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2016年5月26日(木)

『赤い女』幽霊が出ないのに怖い脱出ゲーム。SNSや携帯電話での恐怖演出がトラウマに

文:Taka

 EDGESの新作脱出ホラーゲーム『赤い女』のレビューを、ホラーゲームが大好きなTakaがお届けします。

『赤い女』

 本作は、スマホ史上“最恐”と言われたホラー脱出ゲーム『呪巣』の開発スタッフが、新たな恐怖を模索して作り上げたタイトルです。最大の特徴は、幽霊が出ないこと。リアルに起こりうるストーカーの恐怖を体験する内容となっています。

古い公衆トイレから脱出を目指します

 ゲームは、古い公衆トイレから始まります。この不気味な場所から脱出することが本作の目的です。

『赤い女』

 脱出するためには、周辺を探索してアイテムやヒントを探す必要があります。一見するとわからない仕掛けも、ヒントを見つけることで解くことができるようになります。

 操作方法はタップやスワイプなどです。タップすることで“移動”や“調べる”などが行えます。

『赤い女』
▲5×5で構成された赤いパネル。タップすると音が鳴ります。
『赤い女』
▲鏡に赤い四角と数字。何か関連がありそうです。

 なお、どこかに落ちているコインを集めることでヒントを見ることもできるので、謎解きが得意でない人も安心です。

『赤い女』

 見つけたアイテムを調べることで、新しいヒントを見つけることもできます。中にはアイテム同士を組み合わせることで、新たなアイテムを作り出すこともできます。

『赤い女』
▲電池切れの懐中電灯と電池を組み合わせることで……。
『赤い女』
▲明かりを入手することに成功。これで調べられる場所が増えますが……。

幽霊でなくても怖いです

 本作は、オカルト要素のない脱出ホラーゲームです。幽霊は出てきませんが、さまざまな恐怖を感じさせる演出が盛り込まれています。

『赤い女』

 恐怖を最大限に楽しみたい場合は、イヤホンやヘッドフォンなどを装着したプレイがオススメです。いきなり鳴り響く携帯の着信音など、ドキリとする演出が本作にはちりばめられています。

 また、かかってきた電話に出ることもできます。この通話から聞こえてくる音は、なんとも言えない不気味なものとなっています。

『赤い女』
▲女の息遣いが聞こえたり、とにかく不気味な電話です。

 プレイ中は、SNSのメッセージや日常で実際に起きそうな出来事などでプレイヤーを震え上がらせます。

『赤い女』
▲電話に出た後に送られてくるメッセージ。
『赤い女』
▲時には目のドアップを写した写真が送られてくることも……。

 さらに、探索中に何気なく窓の外を見たら、見ず知らずの女の人が覗いていることも。このように、実際に体験したら携帯を投げ出してしまいそうなシーンも発生します。

『赤い女』
▲おわかりいただけるだろうか、窓から中をのぞいている女の人がいることを。

恐怖以外の楽しみも

 本作には、キスマークを集めるというやり込み要素もあります。キスマークを20個集めると何かが起きるようです。

『赤い女』

 また、“ニコニコ生放送”機能があるので、1人だと怖くてプレイできないという人も視聴者と一緒にゲームを楽しむことができます。

 本作は、ストーカーという恐怖の存在を感じながら、その恐怖の中で謎解きが堪能できるので、ホラーと謎解きの両方が味わえる作品になっています。気になった人はぜひプレイしてみてください!

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データ

▼『赤い女』
■メーカー:EDGES
■対応端末:iOS
■ジャンル:パズル
■配信日:配信中
■価格:無料
▼『赤い女』
■メーカー:EDGES
■対応端末:Android
■ジャンル:パズル
■配信日:配信中
■価格:無料

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