2015年12月26日(土)
12月17日に発売された『メイQノ地下ニ死ス』はコンパイルハートのレーベル“魔界1番館”が贈るダンジョンRPG。『メタルマックス』シリーズでおなじみの田内智樹氏がディレクターを務めており、発売後は本作の“骨太カスタマイズ要素”が話題になっています。
▲『メイQノ地下二死ス』は魔法少女×ガーディアンをテーマにした本格ダンジョンRPG。 |
本作の魅力を伝える連載企画最終回では、『メイQノ地下二死ス』のカスタマイズ要素を改めて詳しく解説。まだプレイしていない人に向けて、そのおもしろさを紹介していきます。
本作では魔械術(一般的なRPGでいうところの魔法のようなもの)を扱う魔械士と、ロボットのような存在・ガーディアンがペアを組み、戦闘に挑みます。
▲戦闘では魔械士とガーディアンのペア3組までが同時に戦えます。 |
ガーディアンは、ボディ、右腕、左腕の3パーツと、ガーディアンの本体である魔械コアにセットする魔宝石を変えることで、能力値やスキルをカスタマイズできます。
▲カスタマイズ要素となる四要素の組み合わせでステータスは大きく変わります。 |
▲魔宝石には能力値を上げるものだけでなく、スキルを付与するものもあります。 |
また、ガーディアンの攻撃スキルには五行(火・水・土・木・金)の属性があり、魔械士の持つ属性ボーナスしだいでさらなる強化が可能です。魔械士の属性ボーナスは、魔械士の装備を変えることで変更できます。
▲魔械士はシードと呼ばれる専用の装備や魔宝石を装備することで属性ボーナスや能力値が変化します。 |
▲主人公のエストラだけは“フォームチェンジ”を行うことができ、ガーディアンに特別な属性ボーナスを与えたり、パーティ全体に能力補正をかけることができます。 |
カスタマイズは本当に奥が深く、魔械士とガーディアンの相性が重要になります。ガーディアン単体としては強化できたとしても、ペアを組む魔械士の属性しだいで力を発揮できないことがあります。
例えば、入手した強力なパーツとガーディアンとの属性相性が噛み合わない場合です。
そんなときは、属性相性がいいガーディアンをペアにしてパーツを装備させたり、今のガーディアンに組み込んでも十分に効果があるのではないかと考えてそのまま装備させてみるなど、さまざまな可能性を考え、試してみましょう。
▲相性の相関図を確認し、戦略を練っていきましょう。 |
戦闘では毎ターン、魔械士とガーディアンのどちらかを選択し、選択したほうのみが行動できます。魔械士は強力な魔械術を使うことができ、ガーディアンは攻撃力の高さなど、戦闘力が武器になります。
魔械術は強力なものが多く、ガーディアンが使えない回復やサポート系のものも存在するため、魔械士の役割は重要です。しかし、魔械術は使用回数が限られており、魔械士自体の戦闘力は低いため、戦闘の主役はガーディアンになります。
▲パーティ全体の能力アップや魔械士やガーディアンの回復は魔械士にしかできません。 |
そんなガーディアンの戦闘力ですが、カスタマイズの成否で大きく変わってきます。同じガーディアンでも、カスタマイズによって攻撃力が1.5~2倍ほど変わってくることも珍しくありません。
▲同じガーディアンのパーツ構成で、魔械士の属性ボーナスのみを変えた結果、このように大きな違いが出ます。 |
カスタマイズの重要性が非常に高いため、戦闘前からその勝敗が決まっているとも言えます。戦闘はカスタマイズの結果を確認する場というわけです。
何度も敗北を喫した相手に対してのカスタマイズを検討し、撃破する。このような実験の繰り返しが本作の最大の魅力です。ダンジョンRPG好きはもちろん、普段このジャンルのゲームをプレイしない人にもオススメできます。
きっと時間が経つのを忘れて、カスタマイズ要素をいろいろいじってしまうはずです。ぜひこの年末年始にプレイしてみてはいかがでしょうか?
(C)2015 COMPILE HEART
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