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2016年2月14日(日)

シリーズ原点を進化させた『龍が如く 極』の新要素や変更点を体験! 伝説はここから始まった

文:る~ぱ

 セガゲームスから発売中のPS4/PS3用ソフト『龍が如く 極』。本作を体験した魅力をお届けします。

『龍が如く 極』

 本作は『龍が如く』10周年記念作品として、シリーズの原点である『龍が如く』をパワーアップさせたもの。PS4での開発環境をベースにした映像美やアクション、ドラマシーンなどあらゆる面で改良が加えられています。

 今回は追加されたエピソードやバトルシステムなどを中心に、『龍が如く 極』ならではの魅力を紹介していきます。

 なお、本作にはPS4用ソフト『龍が如く6(仮称)』の先行体験版をダウンロードできるプロダクトコードが封入されています。そちらの内容については、以前の記事をご覧ください。

物語の空白を埋めるエピソードが追加

 主人公・桐生一馬が服役していた“空白の10年”や、真島吾朗との出会いなど、初回作『龍が如く』では描かれなかったエピソードを多数収録。桐生の逮捕をきっかけに起きた錦山の変化や、桐生と真島の因縁の始まりといった、物語のターニングポイントが丁寧に描かれており、ドラマ性もグッと増しています。

『龍が如く 極』 『龍が如く 極』
▲麗奈に非難されて思わず手を上げてしまう錦山。その後、反抗する組員たちとのいさかいなど、徐々に追いつめられていく錦山の心情が描かれています。
『龍が如く 極』 『龍が如く 極』
▲シリーズでも人気の高い“嶋野の狂犬”真島吾朗との出会うシーン。本作では出番がかなり増えており、桐生が本来の力を取り戻すためのキーパーソンとなります。

『龍が如く0 誓いの場所』のバトルスタイルがさらに進化

 本作のバトルでは、4つのスタイルを自由に切り替えて戦うことが可能に。各スタイルには一長一短があるので、敵や戦闘場所に応じてスタイルを切り替えていくといった戦略性の高さも魅力の1つ。もちろん、1つのスタイルだけに特化させていくといった攻略も可能で、プレイヤーの自由度が広がっています。

『龍が如く 極』
▲殴る、蹴る、つかむ、投げるなど、局面に左右されないバランス型のスタイル“チンピラ”。オーソドックスなアクションが好きな人にオススメです。
『龍が如く 極』
▲“壊し屋”はパワーに特化させたスタイル。動きは遅くなりますが、その一撃はすさまじく、爽快感のあるアクションを楽しめます。
『龍が如く 極』
▲スピード型の“ラッシュ”は連続攻撃が得意。スウェーで回避しつつ連続攻撃を決めたい、というプレイヤーにオススメのスタイルです。

 バトルスタイル“堂島の龍”も健在……なのですが、10年に及ぶ監獄生活で弱体化しています。そのため、真島吾朗と突発的に戦う新システム“どこでも真島”をこなすことで、本来の力を取り戻す必要があります。

 “どこでも真島”の真島はかなりコミカルに描かれており、どこから、どうやって襲ってくるかという演出もおもしろいところ。

『龍が如く 極』
『龍が如く 極』 『龍が如く 極』
▲上空から、マンホールからなどなど、所かまわず襲ってくる真島の存在に、街を歩く際もドキドキします。

本編よりハマるかも!? ミニゲームが満載!

 シリーズ定番であるミニゲームも豊富に用意。初回作からある“将棋”や“麻雀”に加えて、『龍が如く0 誓いの場所』で人気の高かった“ポケットサーキット”や、新スポットの“昆虫女王 メスキング”などをプレイできるようになっています。

『龍が如く 極』 『龍が如く 極』
▲シンプルに楽しめるテーブルゲーム。プレイしていくとオトクなアイテムがもらえるため、ついついやり込んでしまいます。
『龍が如く 極』 『龍が如く 極』
▲とにかく作り込まれている“ポケットサーキット”。タイヤやモーターを組み合わせて自分だけのマシンを作り上げるなど、“ミニ四●”世代にはたまらないミニゲームになっています。
『龍が如く 極』 『龍が如く 極』
▲“昆虫女王メスキング”では、カードを集めてデッキを作っていくトレーディングカードゲームを楽しめます。もちろんセクシーな昆虫の姿を観て楽しむのもアリ!

 これ以外にはカラオケやバッティングセンター、UFOキャッチャーなどもプレイ可能。本編の息抜きにいろいろなプレイスポットに訪れてみましょう。

 普通のリメイク作ではなく、追加エピソードやアクションの変化により、ゲーム全体のクオリティが大幅アップ。懐かしさの中にも新しさがふんだんに盛り込まれており、ついついのめり込んでしまう魅力があります。

 今回紹介した要素以外にも、グラフィックの向上、再収録されたキャストボイス、ロード時間の短縮など改良点も多く、シリーズ10周年を記念するにふさわしい内容となっています。初回作をプレイしたことがない人はもちろん、プレイ済みの人にも触れてもらいたい一本です。

(C)SEGA

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