2015年12月23日（水）
『学戦都市アスタリスクフェスタ 鳳華絢爛』レビュー第1弾！ ヒロイン4人に焦点を当てて学園生活の魅力をひも解く
バンダイナムコエンターテインメントより、2016年1月28日に発売されるるPS Vita用ソフト『学戦都市アスタリスクフェスタ 鳳華絢爛』。そのレビュー第1弾を掲載します。
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というわけで、水上学園都市・六花にやってまいりましたライター・スズタクです。10月から放送されたTVアニメ『学戦都市アスタリスク』に心をつかまれ、ゲーム版にも興味津々でした。そんな折、電撃オンラインにROMが到着したので、これはもう……プレイしてレポートを書くしかないなと！
今回のレポートでは、主人公の天霧綾斗を含めたメインキャラ5人に焦点を当てていきます。さらに、とあるキャラの個別ルートもチラ見せしちゃったり……!? 本作が気になっている人は、最後までご覧くださいませ～。
ちなみに、「まだ『学戦都市アスタリスク』をそんなに知らないよ」という人は、総まとめ記事をご覧ください。世界観から用語解説まで、細かく説明しています！
3つのパートで構成される『学戦都市アスタリスクフェスタ 鳳華絢爛』
プレイレポートの前に、まずはゲーム概要を簡単におさらいしましょう。
本作は、アニメも好評放送中のMF文庫J作品『学戦都市アスタリスク』のゲームです。プレイヤーは主人公・天霧綾斗となり、2週間以内にパートナーを見つけてタッグで戦う武闘大会《鳳凰星武祭（フェニクス）》の優勝を目指します。
ゲームは主にAVGパート・育成シミュレーションパート・バトルパートの3つで構成されています。各パートを繰り返しながら、自分だけの学園生活を満喫しましょう。
●育成シミュレーションパート
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| ▲主人公の綾斗を育成し、能力を強化することが可能になっています。パラメータ育成以外にも、バイトやデートに時間を費やすことも。 |
●AVGパート
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| ▲おなじみのキャラとさまざまなイベントが楽しめます。プレイヤーの選択次第では、オリジナルストーリーを楽しむこともできますよ。 |
●バトルパート
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| ▲ストーリーの要所では、スピード感あふれるバトルも行われます。最大2VS2で行うタッグバトルは、パートナーとの連携が重要！ |
レビューの前編となる今回は、主にAVGパートに焦点を当てつつ、学園生活の魅力を紹介していきたいと思います。育成シミュレーションパートやバトルパートについては、後編でじっくりと紹介するのでお楽しみに。
メインヒロイン4人＆主人公・綾斗の魅力にズームイン！
ここからは、メインキャラたちのAVGパートを掘り下げていきましょう。対象キャラは原作・アニメでおなじみの綾斗、ユリス、紗夜、クローディア、綺凛の5人！
●天霧綾斗（CV：田丸篤志）
言わずと知れた本作の主人公。一見、優男に見える彼ですが、《天霧辰明流（あまぎりしんめいりゅう）》という古流剣術の使い手です。
ゲームでもつかみどころのない飄々（ひょうひょう）としたセリフが多く、女の子にはもちろん優しい紳士。アニメほどではないかもしれませんが、もちろんラッキースケベな場面もチラホラありましたよ（笑）。
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| ▲《黒炉の魔剣（セル＝ベレスタ）》との適合率をテストするシーンもしっかり収録されています。 |
●ユリス＝アレクシア・フォン・リースフェルト（CV：加隈亜衣）
ヨーロッパの小国・リーゼルタニアの王女様。気は強いが素直になれない一面もあり、友だち付き合いは苦手なようです。自在に焔を操る力を持ち、星導館学園の序列五位に君臨しています。
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ユリスの魅力といえば、やっぱりツンデレな言動の数々ですよね！ 綾斗のことを想いつつも素直になれない姿に、王道ヒロインのオーラを感じます。
また、このゲームではヒロインにプレゼントを渡せるのですが、彼女に好みのプレゼントをあげた際の、かなり力強い感謝の言葉は必聴モノです。
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ユリスは、気が強いし戦いの腕も立つけれど、決して“女の子らしくない”わけではありません。AVGパートで彼女と会うと、そのことがヒシヒシと伝わってきます。
いつも凛としているユリスがたま～に見せてくれる素の表情……。そのギャップもユリスと会話する際の大きな楽しみだと言えるでしょう。
●沙々宮紗夜（CV：井澤詩織）
綾斗の小学校時代の幼なじみ。無表情な女の子ですが、単に感情が表に出ないタイプのようです。科学者の父親を持ち、彼が制作した巨大なグレネードランチャータイプの煌式武装（ルークス）を使って戦います。
