2016年6月10日(金)
5月22日に東京・中野サンプラザで開催された“『洲崎西×あどりぶ』合同イベント”の模様をお届けしていく。
このイベントは、シーサイド・コミュニケーションズが制作する2つのラジオ番組『洲崎西』と『あどりぶ』のパーソナリティたちが出演し、トークやゲームなどを繰り広げていくというもの。“ライバルと書いて仲よし”番組である『洲崎西』&『あどりぶ』初の合同イベントだ。
昼の部“あどりぶグランプリ2016”では『あどりぶ』の巽悠衣子さん&大橋彩香さんが、夕方の部“洲崎西presents糸~縦の糸はあや 横の糸はあすか~”では『洲崎西』の洲崎綾さん&西明日香さんがメインとなり、イベントを進行。両ステージのコーナーに、互いがゲストとして登場し、4人で会場を訪れたリスナーたちを楽しませてくれる一幕も。この記事では、昼・夕方両方のステージの模様をお届けしていく。
こちらのステージ最初のコーナーは、昨年開催した“あどりぶグランプリ2015”の後から今までに起きた様々なことを振り返っていく“あどりぶテーマトーク”。
まずは、番組でもお馴染みになった、巽さんの“無償の愛”が広く知られるようになった“SEASIDE SUMMER FESTIVAL2015”の話。巽さんの影響で大橋さんも無償の愛について考えるようになったことが明かされた。巽さんの事務所には、ファンから無償の愛についての考察が送られてくるようになったのだとか。
続いては『あどりぶ DJCD vol.2&3』のロケにまつわる話。2人がツッコミの腕を磨く様子を収めたこのロケ企画について大橋さんは「『あどりぶ』史上もっとも心を鍛えられた企画でした」と振り返っていた。
この後ツッコミの腕が衰えていないかチェックすることになったが、そこで番組開始当初に2人が「どれだけスベってもお互い褒めあっていこう」と約束したことが巽さんの口から明かされるも、大橋さんは約束したことをすっかり忘れてしまっていたようだった。
その他にも“SEASIDE WINTER FESTIVAL 2016”の話なども飛び出した。このイベントで巽さんは、『BELOVED MEMORIES』の2人に背後に立たれた時、気圧されて振りかえることができなかったことを話してくれた。また巽さんは「このイベント以降、菌が怖くなった」と告白。2日に1回はバスタオルを洗うよう(以前は3日に1回)になったと話していた。
次は、『洲崎西』の2人をゲストに迎えて“洲崎西クイズ”のコーナーへ。ここではバストについての話が飛び出し、巽さんが恥ずかしがっていた。洲崎さんは最近バストが大きくなってきたと告白。毎日鏡の前でポーズを取っていると話し、来場者たちを笑わせていた。
肝心のクイズでは、『洲崎西』にまつわる4つの問題が出題され、巽さん&大橋さんは3問正解。大橋さんは「普通(の感性)じゃダメですね……」と悔しがるも、残りの3人から「いえ、十分(普通じゃない)です」などとツッコまれていた。
ここで『洲崎西』の2人がステージから退出し、代わりに植木雄一郎さんが登壇。植木さんが司会兼ジャッジを務める形で、メインコーナーである“第2回 あどりぶクイーン決定戦”がスタート。名誉とトロフィー以外に欲しいものを聞かれた2人は、「ほにゃららカード(大橋さん)」「ゴールドのほうの金(巽さん)」とストレートな要求をして、植木さんを困らせていた。
あどりぶクイーン決定戦は、3つの演目で2人のアドリブ力を測り、その成績でクイーンを決めるというもの。第1種目の大喜利では“魔法少女になって会場の皆さんをメロメロにするカワイイ魔法をかけて”というお題で、巽さんが「魔法少女ゆい、み~んなの女だよ」という、番組でも時折見せるぶっ飛んだ発想の回答で、会場だけでなく植木さん、大橋さんを驚かせた。
“負け犬の絵を描いてください”というお題では、大橋さんが“orz”というアスキーアートの“o”の部分を犬の顔に見立てるワザありの回答で観客を感心させていた。
第2種目は、番組でもお馴染みの“土曜あどりぶシアター”のイベント版。こちらでは大橋さんがペットショップの店員を、巽さんが新しいコンセプトカフェの店員をアドリブ交じりで演じた。
大橋さんは、巽さんの無茶ぶりで「ペットを飼いたいと思わせるおまじない」をさせられ、困惑しながらもその要求に応えていた。対して、巽さんは植木さん&大橋さん演じる“へご太郎”の無茶ぶりで「ラブコーラを美味しくする呪文」を唱えさせられる展開に。
