2016年2月22日(月)
『仮面ライダー バトライドウォー 創生』新たに参戦する昭和のライダーの遊び応え、操作感をレポート
バンダイナムコエンターテインメントから、2月25日に発売予定のPS4/PS3/PS Vita用ソフト『仮面ライダー バトライド・ウォー 創生』。本作を徹底紹介する特集記事の第3回をお届けする。
本作は、多数の仮面ライダーを操作できる『仮面ライダー バトライド・ウォー』シリーズ最新作。テレビシリーズ全26作品の主人公の仮面ライダーと、平成のテレビシリーズ作品で活躍した仮面ライダーたちも数多く操作可能となり、プレイアブルライダーは前作比2倍を超える45人以上になる。物語では仮面ライダーの起源に迫るオリジナルストーリーが展開される。
今回、本作に登場する仮面ライダーから1号、2号、V3、X、アマゾン、ストロンガー、スカイライダー、スーパー1、BLACK、BLACK RXを紹介。さまざまなシステムで各ライダーの特徴を再現し、おもしろくしているのでチェックしてほしい。
また、5ライダーの動きは動画で紹介しているのであわせてご覧いただきたい。
なお、記事中のボタン表記はPS4版のもの。
1号
1号は、悪の秘密結社ショッカーによって改造人間となった本郷猛が変身する仮面ライダー。ボイスは、番組や映画で本郷役を熱演した藤岡弘、さん自らが担当している。
『バトライドウォー 創生』では、“格闘技スタイル”と“投げ技スタイル”を備えていて、必殺技だけでなく、通常攻撃も異なる。2つのスタイルは自在にチェンジでき、多数の技を次々と放てる。スタイルの変更は、地上だけでなく、空中でも発動可能。
さらに本作では、本郷猛を操作することが可能。生身であるためか、通常攻撃が4コンボ、必殺技がライダーチョップのみなど、攻撃方法が少ない。一方で超必殺ゲージがたまりやすいという特徴がある。また、特殊能力で1号に変身すると体力がすべて回復する。
“技の1号”という名にふさわしく多数の必殺技を持っている1号。攻撃を繰り出すたびに技名を叫ぶうえに、アクションが大きいため、さわっていて爽快感がある。徒手空拳でその身を生かした攻撃は、キレのあるものばかりだ。
決して使いやすいわけではないが、本郷猛を操作できることもうれしい。窮地に追い込まれてから変身したり、敵を一気に倒すために変身したりと変身する過程を楽しめそうだ。
▲超必殺技のライダーキックでは、見得(みえ)につづいて連続攻撃を叩きこみ、さらに構えた後に、演出付きのライダーキックを放つ。 |
2号
ショッカーによって改造された一文字隼人が変身する仮面ライダー2号。“力の2号”という異名を持ち、豪快な攻撃が持ち味となっている。ゲームでは必殺技にあわせて追加入力することで、技が強化される特徴がある。
一見すると攻撃範囲は狭そうだが、見た目以上に判定があるため、集団を相手にしてもかなりの強さを誇る。“ライダー放電”や“ライダーまんじキック”を使いこなしていこう。
つかんだ相手を背負い投げをした後に飛び上がり、地面に叩きつけるライダー2段返し。投げ飛ばした直後にライダーキックを発動させると拾うことができ、さらにダメージを与えられる。
ライダーパンチは、左右のパンチに続いて別のボタンを押すことで攻撃が派生。強烈なボディブロー、相手を浮かせるアッパー、威力が高く攻撃範囲も広い右ストレートが用意されていた。
超必殺技のライダーパンチは、パンチや回し蹴り、ストレートなどの連続攻撃を行う。見得を切った後、渾身のライダーパンチを繰り出す。
追加入力を行うタイミングには身体が一瞬発光する。追加入力に成功すると効果音が鳴ると同時に左下のベルトが回るため、思わずうれしくてニヤけてしまう。
最初にさわった時はややシンプルなライダーという印象を受けたが、自分の操作が上達すればするほど、ライダーが強くなるのをわかりやすく感じられる2号。投げ技を持つために、ガードが堅い敵も得意としているのもうれしい要素だ。
V3
1号の技と2号の力を受け継いだV3は、風見志郎が変身する。『バトライドウォー 創生』では、近距離攻撃と遠距離攻撃、突進技など、さまざまな技を多数持つ、バランスに優れたライダーとなっている。
