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2016年5月5日(木)

『√Letter ルートレター』ご縁の国・島根に日髙のり子さんらが集結! プレミアムイベントをレポート

文:電撃オンライン

 “角川ゲームミステリー”シリーズの第一弾タイトルとして、6月16日に角川ゲームスから発売予定のPS4/PS Vita用アドベンチャーゲーム『√Letter ルートレター』。その完成披露イベント『列島最速 PREMIUM EVENT ~ご縁の国”島根“感謝祭~』が、5月3日に島根県松江市・松江テルサにて開催された。

『√Letter ルートレター』

 本イベントでは、製作の指揮を取る角川ゲームス・安田善巳プロデューサーによる実機映像の初披露や、ヒロイン・文野亜弥を演じる声優・日髙のり子さんらによる生アフレコ、さらに“角川ゲームミステリー”次回作の出演権が当たるプレゼント抽選会など、当日限定のプレミアム企画を実施。以下で、その模様をレポートする。

用意されたエンディングは5つ!? ゲームの最新情報を公開

 本イベントの司会を務めたのは、地元島根のテレビ局・TSK山陰中央テレビの岡本隆志アナウンサーと、島根出身の声優・麦穂あんなさん。まずは『√Letter ルートレター』にかかわるゲストの紹介からスタートした。

『√Letter ルートレター』
▲麦穂さんは『√Letter ルートレター』で自身が演じる旅館の仲居・坂田智子と同じ和服姿でイベントに臨んだ。
『√Letter ルートレター』
▲ゲーム内のスポットとしても登場するTSK山陰中央テレビから、常務取締役・田部氏とマスコットキャラクターのえいっとくんが登場。
『√Letter ルートレター』
▲島根県商工労働部の伊藤宏氏とともに、島根のゆるキャラ・しまねっこも登壇した。
『√Letter ルートレター』
▲『√Letter ルートレター』の発売が決定している台湾から、SIE台湾の江口プレジデントと、タレント・コニーさん(羅康▼ ※▼女ヘンに泥)も駆けつけた。

 その後、本作のプロデューサーを務める角川ゲームス代表取締役社長・安田善巳氏と、ヒロイン・文野亜弥役の声優・日髙のり子さんが登壇し、『√Letter ルートレター』のあらすじやゲームシステムを紹介した。

『√Letter ルートレター』
▲息の合ったやりとりでイベントを進行する安田社長と日髙さん。

 今回のイベントで新たに発表された事実は5つ。

(1)エンディングの種類は5つ
(2)第1章~第8章までの8回の文通のやりとりでシナリオが分岐する
(3)真相にたどりつくことができるのはゲーム2周目から
(4)本編以外のやり込み要素も用意

『√Letter ルートレター』
▲15年前に文通していた文野亜弥の謎を追うべく、主人公は当時手紙に書かれていた7人の同級生を捜す。5つのエンディングについては、トゥルーエンドやバッドエンドのほか、“UFO”や“呪い”といったキーワードも聞くことができた。
『√Letter ルートレター』
▲各章の冒頭に行われる文野亜弥への手紙の返信。ここでの選択枝の選び方で、結末が変化していく。
『√Letter ルートレター』
▲文野亜弥について、一様に口を閉ざす当時の同級生たち。追及パートでは、文通から得た文野亜弥の想いを彼女の代わりとなって級友にぶつけることで、心を開かせる。
『√Letter ルートレター』
▲本編とは直接かかわりがないやり込み要素も。それらをクリアすることで、ギャラリーモードなどお楽しみ要素が解放されるようだ。

 なお、2周目以降は手紙の返信以外のシナリオを飛ばせるスキップ機能が利用できる。安田氏によれば、ゲームのプレイ時間は1周目で10時間程度、全シナリオ読破で20時間程度(+やり込み要素)を見込んでいるとのこと。

ゲームに登場する実在の人物がステージに登場!

 『√Letter ルートレター』には、著名な史跡から地元の人が集まる飲食店まで、40箇所のスポットをゲーム内に再現している。今回のイベントでは、実際にゲームの中に登場する4名の方が登壇し、その再現度の高さに場内は大きく盛り上がった。

『√Letter ルートレター』
▲左から、宍道湖遊覧船“はくちょう号”のキャプテン・上谷雅弘さん、“中村BAR”のオーナー・中村義昭さん夫妻、カフェ“ウォーターワークス”の店長・安来潔史さん、だんごや萌音の代表・小森啓子さん(※ゲーム内では店員さんが登場)。

日髙さんと麦穂さんが生アテレコを披露!

 続いては、文野亜弥役の日髙さんと坂田智子役の麦穂さんが、この日限りの特別ドラマを演じるLiveシアターコーナー。ゲームに登場する島根の有名スポットをめぐりながら、シナリオの見どころを亜矢と智子が息の合った掛け合いで解説した。

『√Letter ルートレター』
▲25年前に死んだとされる文野亜弥。しかし、ドラマ内で亜弥から「主人公の文通相手は生きている」という意味深な内容も聞くことができた。
『√Letter ルートレター』
▲Liveシアターには岡本アナウンサーもゲスト出演。ゲーム内では、山陰中央テレビの人気女子アナの“禁断の恋”が描かれているそうだが……!?
『√Letter ルートレター』
▲ドラマ終了後には、ゲーム本編とLiveシアターの脚本を執筆した作家・藤ダリオ氏が登場。シナリオの感想を聞かれると「分岐を書くのは楽しかった」と語った。

プレゼントコーナーで次回作の一般出演者が決定!

 プレゼントコーナーでは、来場者に『√Letter ルートレター』のゲームソフトやオリジナルポストカードが当たる抽選が行われた。そして特賞では、なんと“角川ゲームミステリー”シリーズ次回作の出演権が与えられた!

『√Letter ルートレター』
▲次回作に出演を希望する人全員で登壇者とじゃんけん勝負。子どもから大人まで、ほとんど来場者が参加を希望した。
『√Letter ルートレター』
▲参加権を勝ち取ったのは松江市在住の女性。「どんなキャラクターで登場したいか?」の問いに「清楚な美少女で」と答え、会場を沸かせた。

人気シンガー“ろん”が『√Letter ルートレター』で声優初挑戦!

 イベントの終盤では、島根県出身の俳優・佐野史郎さんからのビデオメッセージを披露。そして、本作の主題歌『純愛ラプソディ』をカバーする人気シンガー・ろんさんとニコニコ生放送をつなぎ、直接メッセージを受け取った。

『√Letter ルートレター』
▲島根県への想いを語る佐野史郎さん。コメントの収録はなんと1時間にも及んだそうだ。
『√Letter ルートレター』
▲“天使の歌声”と称され、年齢・性別不詳のアーティスト・ろん。イベントでは、ろんさんがカバーする『純愛ラプソディ』が初公開された。
『√Letter ルートレター』 『√Letter ルートレター』
▲さらに、ろんさんが松江の天才子役・佐々木ありさ役で声優に初挑戦することが発表に。登場シーンの映像が公開され、その演技力の高さに日髙さんも驚いていた。

 最後に登壇者全員で島根県の伝統的な行事・餅まきを行い、会場が一体となったところで安田社長の閉会の挨拶を迎え、大盛況のうちにイベントは幕を閉じた。

『√Letter ルートレター』

(C)2016 KADOKAWA GAMES

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