2015年11月22日(日)
セガサターン名作紹介。編集・ライターのおすすめソフトは!?【周年連載】
1994年11月22日に発売され、世界中のゲームユーザーにプレイされたセガサターン。
その周年企画として、“編集部が選ぶセガサターン名作選”を掲載。編集/ライターが選んだピックアップタイトル1本に加えて、20本の名作リストをお届けします。
こちらの企画ですが、20周年の企画として進めていたのですが、諸事情から21周年の本日掲載することになりました。そのため、名作リストは20本になっています。
当時遊ばれていた人は懐かしみつつ見ていただき、セガサターンを知らないという人は「こんなソフトがあるのか」という気持ちで見ていただければ幸いです。なお、並びはピックアップタイトルの五十音順です。
▲さまざまな周辺機器が発売されました。 |
▲周辺機器だけでなく、本体のバリエーションもあり、複数所持していたという人もいるのでは? |
▲本体起動画面。CD再生機能もついていました。 |
『EVE burst error』 文:まり蔵
私がオススメするのは、故剣乃ゆきひろ氏がシナリオを手がけた美少女ADVの金字塔、『EVE burst error』です。さまざまなプラットフォームで発売されてきた名作ですが、実はサターン版が一番好きだったりします。
天城小次郎と法条まりなという2人の魅力的な主人公と、一癖も二癖もある登場人物たちが織り成すストーリーにとにかくのめり込みました。物語の随所に散りばめられた伏線、コマンド総当たりのシステム、凄惨な殺人描写などミステリーとしても質が高かったですね。
でも一番印象的だったのは、実家でプレイ中に氷室恭子が大股開きで尻餅をついている場面(もちろんパンツ丸見え)を母親に目撃され、「これはどういうゲームなの?」と真顔で聞かれたことですかね……。物語がおもしろいだけでなく、サービスカットまである、まさに珠玉の作品です。
■まり蔵の名作20本
『マジカルドロップ』
『NiGHTS into dreams...』
『グランディア』
『銀河英雄伝説』
『機動戦士ガンダム ギレンの野望』
『サクラ大戦』
『サクラ大戦2 ~君、死にたもうことなかれ~』
『探偵 神宮寺三郎 未完のルポ』
『探偵 神宮寺三郎 夢の終わりに』
『クロス探偵物語 もつれた7つのラビリンス』
『Dの食卓』
『エネミー・ゼロ』
『リアルサウンド ~風のリグレット~』
『下級生』
『EVE burst error』
『黒の断章』
『野々村病院の人々』
『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』
『センチメンタルグラフティ』
『慟哭 そして…』
『ヴァンパイアセイヴァー』 文:megane
当時大学生だった僕は、授業もそこそこに後輩を連れて戸塚駅前のセガに入り浸っていました。そこで後輩と遊ぶのは『ヴァンパイアセイヴァー』。後輩は横浜にあったゲーセン・タクトランドに通うくらいの猛者でしたので、普通に戦っても歯がたたない。
そんな中、セガサターンで発売された『ヴァンパイアセイヴァー』は、アーケード版のアニメパターンがほぼ完全に再現されていたため、練習にはピッタリ。後輩の家(下宿)に押しかけて、一晩中あーでもないこーでもないと練習したのが懐かしいタイトルです。
今はPS3/Xbox 360で『ヴァンパイア リザレクション』が発売されているので改めて遊んでみましたが、当時のようには動けず……。
■meganeの名作20本
『バーチャファイター2』
『魔法騎士レイアース』
『X-MEN VS. ストリートファイター』
『ヴァンパイアセイヴァー』
『ドラゴンフォース』
『真・女神転生デビルサマナー』
『デビルサマナー ソウルハッカーズ』
『同級生2』
『仙窟活龍大戦カオスシード』
『機動戦艦ナデシコ The blank of 3years』
『サンダーフォースV』
『ラングリッサーV The End of Legend』
『レイディアントシルバーガン』
『デイトナUSA CIRCUIT EDITION』
『蒼穹紅蓮隊』
『街』
『グランディア』
『Code R』
『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』
『実況おしゃべりパロディウス~forever with me~』
『ガーディアンヒーローズ』 文:てけおん