最大の特徴は“V3・26の秘密”を駆使した戦闘スタイル。画面左下のダブルタイフーンに表示されているゲージを消費することで、さまざまな特殊能力を使えるように。その中には、番組内では披露されなかったものもあるという。
腰に巻かれたベルトは、1つめの秘密である“ダブルタイフーン”となっている。通常攻撃の中に、プロペラチョップと火柱キックという2つの秘密が混じっている。
空中で×ボタンを押し続けると“グライディングマフラー”が発動し、空中を滑空できる。徐々に高度は下がっていくため、長距離の移動はできないが、短距離や高いところから飛び降りた際には素早い移動が可能だ。
ジャンプ通常攻撃は身体を回転させながら、空中を突進するV3ドリルアタックで、ダッシュ攻撃は肩の特殊スプリング筋肉で突進しながら攻撃する特殊スプリング筋肉。
△ボタンでは、クロスハンドからV3ダブルアタックが発動。正面に向かって腕をクロスして構え、前方に鋭く突進する。ガード効果があるため、敵の攻撃を弾きながら攻撃できる。○ボタンで放たれるのはライダー遠心キック。円を描くように空中を飛んだ後に、キックをお見舞いする。
ジャンプした後に空中でポーズを構え、ライダーキックを出す△+○ボタンのV3反転キック。攻撃がヒットすると、空中でバック宙をして、改めてライダーキックを行う派手な技だ。□ボタン長押しで使えるのは、V3スクリューキック。ジャンプ中に身体をひねりながら敵に向かってライダーキックを放つ。
ガードにも“26の秘密”が割り当てられている。両手を軽く開いて胸でガードする特殊強化筋肉だ。ライダーグライドでは、回転させた身体がタイヤ状になり突進する“レッドボーンリング”が繰り出される。
ダブルタイフーンゲージを使って、使える必殺技から一部を紹介。なお、使用する技によって、ゲージの目盛りの数は異なる。
V3サンダーは周囲に雷が降り注ぎ、ダメージを与える技だ。フリーザーショットは、触角から冷気を発生させて敵を凍りつかせる。
V3の中でも有名な“逆ダブルタイフーン”を発動させると、ベルトから巨大な竜巻が発生し、一面を薙ぎ払う。ただし、使用後にはダブルタイフーンゲージの機能が停止して、しばらく使えなくなってしまう。
上空にV3ホッパーを打ち上げて、周囲に響いたスクランブルホッパーの音で敵をひるませるスクランブルホッパー。発動直後からV3を動かせるため、自由度が高く使い勝手のいい技だ。
エナージコンバーターは自身の体力が若干回復するもの。V3バリヤーは一定時間身体にバリアを張り、スーパーアーマー状態になる。
“V3・26の秘密”の紹介で終わってしまったような気がするが、何が言いたかったのかといえば、技が多くて使っていておもしろいということ。苦手な要素をあえてあげるとしたら、タイマン勝負ではダブルタイフーンゲージをためにくいということくらいだ。
ボス戦時に蓄えていたゲージがなくなってしまったら、超必殺技のV3フル回転キックを使おう。3回転してからライダーキックを放った後、一定時間ゲージが減らなくなるためだ。
X
父によって自由を守る戦士として改造されたX。変形する万能スティック・ライドルを使いこなす仮面ライダーだ。
ライドルは、最初の形態にして手数が魅力のライドルホイップ、空中からの回転攻撃が有名なライドルスティック、広範囲を攻撃できるライドロープ、リーチに長けたロングポールと自在に形を変える。武器ごとに個性が異なり、通常攻撃と△ボタンの必殺技が変化するので、ぜひチェックしてほしい。
ライドルホイップでは、攻撃の速いコンボが展開。前に進みながら攻撃するため、攻撃が途切れにくい。
ライドルスティックはバランスに優れた武器。スティックを回転させながらの突進攻撃や、ライドルスティックを叩きつけて攻撃するライドル脳天割りを使える。
攻撃速度は遅めだが、周囲を広く攻撃するライドロープ。通常攻撃の後半では前方に投げたロープから電流が流れる。