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幼なじみゆえか、綾斗に対しての好意をわりと最初から出している紗夜。綾斗に近づく女の子にはっきりと文句を言う、素直なところに好感が持てます。綾斗とのデートの際には……。
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ストレートかつ大胆なお誘いの言葉も!? この後どうなってしまうんでしょうか……？
●クローディア・エンフィールド（CV：東山奈央）
メインキャラたちが通う星導館学園の生徒会長。誰に対しても丁寧に接するおっとり女子ですが、本人いわく腹黒い性格とのこと。戦闘の実力は高く、学園序列二位に位置します。
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柔らかな物腰と声とお胸を持ち、見る者を和ませるクローディアさん。学年は綾斗と同じですが、敬語で話したり綾斗を弟のようにからかったりする場面から、お姉さんっぽく見えますね。イタズラ好きなお姉さん……とても、イイ！
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セリフ部分で“大事な部分”が見えていなかった気がしたので、クローディアの私服姿を改めて載せちゃいますね。「変でしょうか？」ですって？ まったく変じゃありませんよ！
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原作小説の第9巻を読んだ後と前とでは、クローディアへの印象が大きく変わると思います。まだ読んでいない人は、あえてそのまま遊んでみて、その後、第9巻を読んでからまたゲームやアニメを楽しむといいんじゃないかと思いますヨ。
●刀藤綺凛（CV：小澤亜李）
星導館学園中等部一年生。引っ込み思案で気弱な性格ですが、世に知られる《刀藤流》宗家の生まれで、剣術の腕はピカイチ。その戦闘力は、学園序列一位という称号が物語っています。
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“強い・かわいい・カッコイイ”と三拍子そろったスーパー中学生。おまけに巨乳という、もうトッピング増し増しな存在ですね（笑）。頼りなくしゃべるその姿は、守ってあげたい小動物のような雰囲気も醸し出しています。
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幼なじみ・紗夜との学園生活を掲載！
最後におまけとして、鳳凰星武祭のパートナーに紗夜を選んだ場合のストーリー展開を少しだけお見せしましょう。
アニメや原作では、ユリスとタッグを組んだわけで、せっかくだからここではそれ以外の組み合わせをご覧いただければなと。
「なんで紗夜なの？」という野暮な質問はナシです。幼なじみっていうのは、それだけで価値あるステータスなんですよ！
●父への想いを胸に鳳凰星武祭へ！
鳳凰星武祭の予選前、六花にある学園の1つ《アルルカント・アカデミー》の人間に父親の煌式武装をけなされた紗夜。父の仕事に誇りを持つ彼女は、アルルカントの発言が間違いだったことを証明するため、星武祭で優勝することを改めて誓います。
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紗夜にとって煌式武装とは、戦うための武器という以上に“大事なもの”だということが伝わってきます。そんな彼女の力になってあげたい！ と強く思わされるシーンですね。
●弱気になった綾斗を温かくはげます幼なじみ
星武祭で対戦したイレーネ・ウルサイスから姉である天霧遥の話を聞かされて、心にモヤがかかる綾斗。そんな綾斗の気持ちをおもんばかっているのか、紗夜の表情も愁いを帯びたものになっています。
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試合の後も本調子ではない綾斗を紗夜が一喝！ 次なる試合への覇気を取り戻させます。「ハル姉が綾斗を見捨てるなんてありえない」というセリフを説得力を持って綾斗に言えるのは、ここでは紗夜だけだと思うんですよね。
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お互いのことのみならず、家族のことも知っている幼なじみならではのいいシーンですね！
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紗夜って、言いたいことをキッチリ言うキャラなのがとっても魅力的だと思うんですよ。このシーンはそんな彼女の“らしい部分”がたっぷりと堪能できました。
●決勝戦直前にピンチが訪れる!?
そして迎えた、鳳凰星武祭決勝戦。しかし、土壇場になって紗夜が謎の人物・ヴェルナーに誘拐されてしまいます！ はたして、紗夜の安否と決勝戦の行く末は……？
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非常に気になるところですが、レビューはここまで。続きはぜひ買って楽しんでくださいね。本作にはまだ隠された要素があるようですが、その内容は……次回のレビューで触れられればと思いますので、お楽しみに！
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