セガサターンを持っていなかったてけおんにとって、思い出といえば、T君の家で一緒に遊んだ『ガーディアンヒーローズ』なのです。
▲画像はXbox 360版のもの。 |
このゲーム、奥行が3ラインあるタイプのベルトスクロールタイプに近い横スクロールアクションなのですが、ガードやステップなどの操作が可能で、対戦格闘のように“戦闘の駆け引き”が存在。そのため、共闘だけでなく対戦がめちゃんこおもしろいゲームでした。
対戦プレイがいくらおもしろくても、ソフトを持っている子が強くなる→他のメンツと実力差が出る→別のゲームを遊ぶ……というのがよくあるパターン。
▲画像はXbox 360版のもの。 |
しかし、このゲームはそのパターンから外れていました。対戦では、めちゃんこ強いボスクラスのキャラから単なる一般市民まで、40種以上のキャラクターを選ぶことができ、ひと言もしゃべらずボタンを押す音が響くガチプレイだけでなくゲラゲラ笑いながらのプレイも楽しめました。集まったメンツによってゲームバランスを柔軟に変えられる稀有なゲームでしたね。当時このゲームを遊ぶことができて、よかったな~と、心から思います。
■てけおん思い出の20本
『バーチャファイター』
『バーチャファイター2』
『ファイティングバイパーズ』
『ガーディアンヒーローズ』
『デカスリート』
『パンツァードラグーン』
『パンツァードラグーン ツヴァイ』
『ダイナマイト刑事』
『デイトナUSA』
『機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY』
『クイズなないろDREAMS 虹色町の奇跡』
『電脳戦機バーチャロン』
『カルドセプト』
『ガンバード』
『ガングリフォン ザ ユーラシアン コンフリクト』
『セガラリーチャンピオンシップ』
『ファイターズメガミックス』
『レイディアントシルバーガン』
『機動戦士ガンダム ギレンの野望』 文:マッスル深澤
友だちからジオン公国のよさを長々語られ、すっかりジオニズムに染まっていた時に発売されたのが本作であります。原作では地球連邦軍の前に破れこそしたのですが、ジオンだって負けたものではないということを示せるのがおもしろく、夢中でプレイしました。
資源確保、兵器開発をしつつ、戦闘で各地を抑えていくSLG要素が他の『ガンダム』ゲームとは大きく異なっています。パイロットと機体性能のバランスが重要で、敵軍と味方軍の戦力を考えつつ、戦力をどのように振り分けるか、一晩頭を悩ませたのもいい思い出です。
忘れてはいけないのは本作ならではのIF要素! パイロット同士の会話や歴史変更に心ときめかせました。これはいいものだ!
■マッスル深澤の名作20本
『サクラ大戦』
『真・女神転生デビルサマナー』
『グランディア』
『パンツァードラグーン ツヴァイ』
『AZEL -パンツァードラグーン RPG-』
『ダイナマイト刑事』
『ストリートファイターII ムービー』
『ファイターズメガミックス』
『X-MEN VS. STREET FIGHTER』
『3×3EYES~吸精公主~』
『魔法騎士レイアース』
『スーパーリアル麻雀PV』
『同級生2』
『センチメンタルグラフティ』
『ポリスノーツ』
『機動戦士Zガンダム前編 Zの鼓動』
『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』
『カルドセプト』
『街』
『機動戦士ガンダム ギレンの野望』
『クロス探偵物語 もつれた7つのラビリンス』 文:ごえモン
当時、ADVばかりプレイしていた僕が特に好きだったのが、1998年にワークジャムから発売された未完の傑作推理ADV『クロス探偵物語』です。
▲今からプレイするならPS版がおすすめです。 |
7話構成のストーリーは1話完結型で、扱う事件が次第に大きく凶悪になっていき、やがて主人公と因縁のある“組織”との対決へ……というお手本のような王道ストーリーが展開します。
コミカルで魅力的なキャラたちが紡ぐドラマ、驚異的なグラフィック数、秀逸な演出、ロード時間をなくすシステム“マッハシーク”、適度な難易度、意外性のある凶器、残酷描写、文字入力式の推理などが完成度の高いゲームへと仕上げています。
個人的には3話と7話が好き。アレを投げるシーンとか、シャワー室のアレとか椅子に座った時のアレとか。欠点は、続編が開発中止になったことですね。予告ムービーまであるのに!