とにかく長いロングポールは、Xの攻撃速度としてはもっとも遅い反面、リーチは最長。ただし、リーチこそあるが、攻撃の当たり判定が棒の先端にしかないため、近寄られると弱いという弱点も。
他には、ライダーキックやライドルホイップに持ち替えた後にX字斬りを行うなどの共通の必殺技を備える。
超必殺技を放つと“マーキュリー回路”の力でパワーアップ。相手をつかんで回転してから空中に放り投げた後、浮いている相手に空中からライダーキックを当てる。
その後は武器を使うスタイルから、格闘が得意な状態になる。打撃がメインになり、相手をつかんで投げる“真空地獄車”を使えるように。
必殺技も変化。ライドルスティックでX字を描き、そのエネルギーを飛ばす攻撃では、ボタンを長押しするとXのエネルギーが大きくなる。
△+○ボタンでは他の必殺技同様に、空中に固定されたライドルスティックで大車輪を行う。そのまま、全身でXの文字を作った後、ライダーキックで攻撃する。
いろいろな武器を使えるため、距離や状況に応じて戦えるX。動きながら攻撃するものや、範囲が広い技があるため、コンボを継続しやすい。特別なゲージがないため、アクションの制限も少なく、常時使いやすいライダーとなっている。
アマゾン
南米奥地で育った山本大介が変身するアマゾンは、野獣のような激しい戦法を得意とする。ガガの腕輪を奪い返すという目的と、多くの友だちの自由を守るために戦った。
ゲームでは、ベルト“コンドラー”を使ったアクションを使用可能。さらに他のライダーと比べて空中戦を得意とする。
通常攻撃やダッシュ攻撃ではチョップやキック、突進など、荒々しい攻撃が多い。○ボタンのジャガーショックは、拘束した相手の首に噛み付いて攻撃。一定数噛み付くと、敵を両足で蹴り飛ばしてから、空中に飛び上がる。
“ロープキック”ではロープを使って振り子のように移動しながらキックする。攻撃が当たると浮かび上がる。“ロープ引き寄せ”では、前方に投げたロープを使い、敵を引き寄せられる。
豊富な薬草の知識を生かして、コンドラーで薬草を煎じて体力を回復させる。ただし、使用回数は決まっている。
ジャンプ中に攻撃手段が多いことはアマゾンの特徴の1つ。□ボタン、□ボタン長押し、△ボタン、○ボタン、△+○ボタンで異なり、その中のいくつかはヒットした相手を浮かせるため、追撃が可能。
超必殺技は“スーパー大切断”。ギギとガガの腕輪を合わせて、超エネルギーを乗せた大切断で攻撃する。着地後に回転しながら手刀すると、大きな衝撃波が飛んでいく。
空中での行動を長く維持するのがとにかく楽しいライダー。操作は忙しいが、うまく操作できて長く空中に滞在できるとコンボがつながり、かなりの満足感を得られる。地上だけでなく空中も生かして、立体的に動きながら敵を薙ぎ払おう。
▲薬草を煎じる時には、コンドラーの中心部を薬研車に使用する。その際には、ゲーム中だけでなく、左下のアイコンのグラフィックも変化する。 |
▲超必殺技後は攻撃が強化。攻撃時に衝撃波が飛ぶようになるものも。 |
▲斬月・真の言う、「侵入した例のヤツ」とはアマゾンのこと? それとも別の誰か!? |
ストロンガー
ブラックサタンに改造された城茂が変身するのが、このストロンガー。電気を駆使するライダーで、電撃を放出して攻撃するだけでなく、技を強化する特徴がある。
敵を攻撃してためた“電撃エネルギー”を解放すると“チャージ状態”となり、電撃を帯びた技を繰り出せる。“チャージ状態”は3段階目まで重ねられる。
▲ポーズをとると、身体に電撃が走り、ベルトのゲージの色が変わる。チャージ状態を重ねるたびに、ストロンガーを走る雷が激しくなっている。 |
□ボタン長押しで発動するのは電気マグネット。敵を引き寄せてからボタンを離すと、右手を地面を叩きつけて衝撃波を起こして攻撃する。
△ボタンはエレクトロファイヤー。地面を腕で突き、電撃を正面に流して攻撃する。チャージ状態になる事で、効果範囲が拡大し、最大までチャージすると、エレクトロウォーターフォールになる。
○ボタンはエレクトロサンダー。右手を空中に掲げて、周囲に落雷を落とす。チャージ状態になることで雷の本数が増え、最大で本数が8本になる。