そこで巽さんは「ラブコーラを美味しくする呪文」を唱える際に植木さんを道連れにし、さらにカフェの客として登場した構成作家・テムシステムさんの耳元で「いちごパフェ」をセクシーにささやき、おおいに照れさせていた。エチュード終了後、植木さんは「巽さん、パないっすね……」と、巽さんのアドリブ力(?)を高く評価した。
そして第3種目は、ものボケ・サイレント・1発ギャグ・ものまねの中から3つを披露する“あどモネア”。ここでは大橋さんがサングラスをブラジャーに見立てたものボケで会場を沸かせたものの、第2種目で点を稼いでいた巽さんがクイーンの座を防衛し、イベントは幕を下ろした。
このイベントの最後では、巽さんに関する3つの大きな発表が行われた。その内容は下記の通り。
・『巽悠衣子と行くニコニコ慰安旅行』第2弾の制作が決定
巽さんの単独DVD『巽悠衣子と行くニコニコ慰安旅行』の第2弾制作が決定。第2弾『巽悠衣子“ウルトラハッピーツアー ~○○声優への道~”』には、ゲストとして下田麻美さんと田村睦心さんが出演するとのことだ。
・巽悠衣子さんのソロ番組が7月より放送
7月より巽さんのソロ番組がニコニコ動画にて放送開始されることが判明。どんな番組になるのかは、今後発表していくとのことなので、楽しみに待っていてもらいたい。
・巽悠衣子さん“生誕祭イベント”が開催
9月17日に巽さんの“生誕祭イベント”が開催される。会場は東京・千代田区にある科学技術館 サイエンスホールになるとのこと。
昨年12月の“洲崎西 SUPER LIVE”では、“十字架にはりつけにされた豚”が鎮座していたが、このイベントでは“糸にがんじがらめにされた豚”の姿が。
そんな中、開演前の影ナレーションから滑らかなトークと客いじりをしながら、洲崎綾さん&西明日香さんによるイベント“洲崎西presents糸~縦の糸はあや 横の糸はあすか~”がスタートした。
西さんのデビューライブで洲崎さんが最前列でオタ芸をうちたいという話や、この日のケータリングのスタッフにペペロンチーノと間違えて「ペロペロンチンチーノください」と言ってドン引きされた話、田丸氏こと田丸篤志さんがイベントに来てくれなかった話などで客席を盛り上げつつ、最初のコーナー“豚リスナーに聞いてみよう”へ。
“豚リスナーに聞いてみよう”は、イベント直前に『洲崎西』リスナー(番組内で“豚リスナー”と呼ばれている)へ募集した“2人にチャレンジしてほしいこと”を読み上げ、実際にチャレンジするかどうか検討していくというもの。「お酒を飲みながら収録してほしい」「ギネス記録を新たに生み出してほしい」「ツチノコとか無償の愛を探す旅に出てほしい」などのアイデアが寄せられていた。
「お酒を飲みながら収録してほしい」では、洲崎さんが泣き上戸の絡み酒なので難しいかもと言いつつ、実現させたいと前向きに回答していた。
他にも「いちごパフェを巽悠衣子さんよりも色っぽく言う」というチャレンジには文句を言いつつもその場で挑戦。しかし、会場のリアクションが笑い一色といういかにも『洲崎西』らしい結果に落ち着いていた。
「ポッキーなしのポッキーゲーム」にチャレンジした際には、昨年12月のライブに続き“ビジネスキス”がまたしても発生。なお“洲崎西 SUPER LIVE”の映像にはビジネスキスする2人の姿がバッチリ収録されているそうなので、ファンはお見逃しないように。
数々のチャレンジに挑戦した後は、『あどりぶ』の2人をステージに迎えて“あどりぶクイズ”が開始。昼の部とは逆に、『あどりぶ』にかんするクイズを洲崎さんと西さんが答えていくという企画だが、ぱぱっぺ(洲崎さんの父親)が巽さんのファンということもあってか、驚きの全問正解。
こちらのコーナーで印象深かったのが“大橋さんが髪を切った理由は?”と“巽悠衣子が夜に1人で外出してやっていることは?”の2問に対するリアクション。最初の質問の答えは“排水溝に髪の毛がつまるから”で、後に髪の毛ではなくネットのせいだと判明した。現在ネットはしておらず、排水溝の網目にかかった髪の毛は、ごみ箱ではなく排水溝にそのまま流していると報告。すると3人からは驚きの悲鳴が上がっていた。
