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2016年1月15日(金)

“バイオハザード・ザ・エスケープ2”が怖すぎ! 『モンハン』アトラクションもレポート

文:Taka

 1月15日~6月26日にかけて、大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンで開催される“ユニバーサル・クールジャパン2016”。本記事では、1月14日に実施されたプレス向け体験会の模様をお届けします!

“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”

 “ユニバーサル・クールジャパン2016”は、特命大使を務めるきゃりーぱみゅぱみゅさんをはじめ、『バイオハザード』、『モンスターハンター』、『新世紀エヴァンゲリオン』、『進撃の巨人』の5つをテーマに、それぞれの世界観をアトラクションで再現した期間限定イベントです。

オープニングセレモニーで桜の花びらが舞い踊る!

 “ユニバーサル・クールジャパン2016”の開催にあたって、オープニングセレモニーが行われました。

 登壇したのは『エヴァンゲリオン』シリーズプロデューサーの大月俊倫さん、『進撃の巨人』アニメ版プロデューサーの和田丈嗣さん、『バイオハザード』プロデューサーの川田将央さん、『モンスターハンター』シリーズプロデューサの辻本良三さん、きゃりーぱみゅぱみゅさん。

“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”
▲きゃりーぱみゅぱみゅさんの衣装は“和”をイメージしているとのこと。そこに自分らしさを加え、アレンジしているそうです。

 きゃりーぱみゅぱみゅさんは、すでに5つのアトラクションを体験したとのこと。「それぞれの作品の個性が出ていて、すべてすばらしい!」とコメントしていました。

 その後、きゃりーぱみゅぱみゅさんの開場宣言と同時に、美しい桜の花びらが! 掲げられた“クール・ジャパン”のテーマどおり、少し早めですが日本の春を感じることができました。

“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”

怖さだけじゃない! “絆”をテーマに物語が展開する“バイオハザード・ザ・エスケープ2”

 『バイオハザード』のアトラクション、“バイオハザード・ザ・エスケープ2”も体験してきました。その体験前に、川田将央さんにお話を伺えたので、そのコメントをお届けします。

“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”
▲川田将央さん

――“バイオハザード・ザ・エスケープ2”が公開されますが、その意気込みをお聞かせください。

 “バイオハザード・ザ・エスケープ2”では、最後の最後、ギリギリまで、難易度調整を行いました。『バイオハザード』を体験したことのない人でも楽しめますし、ファンの方はさらに『バイオハザード』が好きになるように作ってあります。

 また、ゾンビによる恐怖という、従来の脱出ゲームとは一味違った体験ができるかと思います。本イベントのテーマは“絆”でして、これについてもギミックで表現しています。

 “バイオハザード・ザ・エスケープ2”を体験し終えた後には、初めての人同士が友だちになって、アトラクションの体験を語り合えるような仕上がりになっています。

――“バイオハザード・ザ・エスケープ2”の見どころは何でしょうか?

 視覚だけでなく、聴覚の部分もこだわっていますので、そのあたりに注目していただきたいですね。『バイオハザード』を遊んだことがある人なら、音だけでも『バイオハザード』を感じられると思います。

 また、オープニングとエンディングの演劇パートにも力が入っています。登場する分隊長の熱さやかっこよさに注目していただきたいです。

――今後の『バイオハザード』の展開をお聞かせください。

 『バイオハザード』は今年で20周年を迎えます。その一環の企画として“バイオハザード・ザ・エスケープ2”を発表できました。これからも、これまで以上の『バイオハザード』をお見せしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

恐怖だけでなく、細部までゲームの雰囲気をリアルに再現

 ここからは“バイオハザード・ザ・エスケープ2”の体験レポートをご紹介! その前にルールをご説明します。挑戦者は複数名でチームを結成、そして、制限時間60分間以内に謎を解き、脱出することが目的です。

“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”

 アトラクションは、『バイオハザード』シリーズおなじみの製薬会社・アンブレラの研究施設の見学から始まります。しかしその見学会は、とある者の乱入によりめちゃくちゃに! そこに分隊長が登場し、なんとか形勢逆転。川田さんおススメの分隊長が本当にカッコよかったですね!

“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”
“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”
▲分隊長の登場シーン。熱い演技に感動!

 演劇が終わると、いよいよ謎解きがスタートし、ゾンビがうろつく施設内を探索することになります。探索では、手渡された大きなパッドと小さいパッドを駆使してクリアを目指すことに。

“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”
▲使用する2つの道具。これらを使って脱出を目指します。

 体験中は謎解きばかりに目が行きがちですが、細部にいたるまで『バイオハザード』の世界観が再現されています。曲がり角の雰囲気や置いてある家具の配置、小物にいたるまで『バイオハザード』らしさを感じました。

“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”
▲象徴的なロゴマークも再現。
“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”

 僕の話で恐縮ですが、実は途中でゾンビの出現に腰を抜かしてしまいました……(汗)。だって本当にすごい迫力なんですよ!

 そんなこんなでドキドキしつつも、謎解きを的確に解いてくれる心強い味方に助けられながら奮闘。しかし制限時間の60分が経過してしまい、残念ながら、脱出することはかなわず……。

 それでも『バイオハザード』の登場人物の1人として、仲間の絆を感じながら楽しむことができました。

“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”

 アトラクションの出口には、『バイオハザード』の歴史がつづられたパネルの展示なども。しかも、2016年初頭発売予定のPS4/PC用ソフト『バイオハザード アンブレラコア』の動画も見られるなど、最初から最後までファンにはたまらないアトラクションになっています。

 謎解きと自分の勇気に自信がある人は、ぜひ挑戦してみてはいかかがでしょうか。

“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”
“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”
“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”
“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”

ディノバルドの背中に乗って記念撮影ができる!