△+○ボタンはストロンガー電キック。高くジャンプした後、前宙してから電気を帯びた鋭いライダーキックを放つ。チャージ状態になると攻撃力&攻撃範囲が強化され、最大までためるとガード不能になる。
超必殺技を放つと、チャージアップ状態に変身。その後、ジャンプして回転しながら、超電子ドリルキックを叩き込む。攻撃がヒットした場合、再びジャンプし直して、超電三段キックを連続で叩き込む。
チャージアップ状態では、つねに最大のチャージ状態になる他、必殺技がチャージアップ状態専用に変化。超電急降下パンチ、超電スクリューキック、超電稲妻キック、ダッシュパンチを繰り出す。ダッシュパンチはボタン長押しで、相手をつかんでから超電ジェット投げへ派生する。
“電撃エネルギー”がややたまりにくいが、敵の集団を攻撃することでチャージ状態を維持しやすくなる。敵を引き寄せる電気マグネットを活用しよう。また重ねがけはゲージがなくなる直前に使うのが有効だ。
チャージ状態を維持できるようになると、広範囲で高威力の攻撃を連発でき、操作するのが一気に楽しくなる。エネルギーをためて放つという、一連の流れをうまく使えるようになった時、しびれるような快感を覚えるはずだ。
スカイライダー
志度敬太郎博士によって行われた改造手術で生み出された仮面ライダーで、大学生の筑波洋が変身する。脳改造手術はされておらず、ネオショッカーの野望を砕くために、さまざまな必殺技で戦う。重力低減装置を使うことで、滑空飛行が可能なことが特徴だ。
ゲーム中では“セイリングジャンプモード”になると、ホバリングで空中を飛びまわれるようになる。セイリングジャンプモードでは移動やアクションが大きく変化し、これまでのライダーとは異なるアクションを楽しめる。
通常攻撃の中にも空中に移動してアクションするものが存在。空中で蹴りあげた後には、大反転スカイキックが決まる。
番組で使った必殺技からは、“念力返しライダースピン”、“竹とんぼシュート”、“大回転スカイキック”を見られる。
セイリングジャンプモードは、少し浮いた状態でとどまっている。ダッシュでは両手に伸ばして、身体をまっすぐにして飛んでいく。この時には攻撃判定が発生する。通常攻撃はキックで攻撃し、当たった相手を浮かびあがらせる。
セイリングジャンプモード中の必殺技は、通常状態とは逆に相手を攻撃した後、通常状態に移行するものもあるようだ。
超必殺技は、専用バイクの“スカイターボ”に乗って走り出す“ライダーブレイク”。ウィリーして走り出すと壁が出現する。ジャンプして壁を突き破り、ガレキをまき散らして攻撃を行う。
セイリングジャンプモードの発動時には、地上での行動をキャンセルして行えるという特徴が存在。それを利用することで、地上と空中での行動を行き来できるのが魅力となっている。例えば“竹とんぼシュート”で敵を投げた後、セイリングジャンプモードで浮かび、攻撃をつなげたり、“3点ドロップ”で着地した直後にセイリングジャンプモードで浮かび、行動したりといった具合だ。
アマゾンやファングジョーカーは空中で攻撃をつないでいくのが魅力のライダーだが、スカイライダーは通常状態とセイリングジャンプモードを行き来しながらアクションしていくのが魅力。使いこなせるようになると、より楽しいが、他のライダーとは操作感が異なるため、なんとなくさわっているだけでも楽しめる。
スーパー1
自ら進んで惑星開発用の改造人間となった沖一也が変身する仮面ライダーで、拳法・赤心少林拳と5種類の機能を備えたファイブハンドを使う。復活したドグマ王国の野望を打ち砕くために戦う。
通常攻撃の範囲こそ狭いが、拳法を生かした多数の攻撃とファイブハンドを生かした攻撃を備えている。もう1つの特徴として、必殺技から別の必殺技に派生させることが可能。4つの必殺技をつなげると、最後に使った技が強化される。
赤心少林拳の使い手であるスーパー1は、各アクションに拳法的な攻撃が散りばめられている。ダッシュ攻撃は飛び蹴り、ジャンプ攻撃は空中での旋風蹴り、ジャンプ△ボタンはスーパーライダーダブルキック、ライダーキャンセルは肘打ち、ライダーグライドは突進後に飛び蹴りを繰り出す。
