍するのはうれしかったなあ。190年代のシナリオをずっと遊んでたんだけど、序盤で仲間になった郭図(統率63武力67知力81)がずっと主力張ってたもん。
KYS:出ると負け軍師なのに!
うどん:あたいの『三國志』シリーズにおける、郭図人生のピークがきてたわ。統率70そこそこの張繍と張済もすごく頼りになった。
KYS:地味武将に活躍の機会があるのはイイネ。
うどん:まあ、本作では君主と夢や主義の異なる武将が配下になりにくいということもあって、そういう本来なら二軍どころも使わざるをえない台所事情もあるんだけど!
KYS:人材集めが難しいのかな?
うどん:自国以外での“探索”ができるし、本作から“捕虜”の概念も追加されたから、登用を試みる機会は多いんだけどねー。ほかの作品よりも人材集めの難易度は高めだと思う。ここも、楽しめるかどうか評価分かれるとこだと思うなー。
KYS:賛否両論ばっかりだな!
▲生まれたて(?)の張遼は、なんと能力値ALL60以下! 黄巾賊の凡将と互角レベルである。それだけに、何年も経って立派に育ったときは感激もひとしお。 |
うどん:もいっこ賛否両論システム挙げるね?
KYS:お、おう。
うどん:本作は戦争が頻繁に発生するんだけど、負傷兵の概念がない+戦術面でパワープレイになりがちだから、兵の損失が激しいのだ。その結果……。
KYS:その結果!
うどん:各都市の人口がガンガン激減。最低人口は5万人なんだけど、戦乱が長引くと洛陽や許昌でも気がつけば5万人レベル。
KYS:ときはまさに世紀末!!
うどん:もうね、豊かな都市じゃなくて、徴兵できる都市を探して戦略を決めるくらい。新しい都市を奪ったら、そこでまたガンガン徴兵して人口減らして次の都市を襲う!
KYS:ひどい人狩り戦争を見た。
うどん:いやさ、史実の三国時代ってさ。6000万人くらいいた人口が戦乱で1000万人以下にまで激減したんよ。英雄時代だとは思うけど、民草にとっては地獄だったんじゃないかな。ある意味、それを見事に再現したわけだ。
KYS:ね、狙ってるのかそれ……。
うどん:『VI』から正史の比重が大きくなったって話したやん。この国土の荒廃ぶりも、正史準拠なのかなあ……とか。全国統一したあとは、これじゃあ史実どおり異民族に滅ぼされるわな、としみじみエンディングを迎えられるよ!
KYS:人狩りをつづけた結果がそれだよ!
うどん:人狩りといえばさ。
KYS:お、おう。
うどん:『VIPK』の裏ワザで、台湾を右クリックすると兵士を全解雇して都市人口に戻すってのがあるんだ。
KYS:お、民に優しい政策。なんで裏ワザなのか謎だけど。
うどん:これがなかなか皮肉の効いたワザでございまして。正史の話になるんだけど、呉の黄龍2年――230年に孫権が台湾で人狩りを行ってるのだ。
KYS:ヒイイイ!
うどん:魏と呉では人口の差が激しくてさ。将軍の衛温と諸葛直(どちらもシリーズには未登場)って2人が、呉の国力増加のために夷洲と亶洲で人狩りをしようと上奏したのだ。で、孫権が「イイジャナーイ!」と承認したの。そのうち夷洲ってのが台湾のことなのだ。
KYS:へー。もうひとつの亶洲ってのも聞いたことないな。
うどん:秦の始皇帝が蓬莱の神山と神薬を探すため、徐福に命じて旅立たせたところだにょ。
KYS:あれ、蓬莱、徐福ってもしかして?
うどん:おういえい。ジャパーン! 孫権が人狩りのために日本に攻めてきたぞおおおお!
KYS:マジかよ!
うどん:まあ結局、遠征軍は亶州にたどりつけなかったのだ。だから、台湾こと夷洲のほうで原住民数千人を人狩りして、呉に帰還してる。成果イマイチだったので衛温と諸葛直は処刑されちゃったんだけど。
KYS:ふえええ。卑弥呼vs孫権とか実現したら熱い。
うどん:当時の日本は親魏政権なわけだけど、魏と呉でそれぞれ日本と縁あっておもちろいね。まあ、亶州って種子島とか沖縄あたりという説もあるから、厳密には当時の日本ではないんだけど。ちなみに夷洲の人狩りは、『V』でイベントとして用意されております。
KYS:そんなイベントあったのね。
うどん:孫権はもともと山越で人狩りしまくってたからなあ。『VIPK』でも異民族の山越を攻略すれば山越兵を雇えるので、そんな孫権プレイを楽しめますぜ!