▲300数十文字じゃ全然魅力を語りきれんよぉ。最後に1つだけ言わせてください。助手の友子さんとか、女子高生たちがめっちゃかわいいんじゃー! |
■ごえモンの名作20本
『クロス探偵物語 もつれた7つのラビリンス』
『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』
『グランディア』
『ルナ2 エターナルブルー』
『機動戦艦ナデシコ The blank of 3years』
『サクラ大戦』
『サクラ大戦2 ~君、死にたもうことなかれ~』
『Piaキャロットへようこそ!!2』
『スーパーロボット大戦F完結編』
『電脳戦機バーチャロン』
『バーチャファイター2』
『EVE burst error』
『野々村病院の人々』
『黒の断章』
『DESIRE』
『X-MEN VS. ストリートファイター』
『プリンセスクラウン』
『クイズなないろDREAMS 虹色町の奇跡』
『同級生2』
『悠久幻想曲 2nd Album』
『サクラ大戦2 ~君、死にたもうことなかれ~』 文:元電SEGA編集
前作『サクラ大戦』が大ヒット、その後歌謡ショウ公演やOVA発売など18年前としては珍しい規模のメディアミックス展開を経て、満を持して登場した大正浪漫あふれるドラマチックAVG第2弾です。
あかほりさとるによる燃え&萌えなシナリオ、OPや各話の合間に挿入されるハイクオリティなムービー、田中公平によるすばらしい音楽&歌(OPの『檄!帝国華撃団(改)』とEDの『夢のつづき』は名曲!)、難しすぎないシステム&難易度。それらは前作からさらにパワーアップされ、「ギャルゲーという色メガネで見てプレイしないゲーマーは絶対損している!」と当時は思ったものです。
8人のヒロインのうち本命の1人に集中したいけど、それだと他のヒロインの能力値が上がらず戦闘で苦戦する。そんな点が歯がゆいながらも楽しい1本でした。
■元電SEGA編集の名作20本
『バーチャファイター2』
『セガラリーチャンピオンシップ』
『パンツァードラグーン・ツヴァイ』
『NiGHTS into Dreams…』
『ガーディアンヒーローズ』
『プリンセスクラウン』
『サクラ大戦2 ~君、死にたもうことなかれ~』
『電脳戦記バーチャロン』
『ガングリフォン ザ ユーラシアン コンフリクト』
『グランディア』
『真・女神転生デビルサマナー』
『ヴァンパイアセイヴァー』
『デッド オア アライブ』
『機動戦士ガンダム外伝1 戦慄のブルー』
『スーパーロボット大戦F』
『レイヤーセクション』
『街』
『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』
『慟哭 そして…』
『EVE burst error』
『シャイニング・フォースIII』3部作 文:おしょう
メガドライブ時代にシミュレーションRPGとして生まれた『シャイニング・フォース』シリーズの1つの到達点にして傑作。最大のポイントはシナリオ1~3で主人公&仲間がそれぞれ異なり、1つの戦争をまったく違う3つの立場から体験できること。そしてシナリオ3のラストでは3つの部隊(約60キャラ)が終結し、3軍同時進行で戦うこと!
あと、なにげに2015年の今でも、俯瞰のフィールド画面から3Dの戦闘シーンまでの移行がこんなにスムーズなシミュレーションRPGはそうそうありません。シナリオの選択しだいで、他のシナリオの登場キャラが変わる“シンクロニシティストーリー”も魅力でした。
唯一の不満は、いまだにセガサターンでしか遊べないこと。なんとか現行ハードへの移植をお願いします!
■おしょうの名作20本
『シャイニング・フォースIII シナリオ1 王都の巨神』
『シャイニング・フォースIII シナリオ2 狙われた神子』
『シャイニング・フォースIII シナリオ3 氷壁の邪神宮』
『真・女神転生デビルサマナー』
『デビルサマナー ソウルハッカーズ』
『グランディア』
『NiGHTS into dreams…』
『パンツァードラグーン』
『パンツァードラグーン ツヴァイ』
『街』
『バーチャファイター』
『バーチャファイター2』
『ファイティングバイパーズ』
『デッド オア アライブ』
『X-MEN CHILDREN OF THE ATOM』
『ヴァンパイアハンター』
『デイトナUSA』
『電脳戦機バーチャロン』
『魔法騎士レイアース』
『クロス探偵物語 もつれた7つのラビリンス』
『少女革命ウテナ いつか革命される物語』 文:イトヤン
『少女革命ウテナ 薔薇の容貌』という単行本の著者、伊藤誠之介ことイトヤンです。セガサターンが活躍した1990年代後半は、今なお人気の名作アニメが次々と登場した時期。セガはそれらのTV放送のスポンサーとなっており、番組の合間にセガサターンのCMが流れたのも、今では懐かしい思い出です。
そんなセガ提供作品の1つだった、『少女革命ウテナ』をゲーム化した本作。最大の見どころは、原作アニメのスタッフが手がけたOPアニメです。本編のBGMに歌詞をつけてデュエリストたちが歌い踊り、合体暁生カーまで飛び出すこのシュールな表現こそ、正しく“ウテナ的”と言えるでしょう(ホントか?)。
オリジナルの主人公とデュエリストを配したゲーム本編も、TVでは未使用だったJ.A.シーザーの決闘曲が流れ、原作アニメの雰囲気が巧みに再現されています。“いつか革命される物語”というサブタイトルは、物語の内容を考えると実に秀逸ですね。
