News

2016年5月19日(木)

【電撃PS】アクションシューター『バトルボーン』が発売! プレイに役立つ初期キャラクター解説をお届け

文:電撃PlayStation

 独特なインパクトをかもし出すキャラクターが話題のPS4/Xbox One/PC『バトルボーン』が本日5月19日についに発売!

 キャラクターごとにまったく異なるアクション、バトル中のレベルアップで割り振るヘリックス強化など、多種多様なスタイルが混在する尖りまくった戦闘が魅力ですが、一方で洪水のごとく押し寄せる情報量に翻弄されてしまう方もいるのでは? ということで、本作に登場するキャラクターたちを順番に紹介&解説していきたいと思います。

『バトルボーン』

 今回取り上げるのは、初期から使える7人のキャラクター。最初から使えるだけあって、スキルの効果はシンプルなキャラクターが多いです。

 しかし、スキルがシンプルだからといって、操作感や立ち回りが簡単なワケではないのが本作のクセモノたるゆえん。まずは、このなかから自分のプレイスタイルに合った相棒を見つけてみてはいかがでしょうか?

 なお、各キャラクターは得意とする戦い方によって大きく3種類の役割に分類されます。

●アタッカー:攻撃的なスキルを多く持っている。
●ディフェンダー:体力が多かったり、攻撃に耐えるスキルを持っていることが多い。
●サポーター:味方を回復したり、シールドを付与したりできる。

 戦闘スタイルによってさらに詳細な分類もあるのですが、それは各キャラクターの説明で触れるので、大まかな立ち回りが3つある、と覚えておいてください。

オスカー・マイク

『バトルボーン』

●扱いやすさNo.1! 初心者から上級者までオールカバー

 見た目からもなんとなく予想がつくとおり、一般的なシューターなら何も見ずに扱えるようなベーシックなスキル構成。困ったら彼を選んでおけば間違いないというくらいの安定感があります。

 わかりやすくアタッカーなのですが、そのなかでもプッシャーと呼ばれる種類に属しています。簡単にいえばザコ掃除が得意という感じ。スキルでも触れますが、範囲ダメージを与えるスキルが多いので、それらを使ってザコを一掃するというイメージです。

 メイン攻撃はアサルトライフルでの射撃。ヘリックス強化でレッド ドット サイトもしくは遠距離スコープを付けられます。パッシブ効果でアサルトライフルの最初の15発はダメージが上がるので、余裕があるときはリロードをしておきたいですね。

●スキル1:ステルス ジェネレーター

 9秒間ステルス状態になるスキルです。便利ですが、攻撃やほかのスキルを使うと解除されてしまうため、自分が狙われたときに使うスキルといってもいいでしょう。ヘリックス強化で、使用時に即座にシールドを回復させ始めたり、移動速度を上昇させたりできます。

『バトルボーン』

●スキル2:フラグ グレネード

 一定時間後に爆発するグレネードを射出するスキルです。ヘリックス強化で分裂したり、地面を炎上させたりでき、かなり使い勝手がいいのが特徴です。

『バトルボーン』

●アルティメット:エアストライク

 特定のエリアにミサイルの雨を降らせます。すべて当たるとかなり大きなダメージを与えられるため、動きが遅い相手にとても有効です。ヘリックス強化で、範囲を絞る代わりにダメージを上昇させた集束レーザーにすることもできます。

『バトルボーン』

オレンディ

『バトルボーン』

●当たれば痛い! 地点指定型スキルアタッカー

 オレンディは“シャドーファイア ピラー”という地点爆破型スキルを中心に戦うアタッカーです。継続的にダメージを与えるよりも、一発ドカンと与える戦い方を得意としていますが、その“一発”を当てられるかどうかでチームへの貢献度は大きく変わってしまいます。ただ、攻撃範囲自体は広めなのでそこまで過剰に心配する必要はありません。

 ダメージが大きい範囲攻撃というのは、ザコの掃除にも役立ちます。しかしクールタイムが長めで、一度使うと再び使えるようになるまで戦闘力が落ちてしまうので、その間は無理は禁物。敵から逃げる手段にも長けていて、オスカー・マイクとは違った方面で初心者向けのキャラクターといえます。

●スキル1:ナリファイ

 目の前の敵にダメージを与え、自分は後方にジャンプします。ダメージよりも後方へ飛ぶ効果のほうが重要で、敵に狙われたときに瞬時に距離を取ることができます。オレンディは接近戦が苦手なので、いざというときまで残しておきたいスキルです。

『バトルボーン』

●スキル2:シャドーファイア ピラー

 オレンディの主力となるスキルで、地点を指定後1.5秒後に炎の柱が発生し、その際にその地点にいた敵にダメージを与えます。範囲は広いですが、炎の柱が立つときにその場所に敵がいないといけないので、ある程度敵の動きを予測して設置するといいでしょう。