▲リアルタイムの戦争システムがパワープレイになりがちで、勝っても負けても兵の損耗が大きかったのも人口激減の理由のひとつ! |
うどん:まあ賛否両論システムばかりじゃなくて、単純に絶賛できるシステムもあるんだけど。
KYS:そういうのもっと推して!
うどん:戦争システムが初のリアルタイム制だったんだけど、今プレイしたらすごく『12』っぽい。
KYS:あ、『12』は対戦版をすごく遊んだからわかるかも。
うどん:リアルタイムといっても随時命令を出すんじゃなくて、命令を出せるのは3日に1度なんだけどね。相手の動きを読んで、行軍ルートや攻撃相手を決めるとこや、城内の敵を“挑発”で引きずりだすとこなんか、デジャヴュー感じちゃう。
KYS:シリーズ初のリアルタイム戦闘なんだね。
うどん:うん。一番最初だから大味なところもあるし、“埋伏の毒”強すぎ、“挑発”からの総大将フルボッコor本陣占拠強すぎ、ってのもあるんだけど。でも、シンプルに合戦の駆け引きを楽しめる良システムだと思うな。対戦は盛り上がれそう!
▲“埋伏の毒”が非常に効果的だった『VIPK』の戦争。黄祖や曹昂ら、微妙な武将が埋伏要員として大活躍なのだ! どんな武将にも役割があるってのは素晴らしいことでござる。 |
うどん:まあ、そんなわけで『VIPK』は個人的に名作だと思ってるんだけど、あちこち賛否両論システム満載なので万人向けではないな!
KYS:『IXPK』や『11PK』のほうは、わかりやすいおもしろさだったんだけどね。
うどん:君主プレイの作品だと、『12』と並ぶ“人を選ぶ”系だと思う……ゴゴゴゴゴゴ!
KYS:え、どういう流れこれ!?
うどん:話が長くなったけど、そんなわけで一騎討ち全記録の2回目いくでええええ!
KYS:ヒイイイ!
『三国志演義』全一騎討ち記録集(第41話~80話)
青…曹操系、赤…孫権系、緑…劉備系 太字は有名っぽい武将
話数 | 勝敗 | 武将1 | 武将2 | 勝敗 | 内容 |
41 |
△ |
張飛 |
許チョ |
△ |
許チョは無理に戦わず退却する |
△ |
魏延 |
文聘 |
△ |
文聘は、劉備を襄陽に招き入れようとした魏延を妨害 | |
○ |
趙雲 |
淳于導 |
× |
槍で一突きに殺す | |
○ |
趙雲 |
夏侯恩 |
× |
槍で一突きに殺す | |
○ |
趙雲 |
晏明 |
× |
槍で一突きに殺す | |
△ |
趙雲 |
張コウ |
△ |
十数合戦う。趙雲落馬するが、劉禅が光って張コウ退散 | |
○ |
趙雲 |
馬延・張ギ・焦触・張南 |
× |
四方から囲まれるが、青紅の剣で撃退 | |
42 |
○ |
趙雲 |
鍾縉 |
× |
三合あまりで突き殺す |
○ |
趙雲 |
鍾紳 |
× |
青紅の剣で真っ二つ | |
45 |
× |
蔡クン |
甘寧 |
○ |
一矢で射殺される |
48 |
× |
焦触 |
韓当 |
○ |
長槍で一突きに殺す |
× |
張南 |
周泰 |
○ |
一刀両断にする | |
49 |
○ |
張遼 |
黄蓋 |
× |
肩を射抜かれ、黄蓋は長江に転落 |
50 |
× |
馬延 |
甘寧 |
○ |
一刀両断にする |
× |
張ギ |
甘寧 |
○ |
一刀両断にする | |
△ |
張飛 |
許チョ・張遼・徐晃 |
△ |
曹操を逃がすため、3人は張飛を足止めする | |
51 |
△ |
牛金 |
丁奉 |
△ |
丁奉は数十合戦うと、わざと退却した |
○ |
曹仁 |
蒋欽 |
× |
蹴散らす | |
× |
曹洪 |
甘寧 |
× |
十数合して敵わず逃げ出す | |
× |
曹洪 |
韓当 |
○ |
三十合あまり戦って追い散らされる | |
× |
曹仁 |
周泰 |
○ |
十数合して敵わず逃げ出す | |
