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2015-12-31 14:00

出演者が語る『金色のコルダ4』の魅力。火積司郎役・森田成一さんインタビュー完全版

文:ガルスタオンライン

 『コルダ』シリーズに出演するキャストのみなさんに直撃インタビュー! 最新作『金色のコルダ4』に対する熱い思いを語っていただきました。今回は、電撃Girl’sStyle1月号に掲載された火積司郎役・森田成一さんのインタビュー完全版をお届け。

『金色のコルダ4』火積司郎役・森田成一さんインタビュー完全版

――収録を終えたご感想をお願いします。

 分量的にはいつもとほぼ変わらないと思ったのですが、火積に慣れたせいかそんなにかなり順調にできた気がします。それは分量的なものだけではなく、ストーリーの流れがとてもよかったのもあると思います。セリフの流れも感情移入がしやすかった印象があります。

――本作には「片想い」などの新要素が増えていますが、火積の新たな発見はありましたか?

 シリーズ史上初めての要素ですよね。今まではプレイヤーの気持ちを受けての反応でしたが、それだけではなく男性キャラクターからの反応も楽しめるようになっています。そのため、1つの行動に対して2パターン録らないといけませんでした(笑)。たとえばデートをするときなら、主人公から誘われるパターンとこっちから誘うパターンという両面が存在します。恋愛を両側面から楽しめるのは、演じる側からとしてもおもしろかったです。

 ただ、1つのイベントに対して2倍時間がかかる、2倍感情を持っていかないといけないので大変でした。とてもおもしろいですし、これからの作品にも続いていくとプレイヤーのみなさんにとっても非常にドキドキする展開になるんじゃないかと思います。

 また火積の場合、いままでと比べるとテレる率が高かった印象があります。彼のセリフって「……」が多いのですが、今作ではより一層増えているので、台本を見たときに「点々ばっかりだ!」って思いました(笑)。言いよどみ、テレるがゆえに言葉尻が消えて行ってしまうというのはいままでの火積にはあまりなかったので、新しい姿が見られると思います。

――まだ『3』を遊んだことがない人に、本作のオススメポイントをあげるならどこになりますか?

 恋愛シミュレーションゲームは、どうしても恋愛ということだけに主軸が置かれがちだと思うんです。もちろん恋愛要素は重要なのですが、『金色のコルダ』シリーズは、それ以上に「音楽」が一番大きなテーマなんです。音楽を通じて人と交わって、近しい人になっていく。音楽を感じながらプレイしていただける作品だと思いますので、ただ恋愛を楽しむだけではなく、音楽の要素もじっくりを味わっていただきたいです。音楽や楽器というと、すごく敷居が高いと感じる方もいると思います。ですが本作は、バランスがしっかり取れているので安心して音楽を通した高校生活を送ってください。

――では新要素「片想い」にかけまして、森田さんご自身の片想いエピソードを教えてください。

 高校生の頃の恋愛が一番記憶に残っています。僕も吹奏楽部の人間だったので、『金色のコルダ』は無印のときから共感するところがあるんですよ。例えばコンクール期間中はマジメにやらないといけませんが、血気盛んな高校生だったので恋愛事情も絡んできたりして(笑)。普通に賞を取りにいけばいいのですが、自分が想っている子のために演奏する独りよがりなI want you的なものがありました。……かなり恥ずかしいですね!!(笑)

――本作では、他校の生徒ともアンサンブルが組めるようになりました。火積は誰との会話が多かったですか?

 99%と言っても過言ではないほど、主人公との会話がメインでした。『3』で使った言葉はほとんど「部長」と「水嶋」と「すいません」だったので、変化にビックリしました(笑)。恋愛に発展するまでの過程もそうですが、普通に練習するときなどもいろいろと会話する機会が多く、一層主人公との関係性や感情の流れがわかりやすくなっていました。もちろん、ほかのメンバーとまったく交わっていないわけではありません。いままでどおり、同じ学校のメンバーとの会話もたくさんありました。

――では森田さんご自身がアンサンブルを組むとしたら、誰となら仲よくやっていけそうですか?

 火積は長い間演じているので仲よくやれそうな気がしますが、ハルにはとにかく怒られそう(笑)。七海くんなら一緒にCD屋さんに行けそうな気がします。冥加は多分、冥界に一緒に行く感じかな。神南は僕にはハデ過ぎるので無理です。だって買い物でユ○クロに行ってくれないと思うんですよね(笑)。その流れでいくと響也とは買い物に行けるかも? あとカラオケに一緒に行くなら水嶋で、おそばを食べに行くなら八木沢でしょう。……こうして考えてみると、誰でも仲よくやれそうですね(笑)。

 でもきっと、一番長い期間友だちとして変に気をつかわなくていいのは大地な気がします。僕ももう43歳ですからね! 彼はこのメンバーの中だとけっこう大人なので話も合うんじゃないかと思います。

――最後に読者のみなさまへメッセージをお願いします。

 発売される2月は、まだまだ寒い時期です。ゲームの中も秋冬なので、季節的にはちょっぴり戻っていただければ大丈夫! そういった意味でも『4』はリアルな空気感を楽しんでいただけると思います。そして今回コーエーテクモゲームスさんが、ゲーム内で革新的なことをたくさんやっています。『4』なので続きではありますがいままでの延長ではなく、全然別の作品に仕上がった印象です。今後の『金色のコルダ』の世界をもっともっと広げてくれる内容になっていると思いますので、その契機となる『4』を手に取ってぜひプレイしてください。そして好きなキャラクターとの恋愛を成就させ、来たるべき春を迎えていただければと思います。

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