巽さんが夜に外出して1人でやっていること――それは、公園でのブランコ遊び。一時期はやめていたようだが、最近暖かくなってきたから再開したのだとか。それを聞いた洲崎さんと西さんからは「暖かくなったから再開した? 変人の思考と同じだよ!」とツッコミが。ブランコをこぐ理由を説明する中で、さらに巽さんがジャングルジムやすべり台でも遊んでいる新事実が発覚すると、客席がざわつき、洲崎さん&西さんもドン引き。
巽さんは「『洲崎西』にヤバいと思われたら本当にヤバいよ」と言っていたが、大橋さんからは「そろそろ夜のブランコは引退しましょう」といさめる言葉が飛び出した。さらに洲崎さんが「うちらはヤバい人を演出しているだけだけど、『あどりぶ』の2人は本当にヤバい人だよ」と言うと、客席から大きな拍手が起こっていた。
コーナーが終了し、巽さん&大橋さんと入れ替わりに、ステージには植木さんが登場。この場で発売が発表された『洲崎西DJCD vol.9~岐阜でるるきゃんと明日香がぎっぎっぎ~』について、岐阜ロケの裏話を繰り広げていった。2人はお互い気の置けない関係であることを示すエピソードとして、お風呂に入る際にバストをけなしあったことを楽しそうに話し、観客をわかせていた。
その後は、“ダーツ獲得チャレンジ”のコーナーへ。『洲崎西』のイベントでは、DJCDなどのロケ地をダーツで決めるのだが、今回は初の地方イベントをどこで開催するかをダーツで決定することに。2人は、その際に使用できるダーツの本数を決めるゲームにチャレンジしていった。
“箱の中身(しーちゃん)を当てるクイズ”や、“60秒で12星座を全部言う”まではまじめにやっていたが、玉入れチャレンジでは、構成作家・ふかわげんきさんが支えるカゴを引きずり下ろして玉を入れていくダーティな方法をためらうことなく実施する非道っぷりを観客に披露。合計4つのゲームに成功し、5本(最後のゲームは2本)のダーツをゲットした。
ダーツに挑戦する前に、このイベントのメイン企画である“縦の糸はあや 横の糸はあすか”のコーナーへ。これはさまざまなお題に対する反応で2人の絆を確認し、スタッフがそれを判定するというもの。
“悩んでいる時に掛ける言葉は?”というお題では、脱毛エステで恥ずかしい目に遭って落ち込む洲崎さん(第141回放送より)に西さんが「デリケートゾーンすごく綺麗だよ?」と言葉をかけると、洲崎さんは「やかましいわ!」とツッコミ。これは元気が出たということで“絆あり”と判定されていた。
“彼氏ができた時の受け答え”では、西さんはストレートに「彼氏ができた」と報告し、それに対して洲崎さんは平常心を装うようなリアクション。洲崎さんは「あっちゃん(西さん)に彼氏を作るために彼氏を作ってみた」とひねった表現で報告。真顔で「どんな人? どんな人?」という西さんの追及に「ラジオのディレクターをやっていて……」とスタッフを犠牲にして西さんを笑わせて、“絆あり”の判定をもらっていた。
このコーナーが終わると、先ほど獲得したダーツで地方イベントの場所を選択することに。京都、岡山、青森などを狙ったダーツの結果、見事青森に命中! 初の地方イベントは青森で開催する運びとなった。
続いて告知のコーナーでは、以下の4つが発表された。
・“洲崎西SUPER LIVE”BD&DVDが発売決定
昨年12月6日に大宮ソニックシティで開催されたライブイベントが映像化。話題になった2人のビジネスキスシーンも収録されている。
・『洲崎西』単独イベントの開催が決定
開催日は9月4日で、会場は中野サンプラザ。今回ダーツで決定した地方イベントの日程などは、決定次第お知らせするとのこと。
・洲崎綾さん生誕祭イベントを開催
12月25日に洲崎さんが誕生日を迎えることを記念して、前日である24日に、洲崎さんの生誕祭イベントを開催するとのこと。場所などの情報は、追って告知される予定だ。
・“SEASIDE LIVE FES 2016”の会場&開催日が判明
毎年恒例となったこのイベントが、今年は12月11日に開催される。会場は千葉県にある舞浜アンフィシアターで、出演番組などの情報は随時お知らせしていくとのこと。
告知が終わったところで、洲崎さんから西さんにサプライズプレゼントが! “糸”をテーマにしたこのイベントにちなんで、洲崎さんはマフラーを編んでいたそうだ。しかし、長さが足りなかったため“マフラーとしても意外とおしゃれに使える毛糸のふんどし”をプレゼント。西さんは「ベストフンドシストになって一番うれしい!」と大喜び。最後は観客に感謝の言葉を述べて、ステージを後にした。