52 |
○ |
張飛 |
ケイ道栄 |
× |
数合もせず追い散らす。その後ケイ道栄は趙雲に降参 |
○ |
趙雲 |
ケイ道栄 |
× |
槍で一突きに殺す | |
○ |
趙雲 |
陳応 |
× |
数合もせず追い散らす。飛叉の奇襲を避け捕縛する | |
53 |
○ |
張飛 |
金旋 |
× |
槍を合わせる間もなく、張飛の一喝で金旋は退散 |
○ |
関羽 |
楊齢 |
× |
一刀両断にする | |
△ |
関羽 |
黄忠 |
△ |
百合あまり戦って勝敗つかず | |
△ |
関羽 |
黄忠 |
△ |
数十合戦う。黄忠の馬の足が折れて落馬するが、関羽は見逃す | |
△ |
関羽 |
黄忠 |
△ |
三十合あまり戦う。先日の礼に、黄忠は空矢を射る | |
△ |
張遼 |
太史慈 |
△ |
七、八十合あまり戦って勝敗つかず | |
△ |
楽進 |
宋憲・賈華 |
△ |
楽進の突撃を宋憲と賈華は2人がかりで防いだ | |
○ |
李典 |
宋憲 |
× |
孫権を守る宋憲を、李典が射殺す | |
56 |
△ |
徐晃 |
許チョ |
△ |
錦の戦袍をめぐって大ゲンカ。戦袍はビリビリに破れる |
58 |
○ |
馬岱 |
鍾ヨウ |
× |
一合も戦わず鍾ヨウを追い散らす |
○ |
ホウ徳 |
鍾進 |
× |
一刀両断にする | |
○ |
馬超 |
于禁 |
× |
数合あまりで追い散らす | |
○ |
馬超 |
張コウ |
× |
十数合あまりで追い散らす | |
○ |
馬超 |
李通 |
× |
数合で突き殺す | |
△ |
馬超 |
曹洪 |
△ |
曹操を逃がすため、曹洪が奮闘。四、五十合戦って勝敗つかず | |
○ |
ホウ徳 |
曹永 |
× |
一刀両断にする | |
× |
成宜 |
夏侯淵 |
○ |
斬り殺される | |
59 |
△ |
馬超 |
許チョ |
△ |
第1ラウンド。百合あまり戦って勝敗つかず |
△ |
馬超 |
許チョ |
△ |
第2ラウンド。百合あまり戦って勝敗つかず | |
△ |
馬超 |
許チョ |
△ |
第3ラウンド。三十合あまり戦い、折れた槍でお互い殴り合うも勝敗つかず | |
○ |
馬超 |
韓遂・侯選・李堪・梁興・馬玩・楊秋 |
× |
6人相手に斬り込み、韓遂の手を切断。馬玩、梁興を殺害 | |
○ |
馬超 |
于禁・李堪 |
× |
于禁が背後から矢を放つ。馬超が避けると、矢は李堪を貫いた | |
61 |
○ |
張飛 |
周善 |
× |
一刀両断にする |
△ |
許チョ |
韓当・周泰 |
△ |
曹操を逃がすため、許チョが2人を食い止める | |
62 |
△ |
魏延 |
冷苞 |
△ |
三十合あまりして勝敗つかず |
○ |
黄忠 |
鄧賢 |
× |
射殺す | |
○ |
黄忠 |
冷苞 |
× |
追い散らす | |
△ |
黄忠 |
冷苞 |
△ |
十合あまり戦って、冷苞は退却 | |
○ |
魏延 |
冷苞 |
× |
数合あまり戦って捕縛する | |
63 |
○ |
張飛 |
厳顔 |
× |
数合あまり戦って捕縛する |
△ |
張飛 |
張任 |
△ |
十数合戦って、張任は退却 | |
△ |
張飛 |
張任 |
△ |
十数合戦って、張任はわざと退却 | |
○ |
趙雲 |
呉懿 |
× |
一合で捕縛する | |
64 |
○ |
馬超 |
楊阜八兄弟 |
× |
楊阜以外の7人を突き殺す。楊阜は重傷を負って逃げる |
65 |
△ |
黄忠 |
李厳 |
△ |
四、五十合戦うも勝敗つかず |
△ |
黄忠 |
李厳 |
△ |
十合あまり戦って、黄忠はわざと退却 | |
○ |
魏延 |
楊柏 |
× |
十数合戦って追い散らす | |