■イトヤンの名作20本
『少女革命ウテナ いつか革命される物語』
『新世紀エヴァンゲリオン』
『新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression』
『新世紀エヴァンゲリオン デジタル・カード・ライブラリ』
『機動戦艦ナデシコ The blank of 3years』
『機動戦士ガンダム』
『機動戦士ガンダム ギレンの野望』
『機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY』
『スーパーロボット大戦F』
『パンツァードラグーン』
『ダイナマイト刑事』
『ミスター・ボーンズ』
『ガングリフォン ザ ユーラシアン コンフリクト』
『X-MEN CHILDREN OF THE ATOM』
『クイズなないろDREAMS 虹色町の奇跡』
『サイバーボッツ』
『ゲーム天国』
『ロードラッシュ』
『エイリアントリロジー』
『ダイ・ハード トリロジー』
『シルエットミラージュ』 文:マスクド・イマイチ
セガハードといえばトレジャー! 多分誰かが『ガーディアンヒーローズ』と『レイディアントシルバーガン』を書いてくれると信じて私のチョイスは新感覚シューティングアクション『シルエットミラージュ』。“シルエット”と“ミラージュ”という違った属性を持つ種族による争いが続く世界を舞台に、両方の属性を持った“シャイナ・ネラ・シャイナ”の戦いが描かれます。
シャイナは右を向いていると赤(シルエット)、左を向いていると青(ミラージュ)属性の攻撃を放ちます。敵の反属性による攻撃をすれば体力を、同属性による攻撃をすれば精神力を削れます……というわけで、敵との位置関係が非常に重要なゲームなんです。
しかし、もっと大事なのが自身の攻撃力をアップさせるために必要なお金! このお金をゲットするために、つかみ→殴りのコンボをキメてから倒すのがお約束に。そのカツアゲっぷりは、某く◯おくんをほうふつとさせる見事なオラオラゲーでした。
■マスクド・イマイチの名作20本
『スーパーリアル麻雀PV』
『アイドル麻雀ファイナルロマンス2』
『ぷよぷよ通』
『真・女神転生デビルサマナー』
『ガングリフォン ザ ユーラシアン コンフリクト』
『パンツァードラグーン ツヴァイ』
『ドラゴンフォース』
『アイドル雀士 スーチーパイII』
『天地を喰らうII 赤壁の戦い』
『エネミー・ゼロ』
『ファイターズメガミックス』
『ダイナマイト刑事』
『蒼穹紅蓮隊』
『デッド オア アライブ』
『全日本プロレス FEATURING VIRTUA』
『デビルサマナー ソウルハッカーズ』
『ヴァンパイアセイヴァー』
『シャイニング・フォースIII シナリオ2 狙われた神子』
『バロック』
『バッケンローダー』
『真・女神転生 デビルサマナー』 文:まさん
もともと『真・女神転生』シリーズのファンだったのですが、セガサターンの性能を使ったリアルな風景に一目ぼれ! 戦闘曲(とくにボス戦)もカッコよくてシビレまくりでした。人知れず、悪魔を召喚して戦う“探偵”という設定も最高としか言えませんよ!
▲画像はPSP版のもの。 |
本当に大好きなのですが、難易度は結構シビア。中華街や新市庁舎のワープ地獄。忠誠度で命令を聞かない仲魔。開幕から命令を無視してリカームドラを唱えた挙句、ムダに自殺する聖獣アピス。「オレサマ、メイレイ、キライ、ダマッテロ」!!
▲画像はPSP版のもの。 |
あと、米軍のアイテムを売ってる店が遠い……それでも、楽しいんですよ。シリーズの中でも、1、2を争う傑作だと思ってます。ちなみに、今なら難易度が調整されたPSP版がオススメ。サターン版と合わせて、6周ぐらいクリアしました!
■まさんのメイ作20本
『真・女神転生 デビルサマナー』
『デビルサマナー ソウルハッカーズ』
『ワンチャイコネクション』
『スーパーアドベンチャー ロックマン』
『新・忍伝』
『RONDE(ロンド)~輪舞曲~』
『デスクリムゾン』
『南の島にブタがいた ルーカスの大冒険』
『心霊呪殺師太郎丸』
『ミスター・ボーンズ』
『プラネット・ジョーカー』
『大冒険 セントエルモスの奇跡』
『エアーズアドベンチャー』
『エネミー・ゼロ』
『リアルサウンド ~風のリグレット~』
『フィスト』
『ドラえもん のび太と復活の星』
『ライフスケイプ 生命40億年はるかな旅』
『だいなあいらん』
『機動戦艦ナデシコ ~やっぱり最後は「愛が勝つ」?~』
『スーパーロボット大戦F完結編』 文:デルチ
『スパロボF完結編』は、その後に『スパロボα』が発売されることを考えると、GBから続いてきた『スパロボ』シリーズの1つの到達点ともいえる作品でしょう。
そんな『スパロボF完結編』では、これまで以上にキャラが盛りだくさんなうえにフルボイスバトルが印象的でした。『新世紀エヴァンゲリオン』『伝説巨神イデオン』『トップをねらえ!』は周りでも話題になったものです。
あと、このころは、いろいろ自由だったなという思い出が。ジェリドがジ・Oに乗ってくるなど予想を超えた展開が最高でした。ここ最近の演出がド派手でストーリーに一層力が入った『スパロボ』も大好物ですが、『スパロボF完結編』くらいストイックでフリーダムなものもまた遊んでみたいです!
