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2016年3月17日(木)

TVアニメ『バッテリー』が7月より放送開始。原田巧役は内山昂輝さん、永倉豪役は畠中祐さん

文:たけのこ

 あさのあつこさん原作のTVアニメ『バッテリー』が、フジテレビ“ノイタミナ”他にて7月より放送開始されます。

『バッテリー』

 『バッテリー』は、あさのあつこさんが手掛ける同名青春野球小説をアニメ化したもの。刊行から20年が経ち、ついにTVアニメ化となりました。

 監督・脚本を望月智充さん(映画『海がきこえる』)、キャラクター原案を漫画家・志村貴子さん(漫画『放浪息子』)、アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督を草間英興さん(アニメ『ハイキュー!!』作画監督)が担当します。

 作品を彩る音楽は千住明さん(ドラマ『未成年』)に決定。また、アニメーション制作は、気鋭のスタジオ、ゼロジーが手掛けます。

 さらに、2人のメインキャストが発表。主人公の天才ピッチャー・原田巧役は内山昂輝さんが、彼とバッテリーを組むことになる永倉豪役を畠中祐さんが務めます。

 発表されたティザ―ビジュアルには、主人公の原田巧と永倉豪の2人の姿が描かれています。四季を通して季節が流れる本作の始まりとなる、初春の風景が表現されているとのこと。公式サイトではティザーPVも公開されているので、要チェックです。

『バッテリー』
『バッテリー』
▲草間英興さんによるイラスト:原田巧(上)と永倉豪(下)

原作・あさのあつこさんのコメント

 『バッテリー』という作品が世に出てから、はや20年が経ちました。20年経ってなお、アニメとなったあの世界と新たに出会える。感慨深いものがあります。最初の一冊目が出たとき、原田巧という少年が長く命を保てるように、長く読み継がれるようにと密かに祈ったものでした。

 その想いが実ったような気がします。『バッテリー』という作品は、わたしに10代のあの闘いを忘れることを許しません。物書きの源の1つです。

監督/脚本・望月智充さんのコメント

 何といっても人気のある原作ですので、ファンの人たちのイメージを損ねないことを第一に制作しています。キャラクター、なかなかいいでしょう?岡山県でロケハンをしましたが、とても楽しいものだったので、その空気が作品に反映できればいいなと願っています。

キャラクター原案・志村貴子さんのコメント

 『バッテリー』という作品が生まれて20年という節目に、光栄なお話をいただきました。何度もメディア化され愛され続ける作品なので、皆さまそれぞれの思い入れやキャラクターイメージがくっきり染み込んでいるのではないでしょうか。

 これは光栄であるとともに、怖いことだと思いました。新しい『バッテリー』もどうぞよろしくお願いいたします。

音楽・千住明さんのコメント

 多くの人々に長い間愛されてきた『バッテリー』その青春の一コマの音楽には、皆様に共感して頂けるエスプリを探しました。それは作品の中に自然に流れる空気の様なもの、目立ちすぎず決して派手ではないけれど、しかし一瞬の輝きのある音楽なのです。

原田巧役・内山昂輝さんのコメント

 2年ぶりのノイタミナ作品ということでワクワクしております。卓球の次は野球でした。ぼくが演じる原田巧さんは孤高の天才です。彼が豪たちと出会ってどう変わっていくのか。

 ぼくもまた、魅力あふれるキャスト、スタッフの方々と仕事できるのを大変うれしく思っています。ご期待下さい。

永倉豪役・畠中祐さんのコメント

 内山さんと掛け合いをした瞬間の興奮と、自らへ不安が、ずっとぐちゃぐちゃになって今自分の中にいます。でも、18.44メートル先のマウンドに立つ巧と向かい合ったら、豪はきっとボールに食らいついていく。

 僕も、内山さんに、巧に、食らいついていきたい。ちゃんと捕ってみせます。『バッテリー』、お楽しみに。

【スタッフ(敬称略)】
原作:あさのあつこ『バッテリー』シリーズ(角川文庫刊)
監督/脚本:望月智充
キャラクター原案:志村貴子
アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督:草間英興
音楽:千住明
アニメーション制作:ゼロジー
協力:岡山県高梁市

【キャスト(敬称略)】
原田巧:内山昂輝
永倉豪:畠中祐

(C)2016あさのあつこ・角川文庫刊/アニメ「バッテリー」製作委員会

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