× |
魏延 |
馬岱 |
○ |
十数合戦って追い散らすが、振り向きざまに放った矢に肘を射抜かれ窮地に | |
○ |
張飛 |
馬岱 |
× |
十合も戦わず追い散らす | |
△ |
張飛 |
馬超 |
△ |
第1ラウンド。百合あまり戦って勝敗つかず | |
△ |
張飛 |
馬超 |
△ |
第2ラウンド。百合あまり戦って勝敗つかず | |
△ |
張飛 |
馬超 |
△ |
第3ラウンド。三十合あまり戦い、劉備の制止で引き分けに | |
○ |
趙雲 |
劉シュン・馬漢 |
× |
またたく間に突き殺す | |
67 |
○ |
許チョ |
楊任・楊昂 |
× |
2人を追い散らす |
△ |
夏侯淵 |
楊任 |
△ |
十合あまり戦って楊任は退却 | |
○ |
張コウ |
楊昂 |
× |
突き殺す | |
○ |
夏侯淵 |
昌奇 |
× |
三合もしないうちに斬り殺す | |
○ |
夏侯淵 |
楊任 |
× |
数合で突き殺す | |
△ |
張コウ |
ホウ徳 |
△ |
数合あまり戦って張コウは退却 | |
△ |
夏侯淵 |
ホウ徳 |
△ |
数合あまり戦って夏侯淵は退却 | |
△ |
徐晃 |
ホウ徳 |
△ |
数合あまり戦って徐晃は退却 | |
△ |
許チョ |
ホウ徳 |
△ |
五十合あまり戦って許チョは退却 | |
△ |
許チョ |
ホウ徳 |
△ |
数合戦って許チョはわざと退却 | |
○ |
許チョ |
張衛 |
× |
一刀両断にする | |
× |
朱光 |
甘寧 |
○ |
鉄鎖で朱光を一撃して仕留める | |
△ |
楽進 |
甘寧 |
△ |
数合あまり戦って楽進はわざと退却 | |
68 |
△ |
張遼 |
リョウ統 |
△ |
五十合あまり戦って勝敗つかず |
△ |
楽進 |
リョウ統 |
△ |
五十合あまり戦って勝敗つかず | |
× |
楽進 |
甘寧 |
○ |
落馬したリョウ統を突き刺そうとするが、甘寧に額を射抜かれる | |
○ |
ホウ徳 |
陳武 |
× |
両者激しく戦うが、陳武の戦袍が枝に引っかかり、斬り殺される | |
69 |
× |
任キ |
曹洪 |
○ |
三合あまりで斬り殺される |
70 |
△ |
張飛 |
張コウ |
△ |
二十合あまり戦って勝敗つかず |
△ |
張飛 |
張コウ |
△ |
数十合戦って勝敗つかず | |
× |
雷銅 |
張コウ |
○ |
わざと逃げたふりをして、突き殺す | |
△ |
張飛 |
張コウ |
△ |
わざと逃げたふりをしたが、張飛は相手にせず | |
△ |
黄忠 |
張コウ |
△ |
二十合あまり戦って勝敗つかず | |
△ |
黄忠 |
韓浩・夏侯尚 |
△ |
二十合あまり戦ってわざと退却 | |
△ |
黄忠 |
韓浩・夏侯尚 |
△ |
数合あまり戦ってわざと退却 | |
○ |
黄忠 |
韓浩 |
× |
一刀両断にする | |
○ |
厳顔 |
夏侯徳 |
× |
一刀両断にする | |
71 |
△ |
陳式 |
夏侯尚 |
△ |
数合あまり戦うと夏侯尚はわざと退却した |
○ |
黄忠 |
夏侯尚 |
× |
一合で捕縛する | |
△ |
黄忠 |
夏侯淵 |
△ |
二十合あまり戦って勝敗つかず | |
○ |
黄忠 |
夏侯淵 |
× |
一刀両断にする | |
○ |
趙雲 |
慕容烈 |
× |
一突きに殺す | |
○ |
趙雲 |
焦炳 |
× |
一突きに殺す | |
72 |
× |
劉封 |
徐晃 |
○ |
敵わず敗走する |
○ |
張飛 |
許チョ |
× |
酔っぱらった許チョは数合もせず張飛に肩を突かれ落馬 | |
× |
劉封 |
徐晃 |
○ |
敵わず敗走する | |
× |