■デルチの名作20本
『スーパーロボット大戦F』
『アイドル雀士スーチーパイSpecial』
『スーパーリアル麻雀PV』
『真・女神転生デビルサマナー』
『デビルサマナー ソウルハッカーズ』
『パンツァードラグーン ツヴァイ』
『サクラ大戦』
『サクラ大戦2 ~君、死にたもうことなかれ~』
『ラングリッサーIII』
『EVE burst error』
『シルエットミラージュ』
『新世紀エヴァンゲリオン デジタル・カード・ライブラリ』
『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』
『プリンセスクラウン』
『シャイニング・フォースIII』
『グランディア』
『バーニングレンジャー』
『クロス探偵物語 もつれた7つのラビリンス』
『ブラックマトリクス』
『NOeL3』
『仙窟活龍大戦カオスシード』 文:そみん
SFC版から神ゲーでしたが、サターン版で極まった感があります。
RPGであり、アクションであり、パズルであり、シミュレーションであり、アドベンチャーであり、その正体はダンジョン育成ゲームという不思議な作品です。
とにかくたくさんのジャンルの要素のいいとこ取りをしつつ、それでいて奇跡的に破綻せずに絶妙な味わいとなった稀有な例かと。
シナリオによってはサウンドノベルですし、仙獣を使役するRTS要素もありますし、弾幕シューティングさながらのボス戦まであります。普通は破綻するレベルのごった煮ゲーム。なのに絶妙。これも風水の力なのか……。
並行世界を舞台に、因果応報を主題にして進む物語の完成度も非常に高いもの。龍やヒロインとの因果の結末は、とにかく燃えたものです。
■そみんの名作20本
『仙窟活龍大戦カオスシード』
『魔法騎士レイアース』
『ガーディアンヒーローズ』
『ガングリフォン』
『NiGHTS into dreams...』
『サクラ大戦』
『シャイニング・ザ・ホーリィアーク』
『テラ ファンタスティカ』
『QUOVADIS 2 惑星強襲オヴァン・レイ』
『ミスター・ボーンズ』
『バルクスラッシュ』
『ファルコムクラシックス』
『七ツ風の島物語』
『グランディア』
『AZEL -パンツァードラグーン RPG-』
『慟哭 そして…』
『悠久幻想曲 2nd Album』
『スーパーロボット大戦F完結編』
『シャイニング・フォースIII シナリオ3 氷壁の邪神宮』
『デバイスレイン』
『ダイナマイト刑事』 文:でっけいお
『ダイナマイト刑事』で思い出深いのが“ゲーム史上もっとも助けたくないヒロイン”ことキャロライン嬢……かと思ったか! FAILURE!
というわけで、本作でとても好きなのは特定の場面で発生する“ビジュアルシーン”です。画面に表示された操作を素早く入力する必要がありまして、成功すると“SUCCESS”、失敗すると“FAILURE”と表示されます。その際に、アングルを変えて何度も見せる演出がクセになるんですよ。
本作をプレイしていた頃は「便意と戦いながらトイレの個室を確保……SUCCESS!!」など、日常生活のちょっとしたことが“ビジュアルシーン”になったものです。
それ以外にも、なぜかほふくでカサカサと移動している敵、トイレの個室からパンツ一丁で出てくる敵、コショウが武器として使えるなど、全体的に斜め上なセンスがテンコ盛りの作品なので、今でもプレイしたくなる1本です。
■でっけいおの名作20本
『ダイナマイト刑事』
『グランディア』
『パンツァードラグーン』
『パンツァードラグーン ツヴァイ』
『NiGHTS into dreams...』
『真・女神転生デビルサマナー』
『デビルサマナー ソウルハッカーズ』
『サンダーフォースV』
『ガーディアンヒーローズ』
『エネミー・ゼロ』
『ガングリフォン ザ ユーラシアン コンフリクト』
『プリンセスクラウン』
『ファイターズメガミックス』
『機動戦士ガンダム』
『ファイティングバイパーズ』
『バーチャファイター』
『バーチャファイター2』
『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド』
『レイディアントシルバーガン』
『蒼穹紅蓮隊』
『デビルサマナー ソウルハッカーズ』 文:ライターM
名作と呼ばれるRPGは数あれど、『ソウルハッカーズ』ほどスタイリッシュな作品にはなかなか巡り合えません。悪魔合体や召喚バトルなど、『真・女神転生』シリーズならではの高いゲーム性は言うに及ばず……というか、「悪魔との会話が!」とか「合体事故を起こすには?」などと語りだしたらキリがありません。
そういったゲーム的な部分とは別に強く惹きつけられたのは、作品特有の世界観でした。1997年当時、サーバー上の仮想都市などという発想には「未来感ハンパねぇ!!」と驚かされたものです。登場人物も偶然悪魔召喚機を手にしてしまっただけの普通の少年で、仲間といえば、冴えない中年が率いるハッカー集団。御大層な運命を抱えた英雄でもなければ、特殊能力を持つハーレム野郎でもないあたり、感情移入のしやすさもひとしお。前作ファンにとっては、葛葉一派の暗躍も感涙ものでした。