『バトルボーン』

●アルティメット:パラダイム シフト

 正面に強力なエネルギーを放射するダメージスキルです。発射するまでやや時間が必要なので、ピラーと同じく予想して撃つか、避けられにくい狭い場所で撃つなどの工夫をすると当てやすくなります。

『バトルボーン』

ソーン

『バトルボーン』

●少ない手数で最大限のダメージを狙うスナイパー

 ソーンは、連射はできないものの、高い威力の弓を使うスナイパータイプのアタッカーです。弓はチャージ可能で、引き絞った時間に比例して威力や射程が伸びるのが特徴。闇雲に乱射するよりも、狙いを定めて一撃必殺を狙うタイプの人に向いているでしょう。

 チャージした矢を当てた相手はカースという状態異常になり、この状態の相手にさらに攻撃やスキルでダメージを与えると、追加ダメージを与えられます。相手をいかにカースにして追撃するかが立ち回りのカギとなります。

 なお、ソーンにはシールドがありません。その代わり、時間経過でライフが回復するため、一度に大きなダメージを受けない限りは、回復しつつ前線に残り続けられます。

●スキル1:ヴォレー

 5本の矢を放射状に撃つスキル。放たれた矢は地形で反射するため、とくに狭い場所では期待以上のダメージをたたき出します。ヘリックス強化で、矢が相手を貫通したり、矢の数を増やしたりできます。

『バトルボーン』

●スキル2:ブライト

 上にいる敵に継続的にダメージを与えるエリアを作り出します。シンプルで使いやすく、ヘリックス強化でスローを付与することなどもできます。

『バトルボーン』

●アルティメット:ワイルド ラース

 前方に爆発するエネルギーの弾を投げつけ、大ダメージを与えます。ヘリックス強化で、弾が地形で反射するようになったり、爆発後にブライトのエリアを残したりするようになります。

『バトルボーン』

マルキ

『バトルボーン』

●3発の弾丸がすべてを撃ち抜く、巨体キラーのスナイパー

 物腰柔らかな紳士のロボットと見えて中身は快楽殺人者という、尖りまくった設定を持つキャラクター。ソーンと同じくスナイパータイプのアタッカーですが、こちらは銃を使います。弓に比べ連射できるぶん、リロードが必要になるという点で一長一短でしょうか。

 また、スコープをのぞくとスナイパーライフルに、そのまま使うとピストルになるという特性を持つので、万が一敵に接近されたらピストルで応戦するのがオススメです。

 マルキの最大の特徴は、同じターゲットに連続して攻撃すると、3発目の威力が50%アップするというパッシブ。よって、可能な限り同じ相手を連続して撃つ、というのが重要になります。図体がでかいキャラクターは的として狙いやすいので、容赦なく撃ち抜いてあげましょう。

●スキル1:テンポラル ディストーション

 中に入った敵をスロー状態にする空間を作り出します。やや発動までにラグがあるので、早めに使うといいでしょう。接近戦が大の苦手のマルキにおいて、このスキルで敵を近づかせないようにすることはとても大事です。

『バトルボーン』

●スキル2:プレデトリー ストライク

 フクロウ型の爆弾を空中に設置します。フクロウは敵が近づくと自動的に追尾して爆発するので、とてもお手軽なのですが、攻撃を受けると壊されてしまうので注意しましょう。ヘリックス強化によって、ステルス機能を搭載させることもできます。

『バトルボーン』

●アルティメット:ビンドルブラスト

 チャージして強力な一撃を放ちます。弾が飛ぶ距離が長いほど威力があがるという特徴がありますが、あまり遠いと避けられるのでほどほどの距離で使いましょう。ヘリックス強化によって連射するようになったり、地形を貫通するようになったりします。

『バトルボーン』

ミコ

『バトルボーン』

●見た目は毒キノコ、しかしてその実態は、超優秀ヒーラー

 数多くのキャラクターのなかでも、視線の誘導力はトップクラスのミコですが、こんな外見に反して役割はサポーター。攻撃能力はそれほど高くないものの、パッシブの“分子菌学”はメイン攻撃のクナイが命中すると毒を与えるので、とりあえず手が空いているときはクナイを投げておく、というのも有効です。

 サブ攻撃ではボタンを押している間対象を回復させることができます。とくにコストのようなものもなく、垂れ流しにできるため、主にサブ攻撃で回復して回るのがミコの役目。味方が団子状態になっていると狙った相手に回復が届きにくくなるので、そこだけ注意しましょう。

●スキル1:バイオシンセシス

 5秒間ミコのライフを回復させます。サブ攻撃では自分のライフを回復できないので、これで回復しましょう。また、この効果が発動中はサブ攻撃の回復量が増加します。ヘリックス強化によっては自分といっしょに周囲の味方を回復できるようになり、より回復役として磐石になります。

『バトルボーン』

●スキル2:クラウド オブ スポア

 胞子の爆弾を投げつけます。爆破時にダメージとスロー状態になるエリアを形成できるので、後方から支援する際に最適です。ヘリックス強化しだいでは直撃した相手をスタンさせる効果が追加されます。