劉封 |
曹彰 |
○ |
三合あまりで敗走 | |
× |
呉蘭 |
曹彰 |
○ |
数合あまりで突き殺される | |
△ |
魏延 |
ホウ徳 |
△ |
勝敗つかず | |
× |
魏延 |
ホウ徳 |
○ |
魏延は曹操の前歯を射るが、ホウ徳に撃退される | |
73 |
△ |
廖化 |
テキ元 |
△ |
わざと退却する |
○ |
関羽 |
夏侯存 |
× |
一刀両断にする | |
○ |
関平 |
テキ元 |
× |
一刀両断にする | |
74 |
△ |
関平 |
ホウ徳 |
△ |
三十合あまり戦って勝敗つかず |
△ |
関羽 |
ホウ徳 |
△ |
百合あまり戦って勝敗つかず | |
× |
関羽 |
ホウ徳 |
○ |
五十合あまり戦ったあと、ホウ徳は関羽の肘を射抜く | |
○ |
関羽 |
成何 |
× |
射殺す | |
○ |
周倉 |
ホウ徳 |
× |
水中でホウ徳を生け捕りにする | |
76 |
○ |
関平 |
徐商 |
× |
数合で追い散らす |
○ |
関平 |
呂建 |
× |
数合で追い散らす | |
△ |
関平 |
徐晃 |
△ |
数合戦って関平は退却 | |
× |
関羽 |
徐晃 |
○ |
八十合あまり戦ったが、肘の負傷で力入らず退却 | |
○ |
関羽 |
蒋欽 |
× |
三合あまりで追い散らす | |
○ |
関平 |
丁奉 |
× |
撃退する | |
77 |
○ |
関羽 |
朱然 |
× |
数合で追い散らす |
○ |
関羽 |
潘璋 |
× |
数合で追い散らす | |
79 |
○ |
劉封 |
孟達 |
× |
三合あまりで追い散らす |
KYS:長坂の戦いあたりから、関羽が死ぬとこまでかあ。今回の見どころは!?
うどん:1~40話のときは、劉備系や曹操系vsその他の構図が多かったんだけど、41話~80話は劉備系vs曹操系の対決が多くなってきたね。多くの群雄が滅んで、いよいよ劉備曹操の争いになった。で、関羽無双はあいかわらずで、趙雲無双も多くなってきた。
KYS:さすが関羽と趙雲。途中からホウ徳と張コウもやけに出てくるね。魏延と関羽を撃退してるホウ徳さん強いなあ。
うどん:蜀のなかで意外に強いのが関平。6戦して4勝2分。徐晃、ホウ徳と引き分けるという大健闘!
KYS:劉封の×も目立つんだけど……。
うどん:劉封は死に方が悪かったから、物語上でも蜀のやられ役にされちゃってんだと思う。何かとすぐ突っかかるんだけどなあ。蜀のワンパン(でやられる)マンと名づけよう。
KYS:ここまでで、けっこう多くの武将が死んだよね。それぞれの最終成績は?
うどん:それは次で! いろんな武将のトータル成績はあらためて紹介しちゃうぞな。
KYS:おー、それは楽しみ……って、この連載の1回目で何人か語ってたような。
うどん:あれは嘘だ。
KYS:おおおおおおい!?
うどん:いや、嘘というかだね。戦績の数え方が難しいのよ。たとえば張飛と馬超の3連戦を1回に数えるのか3回ぶんとするのか。この退却は負けと考えていいのか。周倉vsホウ徳や、甘寧vs蔡クンなんか、そもそも戦績に含めちゃっていいのかとかとか。
KYS:まあ、そうね。
うどん:そんなわけで、次はこの表に基づいて最終成績出してみるわさ。なので、第1 回のときと成績が違うことになるけどご愛嬌。えへへ。
KYS:笑ってごまかすのかい!
(C)コーエーテクモゲームス All rights reserved.
データ
- ▼『三國志VI(コーエー定番シリーズ)』ダウンロード版
- ■メーカー:コーエーテクモゲームス
- ■対応機種:PSP(PS Vita SCE動作確認済タイトル)
- ■ジャンル:SLG
- ■発売日:2009年11月26日
- ■希望小売価格:1,143円+税