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2016年4月7日(木)

『SAO ホロウ・リアリゼーション』の大剣アクション&ネームドモンスターの恐怖をプレイ動画付きでレビュー

文:てけおん

 バンダイナムコエンターテインメントから2016年秋に発売予定のPS4/PS Vita用ソフト『ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション-』。本作で使用できる武器・大剣のアクション部分をプレイした感想をお届けしていく。

『ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション-』
▲《ソードアート・オリジン》の何気ない1枚。シノンさん、後ろーっ!!

 本作は、ゲーム『ソードアート・オンライン』シリーズ最新作。デスゲームと化したVRMMORPG《ソードアート・オンライン》のサーバーを基に、研究開発をかねて作られた新ゲーム《ソードアート・オリジン》を舞台に、主人公・キリトたちの冒険が描かれていく。

 このレビューは、3月13日に配信された動画『ソードアート・オンライン』春の嵐 大爆発!! GAME LIVEで使用された体験版をプレイして執筆したものとなっている。

さっそく大剣を使ってみた感想は?

 1月に掲載した片手剣の使い心地と比較しての話になるが、誰もがイメージするように、大剣は1発の攻撃力が高い代わりに、動きが重い。

『ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション-』

 基本的な操作にかんしては片手剣のレビューをした時から特に変化はしていなかったが、通常攻撃のコンボからソードスキルの連携が、□連打(通常攻撃のコンボ)→△(ソードスキル)から、□連打(通常攻撃のコンボ)→□(ソードスキル)になっており、より簡単にソードスキルにつなげられるようになっていた。

『ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション-』
▲コンボ終了後、この表示が出たタイミングで□ボタンを押すとソードスキルへと移行できる。

 簡単になった分、ソードスキルを放つ必要のない場面なのにはずみでソードスキルを撃ってしまうこともあるので、この点には注意したいところだ。

 このROMで使用できた大剣ソードスキルは全部で4つ。

 前方に突撃しながら6連撃を繰り出す《ファイトブレイド》。電光をまとった鋭い2連撃を見舞う《ライトニング》。当たった敵をスタン(一定時間行動不能)状態にできる《ブラスト》。周囲にいる複数の敵に一度にダメージを与えられる《サイクロン》。これまでにゲーム『SAO』シリーズを遊んだ人にはなじみ深い技名となっている。

『ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション-』
▲《ファイトブレイド》
『ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション-』
▲《ライトニング》
『ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション-』
▲《ブラスト》
『ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション-』
▲《サイクロン》

 大剣でも△ボタンと左アナログスティックとを組み合わせて入力することで、これら4種類のソードスキルを自在に繰り出すことができた。

 下記の動画では、実際に大剣でのアクションを繰り出しながら詳しい説明をしているので、ぜひご覧いただきたい。

●動画:『SAO ホロウ・リアリゼーション』大剣アクション解説

ネームドモンスター戦は、歯ごたえのある敵と戦いたい人にはうってつけ!

 本作では、フィールドで遭遇する通常のモンスターと特定エリアで戦うボスモンスターの他に、“ネームドモンスター(NM)”という強力なモンスターが登場する。

 今回プレイしたROMでは、《Great Hron Buffalo》というネームドモンスターと戦うことができたので、その手ごたえや戦った感想をお届けしていこう。

『ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション-』
▲こちらが今回戦った《Great Hron Buffalo》。

 このROMでのパーティ編成はキリト(レベル12)、アスナ(レベル11)、リーファ(レベル10)、シノン(レベル10)。《Great Hron Buffalo》をふたまわり以上小さくしたレベル12のモンスター《Hard Buffalo》とまず戦ってみたのだが、そちらはさして苦労することなく倒すことができた。

『ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション-』
▲レベルも低い《Hard Buffalo》は、余裕で倒せた。

 一方、《Great Hron Buffalo》のレベルは15。キリトよりも3つもレベルが上だが、まずは挑戦してみる。《Hard Buffalo》の手ごたえから、「NMと言ってもそこまで強くはないだろう」とタカをくくっていたが……なんとたった一撃でパーティが崩壊寸前に

『ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション-』
▲近づくやいなや全体攻撃をくらってしまい、開幕直後に大ピンチ!