やや残念な特撮作品も世には存在しますが、現在のCG技術を駆使しての、原作に忠実な実写化を望まずにはいられません。
■ライターMの名作20選
『エレベーターアクション リターンズ』
『海底大戦争』
『ガーディアンヒーローズ』
『クイズなないろDREAMS 虹色町の奇跡』
『サクラ大戦』
『ストリートファイターZERO』
『蒼穹紅蓮隊』
『デイトナUSA』
『ダンジョンズ&ドラゴンズ コレクション』
『デカスリート』
『デビルサマナー ソウルハッカーズ』
『電脳戦機バーチャロン』
『ドラゴンフォース』
『プリクラ大作戦』
『プリンセスクラウン』
『バーチャファイター』
『ポケットファイター』
『メタルブラック』
『悠久幻想曲』
『レイディアントシルバーガン』
『電脳戦機バーチャロン』 文:kbj
アーケードに出た時、夢中でプレイした『バーチャロン』を家で遊べる。さらに操縦にかかせないツインスティックも発売される! 夢のような展開で、ひたすら友だちと対戦したサターン版。一部の挙動こそ異なりましたが、パッドでも操作でき、分割画面で対戦できるのは好印象でしたね。
金持ちの友だちがオンライン対戦可能なXBAND版を持っているということで、通ってプレイしました。現在とは異なり回線環境が悪く、機体はワープするし、よく落ちるしで、ひどかったのですが、それでも笑いながらプレイしました。通信費、いくらかかったのかな……。
ゲーム性だけでなく、機体設定や音楽も魅力なので、ぜひ遊んで、Get Readyしてほしいです。
■kbjの名作20本
『パンツァードラグーン』
『ブルーシード ~奇稲田秘録伝~』
『X JAPAN Virtual Shock 001』
『新世紀エヴァンゲリオン』
『きゃんきゃんバニー・プルミエール』
『NiGHTS(ナイツ)』
『デカスリート』
『機動戦士ガンダム外伝I 戦慄のブルー』
『電脳戦機バーチャロン』
『機動戦士ガンダム外伝II 蒼を受け継ぐ者』
『EVE burst error』
『ルームメイト ~井上涼子~』
『機動戦士ガンダム外伝III 裁かれし者』
『サイバーボッツ』
『下級生』
『リアルサウンド ~風のリグレット~』
『X-MEN VS. ストリートファイター』
『街』
『バーニングレンジャー』
『慟哭 そして…』
『NiGHTS(ナイツ) into dreams...』 文:やままや
「一番好きなゲームは?」と聞かれたら迷いなく上げるタイトル。アクションゲームは得意じゃないけど、空を飛ぶ感覚が味わえる操作性に、夢の中という美しく楽しい世界観、優しくて勇気の出るストーリー、そしてプレイするたびに変化する音楽に魅了されて夢中になってプレイしていました。
▲画面はPS3版のもの。 |
エンディングに流れる『Dreams Dreams』という歌がものすごく好きなのですが、総合B判定までは子どもバージョンで最高のA判定だと大人バージョンが流れるという憎い演出付き。大人バージョン聴きたさにコントローラを握りしめてプレイしていたら、お茶碗が持てないほど手がぷるぷるになったのもいい思い出です。
▲画面はPS3版のもの。 |
やっとの思いでA判定取れた時は達成感と歌の感動で泣きましたよ。いまだに聴くと反射的に涙目になるのはナイショです(笑)。
■やままやの名作20選
『NiGHTS into dreams...』
『クリスマスナイツ』
『プリンセスクラウン』
『グランディア』
『仙窟活龍大戦カオスシード』
『シャイニング・フォースIII シナリオ1 王都の巨神』
『シャイニング・フォースIII シナリオ2 狙われた神子』
『シャイニング・フォースIII シナリオ3 氷壁の邪神宮』
『バーニングレンジャー』
『パンツァードラグーン ツヴァイ』
『AZEL -パンツァードラグーン RPG-』
『真・女神転生デビルサマナー』
『サクラ大戦』
『バーチャファイター2』
『電脳戦機バーチャロン』
『カルドセプト』
『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド』
『バロック』
『街』
『ダイナマイト刑事』
『バーチャファイター2』 文:ゴロー
自分があげるのは、社会現象を巻き起こした3D対戦格闘ゲーム『VF2』しかないでしょう。当時はゲーセンメインで活動していて、セガサターン版は練習用に最適でした。セガサターン版のフレームレートは60フレームで、アーケード版と同様に滑らかに動きます。
アーケード版から約1年後の発売となると、対人戦の戦術も熟し、より高度なテクニックが必要になってきたころ。本来なら、カウンター投げやファジーガード(中段打撃と上段投げの2拓を回避するテクニック)の精度を上げるべきですが、なぜか“千本パンチ”の練習をしていた覚えがあります。
結局は無理だったのですが、地元ゲーセンで自慢したいがために指がつるほど鍛錬したのはいい思い出です。そこからか、何か自分だけの武器が欲しくなり、実践で使えないネタを探すことが楽しくて、楽しくて……。『VF』シリーズで自分のプレイスタイルが“ネタ重視”になったのは、ここがスタート地点だったのかもしれません。
