2016年4月18日(月)
『MHF-G』スラッシュアックスFを先行体験。各スタイルの特徴や使用感、グァンゾルムをレポート
カプコンがサービス中のPS3/PS Vita/Wii U/Xbox 360/PC用オンラインゲーム『モンスターハンター フロンティアG』。4月21日の大型アップデートで追加される新武器種・スラッシュアックスFについて、使用感や各スタイルのポイントなどをレポートします。
4月17日に“スラッシュアックスF先行体験会”が開催され、多くのハンターが参加。注目の新武器種・スラッシュアックスFを体験した他、新モンスター・グァンゾルムの狩猟を楽しめました。また今後の展開や新情報が明らかになりました。
今回は、スラッシュアックスFの使用感や各スタイルのポイントなど、気になったポイントをピックアップしてお届け。新モンスター・グァンゾルムの狩猟レポートもあわせて掲載するので、会場に行けなかったハンターもぜひチェックしてみてください。
スタイルによってガラリと毛色が変わるスラッシュアックスF
『MHF-G』で使用できる武器種には、それぞれ地、天、嵐と呼ばれる3種のスタイルが用意されています。ハンターは任意にスタイルを変更することが可能で、同じ武器種でも違ったアクションを楽しめるのが本作ならではのポイント。スラッシュアックスFも3種類のスタイルが用意されており、スタイルごとにアクションやスラッシュゲージの仕様が異なっています。
ここでは、スタイルごとに分けてそれぞれの使用感を紹介していきます。
●地ノ型:2つのモードを使い分ける基本型
リーチに優れる斧モードと、攻撃モーションの速い剣モードを使い分けながら立ち回るスラッシュアックスFの基本スタイル。スラッシュゲージを含め、ナンバリングシリーズのスラッシュアックスの仕様に近く、斧モードでゲージをためつつ、剣モードでダメージを稼いでいくのが基本的な立ち回りになります。
本作ならではのアクションとして“変形攻撃”が多数追加。両モードのほとんどの攻撃から、別のモードに変形しながらの攻撃が可能になりました。これにより、両形態を行き来させながら多彩な連係を狙うことが可能に。
切り札は“属性解放突き”。追撃を含めたモーションが速くなっているので、モンスターのちょっとしたスキに狙えるようになったのもうれしいポイントです。
●天ノ型:機動性に優れる回避重視のスタイル
斧モードのアクションをベースに、剣モードの特殊なアクションを組み込んだ天ノ型。剣モードのアクションは主だったところで“抜刀ダッシュ”と“スラッシュ回避”、“溜め斬り上げ”、“無限乱斬”の4つ。“抜刀ダッシュ”は穿龍棍の同名アクションをさらに機敏にしたアクションになっており、抜刀状態でも素早く移動できるのが天ノ型のポイントとなっています。
スラッシュ回避は各種攻撃から派生するステップで無敵時間ももちろんアリ。スラッシュ回避からは溜め斬り上げや無限乱斬へと派生できるため、モンスターの攻撃をスラッシュ回避で避けつつ、派生攻撃でダメージを奪っていくのが天ノ型の基本的な立ち回りになりそう。溜め斬り上げと無限乱斬はどちらも溜めが必要なので、モンスターが次に行うアクションを予想しつつ狙っていこう。
剣モードの特殊アクションは斧モードから直接使用可能で、操作的には斧モード+αといったイメージ。剣モードのアクションはスラッシュゲージを消費するためゲージ管理は必須ですが、2つのモードのアクションや連係のつながりを覚えなくても使いこなすことができます。スラッシュアックスFの入門用としてもオススメできるスタイルです。
●嵐ノ型:強力な“光剣モード”で一気に攻める超攻撃型
スラッシュゲージが満タンになると発動できる光剣モードが特徴の嵐ノ型。光剣モードが発動すると剣にオーラが発生、地ノ型の剣モードを上回る攻撃力とリーチで攻めたてることができます。さらに“光剣連続斬り”や“属性吸収大解放”といった大技も用意されており、瞬間的な爆発力では3スタイルの中でも随一。
発動さえしてしまえば無類の強さを誇る光剣モードですが、発動条件はなかなかシビア。嵐ノ型のスラッシュゲージは時間経過による蓄積か、“ガード吸収”でモンスターの攻撃をガードする方法がありますが、時間経過による上昇量はあまり多くありません。また、ガード吸収もガードモーションは一瞬で終わってしまうため、ガードを成功させるにはモンスターのアクションにタイミングを合わせて使用する必要があります。
強さのほとんどが光剣モードに依存しているため、いかにしてガード吸収を成功させ、素早くスラッシュゲージを素早くためるかがポイント。そのため、モンスターの動きを見極められるやや上級者向けのスタイルになっています。
2つの顔を持つ新たな古龍種
新フィールド・雲見砦に生息するグァンゾルム。耐久力で形態が変化するモンスターで、第一形態では自身のアクションに加えて、小型モンスター・エギュラスを使役しつつ攻撃を行ってきます。体力が一定まで減ると第二形態に移行。ブレスや振動、風圧などが大幅に強化されます。
第二形態はエギュラスの姿は見えなくなるものの、攻撃力と攻撃範囲がすさまじく、ここからがグァンゾルム狩猟の本番と言えます。
実際に狩猟してみたところ、第一形態の強さはそれなりといった印象。ダメージは痛いですが攻撃自体は回避しやすいので、丁寧に立ち回ればピンチになりにくいかと。ただし、グァンゾルムが使役するエギュラスが危険。エギュラスの突進に当たるとクチバシで咥えられ、フィールド外に放り出してしまいます。こうなるとどれだけ体力が残っていても力尽きてしまうため、第一形態ではグァンゾルムよりエギュラスに注意したほうがいいかもしれません。
この形態では他にも、エギュラスによる火炎の一斉放射を見ることができました。
▲予想していなかった即死攻撃。拘束されている時に、ガンナーで攻撃すれば助かるのか、気になるところです。 |
第二形態になるとグァンゾルムが本領発揮。スキルで防げない風圧や咆哮、振動などを発生させるため、他のモンスターと同じように立ち回ると痛い目を見ます。また、広範囲に及ぶブレスや巻き起こる炎により、移動範囲が制限されることも。スリップダメージなどで一気に体力を削られることも多いため、一瞬の油断もできません。
中でも強力だったのが、上空に飛びあがったあと、大きな龍属性の球を吐きだすもの。火球による大爆発はかなりのダメージがあったので、プレイ時には気をつけてください。
総じて第二形態が強力なので、第一形態を無事に切り抜けられるかがポイントの1つ。第一形態では安全に体力を削っていき、第二形態で一気にたたみかけるのが有効なようです。
思っていた以上にスタイルごとの違いがあり、使い分けることが楽しそうなスラッシュアックスF。グァンゾルムは狩りごたえがあるうえに、生産できる武具も優秀なので、非常に魅力的なモンスターでした。G10アップデートでは武器種やモンスターの他にも、より狩猟生活が快適になるリファインなども予定されているので、ちょっと離れていたハンターさんもこの機会に再びプレイしてみてはいかがでしょうか?
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