□長押しで、合掌で衝撃波を放った後、掌底かち上げを行う。強化された場合、竜巻が発生する掌底を繰り出す。
△ボタンは両手で指突を連続で出す“蟷螂拳稲妻落とし”。強化された場合、連続で腕を薙ぎ払った後、指突を連打する。
△+○ボタンは“スーパーライダー閃光キック”。ジャンプ後に滞空してから構えて、ライダーキックを放つ。強化された場合、空中で構えを取った後に、演出付きのライダーキックに変化する。
○ボタンは現在装備中のファイブハンドによる特殊攻撃が発動。なお、ファイブハンドを切り替えた時には、ポーズを決めた後に特殊攻撃を放つ。
スーパーハンドでは、宙返りジャンプ後に連続攻撃を繰り出す。強化された場合、攻撃回数が増し、最後の回し蹴りが“梅花の型”に。
パワーハンドでは“岩石投げ”が発動し、地面から岩石を持ち上げて敵に投げつける。強化された場合は、岩石が大きくなる。
エレキハンドでは、右腕から電撃を放つ。強化されると、両手で電撃を放つため、広範囲を攻撃可能だ。
冷熱ハンドでは、冷熱攻撃を繰り出す。前方の敵を凍らせた後に小さくジャンプして、炎で攻撃。強化された場合、範囲が大きくなり、より多くの怪人を凍らせて燃やせる。
レーダーハンドでは、ターゲットを複数ロックオンしてから“レーダーアイ”を発射する。強化された場合は、ロックオンできる数が増す。
超必殺技は“スーパーライダー月面キック”。ジャンプした後、ポーズを構える。その後、空中でバク宙してライダーキックを繰り出す。
動きがカッコよく、メリハリがあるため、全体的にアクションが見栄えするスーパー1。必殺技がつながっていくため、技をドンドン出していきたくなる。技を理解して強化するには慣れが必要だが、豊富な派生技を繰り出せるようになれば、地獄稽古の必要はなくなるはずだ!
BLACK
暗黒結社ゴルゴムによって、創世王の後継者候補として改造された南光太郎が変身するライダー。パンチやキックなど肉体を駆使した攻撃に加えて、体内に埋め込まれたキングストーンのエネルギーを放出するキングストーンフラッシュを使う。
R1ボタンを長押しすることで、エネルギーをためる“バイタルチャージ”というBLACK独自の能力が用意されている。エネルギーをためた後□ボタンを長押しすると、エネルギーを使用して右手に炎を宿し、各種必殺技が強化される。
通常攻撃ではその肉体による格闘攻撃を繰り出す。腰を落としたり、拳に力を込めたりと、光太郎の力強さが各所に反映されている。
ライダーパンチでは、右拳に力を込めてバイタルチャージを発現させる。その後、前方に飛び込みながら、ライダーパンチを放つ。エネルギーがたまっている場合、技の発生が早くなる。
バイタルチャージャーにエネルギーをためた後、閃光を広範囲に放射するキングストーンフラッシュ。エネルギーがたまっていると、そのままライダーキックを繰り出すという、ゴルゴムの怪人にとっては悪夢のようなコンボとなっている。
超必殺技はライダーパンチ&ライダーキック。右拳を握りしめた後に前方にジャンプした後、ライダーパンチで攻撃する。起きあがってきた相手を、ライダーキックでさらに追撃するという、多くの敵から世界を守ってきたコンボとなっている。この攻撃を出した後は、エネルギーをためた状態が維持される。
徒手空拳の仮面ライダーだが、使いやすい性能で誰でもすぐになじめるBLACK。R1もしくは下ボタンのバイタルチャージは、他の行動中でもためることができ、ダメージを受けている時にためを離すと、キングストーンフラッシュをすぐに放出する。攻撃している相手にカウンターとして使えるため、便利だ。
ライダーキック後の着地や攻撃時の力を込めるモーションなど、BLACK独特のアクションを楽しめ、さわっていてうれしくなるライダーにしあがっている。
▲BLACKといえば、遠くから歩いてくるエンディングを連想する人もいるのでは? このようなシーンを再現することも可能だ。 |
BLACK RX