 “バイオハザード・ザ・エスケープ2”の後は、“モンスターハンター・ザ・リアル”へと移動。そこでは、辻本良三さんからお話を聞くことができました。

“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”
▲辻本良三さん

――今回の“モンスターハンター・ザ・リアル”の意気込みを聞かせてください。

 『モンスターハンター』とのコラボは5回目になりますが、毎回、前回を上回るものにできるよう努力しています。今回は、“体感”の部分に力を注ぎました。まるで自身がハンターになったかのような体験ができるかと思います。

――今回の見どころを教えてください。

 目玉となるのは、二つ名のリオレウスとジンオウガです。等身大のモンスターが2体並んでいるので、“この2頭にはさまれたら”といった臨場感を味わうことができます。

 リオレウスは、近くによるとブレスの熱が表現されていることも分かると思います。近くからと遠くからで見え方が違いますので、比較してみるのもおもしろいですよ。

 ジンオウガは、近くにいると振動が感じられるようになっていますので、視覚、聴覚以外からも何かを感じ取ることができると思います。

 この他、『モンスターハンター4』から登場したモンスターに乗るというアクションですが、これはなかなか実現することができませんでした。

 しかし今回は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンさんのご協力もあり、ディノバルドの背中にのって写真が撮れるようになりました。こちらもぜひ、楽しんでいただきたいです。

――たくさんのグッズが登場しますが、オススメはどれでしょう?

 定番のこんがり肉も登場しますが、ベルナ村はチーズが有名なので、これをイメージした“ニャンコックのとろ~りチーズフォンデュ入り肉まん”もオススメです。

 オトモアイルーのコラボ装備フィギュアなどもありますし、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンならではのグッズに注目していただきたいですね。

――今後の『モンスターハンター』の展開についてお聞かせください。

 『モンスターハンタークロス』のDLCも用意していますし、すでに遊んでくださったいる人もこれから遊ぶ人も、楽しんでいただけるように頑張りたいと思います。さらに『モンスターハンター ストーリーズ』やアニメも制作中ですので、『モンスターハンター』の世界がより広がる1年にしたいと思います。

等身大のモンスターは迫力満点。装備品の再現度も最高

 インタビューの後は“モンスターハンター・ザ・リアル”をさっそく体験。ここでは、モンスターと対峙した際の臨場感を、体全体で感じることができました。

 リオレウス、ジンオウガなどの人気モンスターは迫力満点! リオレウスのブレス、ジンオウガの雷撃もリアルに再現されています。

“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”
“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”
“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”
“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”

 『モンスターハンター』が大好きな人なら大興奮間違いなしの武器や防具が展示されていました。弓やランスなど、さまざまな装備品が登場しています。

“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”
“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”
“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”
“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”

 かわいらしいアイルーと出会うこともできました。かわいらしい鳴き声を出しながら、いろんなポーズをとってくれます。

“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”
▲130cmくらいでしょうか。大きさにも強いこだわりを感じます。
“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”
▲ユニバーサル・スタジオ・ジャパンとのコラボ装備をしています。

 建物の外には『モンスターハンタークロス』4大モンスターのうちの1体、ディノバルドの背中にのって写真が撮れる場所もあります。

“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”

 さらに、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンとのコラボコンテンツが、先行配信されています。“モンスターハンター・ザ・リアル”に来たら、ぜひダウンロードしてみてください!

“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”

『バイオハザード』のコラボフードは、雰囲気までこだわっている

 “モンスターハンター・ザ・リアル”の取材が終わった後は“バイオハザード・ザ・エスケープ2”のコラボフードをいくつか試食してきました。

“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”

 初めに登場したのは『t-ウィルス・ラボ・カクテル』。名前にはカクテルとありますが、ノンアルコールです。白い煙がもくもくと出るビーカーの中には、怪しい試験管が……。

 雰囲気バツグンで、「本当に飲んで大丈夫かな?」と思ったりもしますが、ゾンビになることはないので安心してください。

“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”
▲t-ウィルス・ラボ・カクテル(ノンアルコール)

 ちなみに飲み方ですが、試験管に入った3種類の液体をグラスの中に入れます。

“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”

 3つの液体を入れない状態だとハーブの風味が口の中に広がるのみなのですが、すべての液体を入れるとキレイな色に変わり、さっぱりとした柑橘系のドリンクに変身! 調合感覚で楽しむことができました。

“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”

 『アンブレラ・コア・ミッションプレート』は、毒ガスマスクの兵士の顔(ハンク?)がプリントされた袋にパンが入っています。銃の部分はペースト状になっており、酸味の効いた味がします。これをお肉と一緒に食べると最高!

 肉と野菜のバランスが絶妙で、これからミッションに挑むのにふさわしい、スタミナと栄養が満点のコラボフードになっています。

“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”
▲スープの中にはオクラが。冷めにくい容器に入っているのもうれしいですね。

 『バイオハザード』以外にも『モンスターハンター』のコラボフードが登場。『モンスターハンタークロス』でハンターたちが食べている、チーズを主体とした食事から操虫棍の形の食べ物まで、ユニークなものがそろっています。

“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”
“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”
▲“ニャンコックのとろ~りチーズフォンデュ入り肉まん”

 レポートをお届けしましたが、いかがだったでしょうか。行けば行くほど新たな発見ができると思いますので、僕も今度はプライベートでもう一度遊びに行こうと思います! もしかしたら、皆さんと“バイオハザード・ザ・エスケープ2”で一緒になる時もあるかと思いますので、その時はよろしくお願いします!

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