久々に『バーチャ』の歴史を振り返りたくなった方は、『VF』20周年特集記事も読んでみてください。
■ゴローの名作20本
『バーチャファイター2』
『シャイニング・ウィズダム』
『水滸演武』
『ガンバード』
『北斗の拳』
『真・女神転生デビルサマナー』
『ヴァンパイアハンター』
『ドラゴンフォース』
『バーチャファイターキッズ』
『アルバートオデッセイ外伝~LEGEND OF ELDEAN~』
『戦国ブレード』
『バトルモンスターズ』
『ファイターズメガミックス』
『天外魔境 第四の黙示録』
『蒼穹紅蓮隊』
『サイバーボッツ』
『カルドセプト』
『デビルサマナー ソウルハッカーズ』
『LUNAR シルバースターストーリー』
『ダンジョンズ&ドラゴンズコレクション』
『パンツァードラグーン』 文:ヒビキタケル
セガサターンの中でも、ファーストインパクトが大きかったのが『パンツァードラグーン』。まず、ドラゴンの背に乗って操縦する浮遊感が気持ちいいんですよねー。ステージ1で鳥居のようなオブジェクトをくぐれるところがあるんですが、それだけで当時の自分は「おおっ!」と感動してしまったり。
▲画像はPS2版のもの。 |
また、多数の敵をロックオンしてホーミングレーザーを当てるのも気持ちよかったなー! ロックオンしたときの「ピピッ」という音や、レーザーを撃った時の「ドォーン」という効果音がまた気持ちよさの相乗効果を生んでるんですよね。
バックに流れるBGMも、壮大かつ空を飛んでいる感じがすごく出ていて、映像と音楽の両面で一気にトリコにされてしまった1本です。
▲画像はPS2版のもの。 |
■ヒビキタケルの名作20本
『パンツァードラグーン』
『電脳戦機バーチャロン』
『デイトナUSA』
『完全中継プロ野球 グレイテストナイン』
『ガングリフォン ザ ユーラシアン コンフリクト』
『サクラ大戦』
『NiGHTS into Dreams…』
『ザ・キング・オブ・ファイターズ’95』
『真・女神転生デビルサマナー』
『デビルサマナー ソウルハッカーズ』
『バーチャファイター』
『ファイターズメガミックス』
『機動戦士ガンダム外伝1 戦慄のブルー』
『セガラリーチャンピオンシップ』
『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』
『ストリートファイターコレクション』
『スーパーロボット大戦F』
『バーニングレンジャー』
『X-MEN VS. ストリートファイター』
『ファイティングバイパーズ』
『ファイターズメガミックス』 文:豊臣和孝
96年当時、日本でも“作品間のクロスオーバー”は珍しくなくなっていましたが、それでも「マジっすか!」とファンの誰もが驚愕した本作。
『バーチャファイター2』と『ファイティングバイパーズ』の2大タイトルだけでも生唾モノなのに、『VFキッズ』、『ソニック・ザ・ファイターズ』、さらには初代『VF』没キャラのシバ、『レンターヒーロー』、『バーチャコップ2』、トドメは『デイトナUSA』のクルマと、お祭り感あふれる参戦キャラクターのラインナップは秀逸の一言!
当時の最新作『バーチャファイター3』の要素を加えるなどシステム面でも注目された本作ですが……ファンのあまりの期待値の高さゆえ出荷本数が多すぎたのか、後々ワゴンや福袋の常連となったのは若干さびしいものがありましたが……それでも発売日に開店と同時に即購入した筆者にとっては、まぎれもない“宝物”の1本です。
■豊臣和孝の名作20本
『バーチャファイター』
『アイドル雀士スーチーパイSpecial』
『バトルモンスターズ』
『ウイングアームズ 華麗なる撃墜王』
『ゴールデンアックス・ザ・デュエル』
『バーチャコップ』
『バーチャファイター2』
『真・女神転生デビルサマナー』
『ガーディアンヒーローズ』
『Jリーグ プロサッカークラブをつくろう!』
『ガングリフォン ザ ユーラシアン コンフリクト』
『水滸演武 風雲再起』
『ドラゴンフォース』
『ファイターズメガミックス』
『機動戦士ガンダム外伝1 戦慄のブルー』
『プリンセスクラウン』
『水滸伝・天導一〇八星』
『機動戦艦ナデシコ The blank of 3years』
『機動戦士ガンダム ギレンの野望』
『SAVAKI』
『街』 文:梅津爆発
『かまいたちの夜』でサウンドノベルにハマった私は、『街』も即購入即プレイ! 渋谷を舞台に8つ以上の物語が描かれるわけですが、最大の魅力はザッピングのおもしろさでしょう。バッドエンドになった原因やほかの主人公の思考、サブキャラクターの足取りなど、1人の主人公の視点ではわからなかったことが、ほかの主人公の視点で判明する点が気持ちよかった! SS版は移動マップがなかったので難しかったですが、そのぶん達成感も大きかったですね。