 近付くや否や全体攻撃を浴びせられ。シノンとリーファは即戦闘不能。アスナもHPバーの残りがごくわずか。筆者の操作するキリトは追撃を受け、あっけなく倒されてしまった。

『ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション-』

 アスナに復活してもらい、シノン・リーファの回復を試みようとするも、今度はアスナも倒され、復活させたシノンもすぐに地面にバタン。バフスキルや回復スキルの位置をきちんと把握してなかったこともあって、どう行動しようか迷っているうちにDead End(ゲームオーバー)に……。

『ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション-』
『ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション-』
▲やられると独特の効果音とともにアバターが散ってしまう。無念……。

 2・3戦目はバフスキルをきちんと使っていざ再戦! ……1戦目よりかは長持ちした2戦目も敗北。そろそろ動きも覚えてきたし、大丈夫だろうと挑んだ3戦目では、そばにいた《Hard Buffalo》を放置したのが災いし、メタメタにやられてしまった。

『ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション-』
『ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション-』
▲NMに集中したいところだが、回りにも気を配らなければならない状況に。こういうシチュエーションだと《Hard Buffalo》の攻撃も命取りに。

 画像を見てお気づきかもしれないが、モンスターの攻撃時に、その攻撃範囲がわかるようになっていた。この表示が出ると攻撃まで間もないこともわかるので、表示を参考にして攻めるか守るか判断するといいだろう。特に大剣はモーションやスキが大きいので、この機能を役立てたいところだ。

 そして4戦目では、あらかじめ《Hard Buffalo》を倒したうえで、きちんとバフを使って《Great Hron Buffalo》に挑戦! 運よくスタン状態にすることができ、この大きな獲物をしとめることができた。その様子を動画に収めたので、ご覧いただきたい。

『ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション-』
▲スタン状態になった《Great Hron Buffalo》。こうなったらもうこっちのもの!

 なお、動画の最後には初めて《Great Hron Buffalo》に挑んだ様子も収録している。正直だいぶカッコ悪いが、NMの強さを実感できると思うので、最後までチェックしてもらいたい。

●動画:『SAO ホロウ・リアリゼーション』ネームドモンスターと戦う

 NM戦を通して思ったことは、本作において戦力のマージンはとても大序だということ。きちんとレベルを上げた状態であれば、ここまでは苦労しなかっただろう。

 しかし、勝てるかどうかギリギリのところで強敵と戦うのはとても楽しい! バフスキルやNMの攻撃動作を見極めての回避、スタンなどを狙った攻撃など、“全力を尽くして戦っているスリル”がしっかりと味わえた。

 まだまだスイッチをはじめとしたパートナーへの指示を使いこなせていないなど、自分がダメなところにも気付かされるのも、アクションゲームならではの楽しみ。本作が発売されたら、ぜひ皆さんもちょっと背伸びした状態でネームドモンスターと戦ってみてもらいたい。

“アインクラッドのドレイ”に掲載するイラストを募集中!

 今秋発売予定の『ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション-』限定版に付属する予定の小冊子『電撃NerveGear Vol.4』。この小冊子内コーナー“アインクラッドのドレイ”に掲載するイラストを絶賛募集中。締め切りは5月29日(※4月25日のニコニコ生放送で締め切りが7月13日に延長されました)。

“アインクラッドのドレイ”に投稿する!

 採用された人には、『ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション-』の限定版をプレゼント! 限定版などの詳細情報は、後日公式サイトや電撃オンラインにて公開していく予定なのでお楽しみに。

 また、小冊子には採用されなかったもののキラリと光るものがある作品を送ってくれた人には、豪華な賞品をゲットするチャンスがあるかも? 興味がある人は、ぜひイラストを送ってもらいたい!

(C)2014 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAOII Project
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

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