『バトルボーン』

●アルティメット:ファンガス アマング アス

 一定のエリアを継続的に回復させるキノコを設置します。ヘリックス強化によってはエリア内の敵にダメージを与えるようにも。マルチプレイでは攻撃で壊されてしまう可能性が高いので、敵の射線外に設置するといいでしょう。

『バトルボーン』

モンタナ

『バトルボーン』

●ミニガンを乱射するトリガーハッピーソルジャー

 いかにもワンマンアーミーしそうな外見ですが、役割はディフェンダー。ミニガンは接近戦では強いものの、距離が開くと集弾性が大きく落ちるため、豊富な体力を生かした近距離戦を挑みたいところです。

 ミニガンはリロードこそ必要ありませんが、撃ち続けているとヒートして冷却が必要になります。一方で、ヒートゲージが高いと威力が上がっていくパッシブも持っているため、ヒートし切らず冷めすぎずといった調整ができるとなおいいかもしれません。

 ヘリックス強化のなかには、ヒートしなくなる代わりに、ヒートゲージを振り切った状態で射撃すると自分もダメージを受けるといったものもあります。

●スキル1:ランバージャック ダッシュ

 前方にダッシュして、ぶつかった敵をノックバック(後方への吹き飛ばし)させます。ノックバックした敵が壁や味方にぶつかると、さらに1秒間スタンするため、敵の背後に壁があるときは積極的に狙いたいところ。単純に距離を詰めたり、逃げたりする際にも使えます。

『バトルボーン』

●スキル2:ヘイルストーム

 一定時間、ヒットした敵をスロー状態にする特殊弾薬による攻撃が行えるようになります。また、使用中は受けるダメージが30%減るため、“ランバージャック ダッシュ”で突っ込んでからの“ヘイルストーム”で逃がさずしとめる、という流れが基本スタイルになるでしょう。とはいえ、突っ込みすぎにはご用心。

『バトルボーン』

●アルティメット:マンズフォーメーション

 地面を踏みつけ、近くの敵にダメージを与えつつノックアップ(打ち上げ)します。その後10秒間受けるダメージが10%軽減される効果もあり、非常に強力なスキルです。ただし、発動までタイムラグがあるため、少し早めに発動しましょう。

『バトルボーン』

ラース

『バトルボーン』

●接敵したときの爆発力は随一! 三振りの剣使い手

 遠距離攻撃のなさを補って余りある近接戦闘力の高さが魅力のアタッカー。といっても正面からガシガシ殴るタイプではなく、素早い動きを生かした奇襲が得意なアサシンタイプのキャラクターです。

 敵に攻撃を当てると一部をライフとして吸収するので、中途半端に攻撃するよりかは、斬り続けたほうが生き残れることもしばしば。とはいえ回復力は過信できるほどのものでもないため、基本的にはミニマップをよく見て、孤立している敵を狙うといいでしょう。サブ攻撃では若干間合いが伸びるため、逃げる敵を追いながら繰り出すのに向いています。

●スキル1:クロスブレード

 十字状の斬撃を前方に飛ばします。唯一の中距離まで届く攻撃ですが、クールタイムが長いため中距離でのけん制などに使うにはややもったいないかもしれません。“カタリティック スマッシュ”と組み合わせたり、逃げる敵の追撃に使うのがオススメです。

『バトルボーン』

●スキル2:カタリティック スマッシュ

 前方に衝撃波を放ち、当たった敵を打ち上げます。複数の敵に同時に当てられるの、でかなり強力。これで打ち上げて“クロスブレード”、最後に“ドレッドウィンド”がラースの基本かつ必勝パターンといっても過言ではありません。

『バトルボーン』

●アルティメット:ドレッドウィンド

 自らを回転させ、近くにいる敵に継続的にダメージを与えます。回転中に移動できるため、相手に張り付くように移動すれば、体力が多くない敵ならばだいたいそのまま倒せるほどの威力があります。

 敵集団の中に飛び込んで使えば、一気にせん滅できる可能性もあります。ただし同時に、集中攻撃で倒される可能性もあるので注意しましょう。

『バトルボーン』

(C) 2016 Necromonger, LLC. Gearbox, Battleborn, and the Gearbox Software logos are registered trademarks, and the Battleborn logos are trademarks, all used courtesy of Gearbox Software, LLC. All rights reserved. Published and distributed by 2K. 2K, the 2K logo, and Take-Two Interactive are trademarks or registered trademarks of Take-Two Interactive Software, Inc. in the U.S. and other countries and are used here under license. All marks are property of their respective owners.

データ

▼『電撃PlayStaton Vol.614』
■プロデュース:アスキー・メディアワークス
■発行:株式会社KADOKAWA
■発売日:2016年5月12日
■定価:694円+税
 
■『電撃PlayStation Vol.614』の購入はこちら
Amazon.co.jp

関連サイト