個性的で膨大な登場人物たちも、実写のインパクトを含めて印象深いです。コーヒー牛乳と「ヤバキチ」を広めた雨宮桂馬や、ダンカンさんの怪演が光った市川文靖、「これだ!」の木嵐プロデューサー、「チンチコール」の水曜日などなど。約20年前の渋谷と、当時の文化を知ることもできるので、今遊んでも文句なしにおもしろいですよ。
▲学生なのに徹夜でクリアして、パスワードを速達で送ってゲットした、早解きキャンペーンの金のしおり。 |
■梅津爆発の名作20本
『街』
『アイドル雀士スーチーパイめちゃ限定版~発売5周年記念○得パッケージ~』
『EVE burst error』
『カルドセプト』
『機動戦艦ナデシコ The blank of 3 years』
『銀河お嬢様伝説ユナ3~ライトニング・エンジェル~』
『グランディア』
『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』
『シャイニング・フォースIII シナリオ3 氷壁の邪神宮』
『新世紀エヴァンゲリオン デジタル・カード・ライブラリ』
『卒業S』
『デカスリート』
『DESIRE』
『デビルサマナー ソウルハッカーズ』
『同級生if』
『ドラゴンマスターシルク』
『プリンセスメーカー2』
『ブルーシード ~奇稲田秘録伝~』
『無人島物語R ふたりのラブラブ愛ランド』
『桃太郎道中記』
『マリカ ~真実の世界~』 文:まさ
超能力美少女3人組が戦うセガサターンのX指定(18歳以上推奨)ソフト……と書くと、「お色気路線のギャルゲーかな?」と思う方も多いことでしょう。しかし、本作がX指定となった理由は、セクシャル表現の過激さではなく、社会的なリアリズムを盛り込んだ容赦のない残酷さを持つシナリオにあります。
超能力に目覚めたばかりに平凡な日常から外れていく主人公まりかと、現代社会を恨み日常を拒んだ者たちとの戦い。いかにもな怪人やちょっと間の抜けた敵の作戦など、特撮テイストのオブラートに包まれていますが、物語の本筋はシリアスかつ現実的で、単純な勧善懲悪で語れるものではありません。1997年に発売された作品ですが、テロリズムを扱ったそのシナリオは、今でも、今でこそ興味深い内容だと思います。
ちなみに、本作の脚本・監督を務めた遠藤正二朗氏のサイト“よみもの専科”にて当初のシナリオデータが公開されていますので、興味を持った方は一度読んでみることをオススメします。
■まさの名作20本
『マリカ ~真実の世界~』
『ガーディアンヒーローズ 』
『慶応遊撃隊 活劇編』
『サクラ大戦』
『シルエットミラージュ』
『心霊呪殺師 太郎丸』
『スーチーパイアドベンチャー ドキドキナイトメア』
『鋼鉄霊域(スティールダム)』
『続 初恋物語 ~修学旅行~』
『だいなあいらん』
『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』
『デジタルピンボール ラストグラディエーターズ』
『慟哭 そして...』
『風水先生』
『プリクラ大作戦』
『魔法騎士レイアース』
『ミスター・ボーンズ』
『メタルファイターMIKU』
『龍的五千年』
『湾岸トライアルラブ』
『レイディアントシルバーガン』 文:TDB
かつての隆盛を失って久しい“STG”というジャンルに、革命をもたらした作品。それが今なお僕が『レイディアントシルバーガン』に抱いているイメージです。
▲画像はXbox 360版のもの。 |
盛り込まれた革新的なシステムは多々ありますが、特筆したいのは“ショットのバリエーションが超豊富”ってところ。3つのボタンを組み合わせることで、なんと8種類もの攻撃方法を駆使できるんです。使い込めば使い込むだけ威力や攻撃範囲が増すというRPG的な要素も盛り込まれていて、これでハマらないワケがない!
▲画像はXbox 360版のもの。 |
敵の弾丸の一部を自機の剣(その名も“レイディアントソード”。ネーミングからしてかっけえ!!)で“斬る”ことができるのもアツい。敵の弾幕に突っ込み、剣で弾をガツンと斬って無効化する……。そんなかつてないゲーム性に魅せられまくり! 今でも大好きな作品の1つですね。
■TDBの名作20本
『ガーディアンヒーローズ』
『機動戦士ガンダム ギレンの野望』
『ザ・キング・オブ・ファイターズ’96』
『サクラ大戦』
『新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド』
『真・女神転生デビルサマナー』
『ストリートファイターZERO』
『センチメンタルグラフティ』
『デビルサマナー ソウルハッカーズ』
『NiGHTS into Dreams…』
『バーチャコップ』
『バーチャファイター2』
『バロック』
『パンツァードラグーン』
『街』
『魔法騎士レイアース』
『リアルバウト餓狼伝説』
『ルナ ザ・シルバースター』
『レイストーム』
『レイディアントシルバーガン』
電撃オンラインでは周年企画として電撃のセガサターン雑誌の表紙、セガサターン発売20周年で寄せられたセガ所属クリエイターのコメントを掲載しているので、あわせてご覧ください。
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