クライシス帝国に変身機能を破壊された南光太郎の身体に埋め込まれたキングストーンが、奇跡の力で生み出したのが無限の力を秘めたBLACK RX。ロボライダーとバイオライダーという変身を駆使しながら、地球を悪の手に沈ませないために、仲間とともに戦い続けた。
番組同様にロボライダーとバイオライダーを使うことで、状況に応じた戦いが可能。変身すると通常攻撃だけでなく、ライダーの特徴も変わるという性質がある。
BLACK RXの通常攻撃は、打撃とリボルケインを使ったコンボ。必殺技として“リボルケイン”や“RXキック”、“リボルクラッシュ”を使いこなす。
ベルトからリボルケインを出して、突きを繰り出す“リボルクラッシュ”。突きの前のリボルケインを振るモーションにも当たり判定がある。数々のクライシス帝国の怪人を倒してきたこの技だが、作中同様にエネルギーを入れる時にスキが生じる。もし他の怪人から攻撃を食らいそうになったら、ライダーキャンセルの前転を行うのがいいだろう。
超必殺技もリボルクラッシュだが、こちらは演出が挿入され、番組を見ているような雰囲気を味わえる。リボルケインで敵を攻撃した後、リボルクラッシュが炸裂。この時はエフェクトが派手なうえに大きな爆発が起こり、広範囲を攻撃できる。
また、発動後はリボルケインを持った状態となり、通常攻撃が変化。なお、ロボライダーとバイオライダーには変身できなくなる。
ロボライダーは、深い悲しみから生まれたRXの姿で光太郎は“悲しみの王子”と名乗り上げることが多かった。通常攻撃はゆっくり歩きながら、ボルティックシューターを正面に連射する。ボタン入力すると射撃が継続する。
○ボタンや△+○ボタンではボルティックシューターを使った攻撃を行う。○ボタンでは広範囲を攻撃するショットを、△+○ボタンでは貫通するショットを放つ。△+○ボタンの必殺技がヒットすると、銃を縦に構えてポーズを決める。
△ボタンでは、前方にステップしながら力をためた左拳で攻撃するロボパンチを使える。ダッシュ攻撃やジャンプ必殺技では重い身体を使ったキックを放つ。
“怒りの王子”の異名を持つのはバイオライダー。素早い動きと、特殊な身体を使った行動を得意としている。
バイオライダーの通常攻撃はバイオブレードによるコンボを行う。△+○ボタンのスパークカッターはバイオブレードを3連続で攻撃。攻撃が当たると振り返り、決めポーズをとる。
また、作中で活躍した液状化はさまざまな必殺技に割り振られている。○ボタンでは飛行した後に広範囲を攻撃。ジャンプ中の必殺技では、空中で液状化して地上に向けて降下して攻撃する。
△ボタンを押すとバイオライダーは構えをとる。敵の攻撃がヒットすると、周囲を攻撃しながら液状化して上昇。その後は、空中での行動に移れる。液状化により、弾が全部突き抜けてしまう描写を再現したい人は活用してみては?
ロボライダー、バイオライダーになるシーンはしっかりポーズとセリフを発するが、このモーション中に左スティックを入れることですぐに動くことが可能。もちろん、最後まで見るまでは動かないというこだわりプレイも可能だが、残念ながら敵怪人は待ってくれない。「なんだとっ!」 そのため、注意してほしい。
クライシス帝国から日本を守り抜いたその実力はゲームでも健在。変身後の特徴が大きく異なるため、状況や敵にあわせて変身して攻撃していくというBLACK RXらしさを自分で再現できる。
各必殺技のアクションの再現度は他のライダー同様に高いため、見ているだけでも楽しいし、操作すればより楽しい。帰ってきた相棒・アクロバッターとともに、さまざまなアクションで敵を撃破して、ぜひぶっちぎってほしい!
▲BLACK RXといえば、暗闇を歩くエンディングを連想する人もいるのでは? このようなシーンを再現することも可能だ。 |
(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
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※画面はPlayStation4版の開発中のもの。
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