3月24日に『Dance with Devils』のゲームがリリース！　電撃Girl’sStyle3月号に掲載された、鉤貫レム役・斉藤壮馬さんのインタビュー完全版をお届け!!　

――収録後のご感想をお願いします。

　ゲームが「ヒトルート」と「アクマルート」2種類あるので、とてもボリュームのある収録でした。長い時間をかけ、最後までていねいに録らせていただけたことが声優冥利に尽きます。アニメも含めますと、まさに2015年は「Dance with Devils」尽くしな1年を過ごすことができました。そういった意味でゲームは「Dance with Devils」というコンテンツのなかで、大きな1つの区切りとなるかと思います。

　長かったようで、あっという間でもあった1年でしたが、今は充実感でいっぱいです。アニメやイベントも入れると2015年は本当に「ダンデビ」イヤーでしたね！　最後に大きな節目を迎え、無事に収録も終えたので「「ダンデビ」もまとまったな」という安堵の気持ちでいっぱいです（笑）。

――「ヒトルート」と「アクマルート」の各ルートの見どころやオススメシーンを教えてください。

　レムの「ヒトルート」は基本的に終盤までアニメのストーリーに準拠しています。レムはアニメでもフィーチャーされていましたが、両ルートともアニメの展開に沿った物語のなかに、彼の人となりを掘り下げるエピソードが盛り込まれています。アニメ中の彼は歌以外にモノローグがほとんどなかったので、じつはどう考えていたのかが分かりにくかったかと思いますが、ゲームでは煩悶する様子も描かれていますので、そこが見どころかな。

　また、バトルシーンも多いのでレムなりに叫んだり、身体を張ったりしています。魔法よりも剣を用いた肉弾戦もこなしていますので、そちらも合わせて見て欲しいですね。恋愛面でのレムはアーロンド家の跡取りとしての立場から素直になれず、家と“レム・アーロンド（鉤貫レム）個人”の想いの間で終始揺れ動いています。ようやく本心を出すのかと思いきや、二言目には「だが、私は」と続くことが多かったです（笑）。迷いの強いキャラクターなので、みなさんには立場と想いの狭間で悩むレムを見届けて欲しいですね。

――アニメとゲームでは異なる展開を迎える本作ですが、演じ分けなどはされたのでしょうか？

　同じ鉤貫レムというキャラクターなので、媒体によって大きく演じ方を変えることはしませんでしたね。ただ、ゲームはアニメと比べるとセリフも多く、シナリオも複数分岐していますのでレムの様々な表情をお見せできるように心がけました。特典のドラマCDはコメディ要素も強く、レムなりに弾けるところは思いきり弾けていますので必聴です（笑）。

――アクマに1つだけ願い事を叶えてもらえるとしたら、なにをお願いしますか？

　あまり、これといったことが思いつかないのですが強いて挙げるとすれば、「すぐ眠れる体質にして欲しい」ですね。ものすごく寝つきが悪いので、布団に入って3秒で眠れる某伸び伸びとした男の子のようになれたらいいな（笑）。人生の3分の1は眠っていると言いますので、質の良い睡眠が摂れるようになりたいなと思っています。これをお読みのアクマの方がいらっしゃったら、事務所までご一報ください（笑）。魂の契約もしますので、安眠をもたらしてください。対価が大きそうですが、一考します！

――読者の方にメッセージをお願いします。

　2015年から2016年にかけて「Dance with Devils」というコンテンツで色々なことを経験させていただきました。アニメをご覧になった方はどういった結末を迎えたのかご存知だと思いますが、ゲームはそれぞれのキャラクターにアニメ本編とは異なるエンディングが用意されています。聞き及んだところによると、攻め攻めな「これぞRejet！」となる展開も待ち受けているようなので、6人との運命を余すところなく楽しんでください（笑）。

　「Dance with Devils」の世界にどっぷり浸っていただけたらうれしく思います。ぜひ、アクマと一緒に踊ってくださいね。今年も「ダンデビ」をよろしくお願いします！

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