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2016年7月16日(土)

『戦国BASARA 真田幸村伝』幸村は空中を飛び続ける新アクションが爽快。昌幸と信之の攻撃や固有技も体験

文:kbj

 カプコンから、8月25日に発売予定のPS4/PS3用ソフト『戦国BASARA 真田幸村伝』の報道陣向けプレゼンが行われた。

 集まったメディア陣を前に、本作についてプレゼンしたのはシリーズプロデューサーの小林裕幸さん。まず最初に、8月初旬に店頭で見られるオープニングを公開。T.M.Revolutionのテーマ曲『Committed RED』に乗せて、真田の生涯や武将のアクションを確認できた。また、幸村とその生涯に関わるさまざまな武将が登場するため、見ごたえがあるという。

『戦国BASARA 真田幸村伝』
▲小林シリーズプロデューサー。
『戦国BASARA 真田幸村伝』 『戦国BASARA 真田幸村伝』

 続いて小林さんは、生まれ変わった伊達政宗について紹介。白装束という見た目だけでなく、つねに六爪状態でアクションし、技もすべて刷新するなど完全新キャラとして作っていることをアピールした。

『戦国BASARA 真田幸村伝』

 アクションはこれまでのシリーズに比べて派手なものになっている。攻撃ボタン長押しで、蒼いオーラを纏う追撃“Mad Drive”を行う。

『戦国BASARA 真田幸村伝』

 固有技だけでなく、バサラ技も新たなものが発動する。放たれたドラゴンを模した蒼い波動は、戦場を暴れ回り、最後に大爆発をする。

『戦国BASARA 真田幸村伝』

 本作では、幸村の生涯が描かれるため、これまでになかったような武将同士の会話も用意されている。シリーズ同様にステージ中でも武将は次々としゃべっていき、セリフは新規収録されているとのこと。

 各章の間に起きたことは、武田信玄役の声優・玄田哲章さんによるナレーションで、各章の冒頭で語られる。歴史に明るくない人も安心してプレイできる仕様とのこと。

『戦国BASARA 真田幸村伝』

 小林さんは各章ごとに遊び方が違ううえに、幸村を軸に操作する武将がステージ中に変わることもあり、さまざまな武将のアクションを楽しめることを説明。「これまでのシリーズとはアクションのギミックが違います。新たな烈伝シリーズとして8月25日に発売されるので、ぜひよろしくお願いいたします」とメッセージを送った。

 また、『戦国BASARA 真田幸村伝』をプレイできる体験会が全国で行われる。7月16日に東京のヤマダ電機LABI渋谷で行われる体験会には、野中大三プロデューサーが登場するトークコーナーも用意されているので、ぜひ参加してほしい。

体験会バージョンのソフトをプレイ

『戦国BASARA 真田幸村伝』

 プレイできるのは、ゲーム中の第2章。主君・武田勝頼の窮地に、真田家3人が出陣するというもの。3人を切り替えながら物語が進行していくのが特徴だ。

●真田幸村

『戦国BASARA 真田幸村伝』

 まず最初に真田幸村を操作。幸村は2本の槍を振りまわすイメージこそそのままだが、先ほどの政宗同様にアクションがフルリメイクされていて、まったく新しいアクションが展開する。

『戦国BASARA 真田幸村伝』

 その中でも特徴的なのは、固有技の“天羽”。飛んでいく方向を決めて、空中を飛びまわりながら敵を斬っていく派手な攻撃が出る。

『戦国BASARA 真田幸村伝』

 この“天羽”は通常技や固有技の後に発動させられるのが、大きな特徴。敵を踏み台にする“閃風”から出すと、見た目的にもカッコいい。慣れるまではとりあえず攻撃が終わる時に“天羽”を出しておくと、スキも消せるうえに、気持ちよさもありオススメ。

『戦国BASARA 真田幸村伝』

 他にも、二槍を連結して突く“一本気(いっぽんぎ)”や、敵を高く打ち上げる“噴天(ふんてん)”などの固有技が存在。“一本気(いっぽんぎ)”はボタン入力で槍を軸にしての回転蹴りに、“噴天(ふんてん)”はボタン長押しでキックで追撃をするなど、派生技も用意されていた。

 これまで同様に、槍を振りまわす幸村のイメージがありつつ、華麗なアクションが多数用意されている。慣れてくると、飛び続けながら攻撃できるため、飛んでいるような感覚を味わえそうであると感じた。

●真田昌幸

『戦国BASARA 真田幸村伝』

 “戦国の奇術師”と呼ばれている“真田昌幸”。さまざまな奇術がアクションに組み込まれ、戦場をかく乱する武将となっている。

 通常攻撃は身軽に飛びながら短槍で斬りつけていくもの。攻撃時には紙吹雪が舞うという演出もあった。

『戦国BASARA 真田幸村伝』

 通常攻撃長押しで発動するのは、帽子の中に消えるというトリッキーな技。見えないだけでなく、完全に消えているため、こちらから攻撃できないが安全に移動できる。

『戦国BASARA 真田幸村伝』

 個人的におもしろいと感じたのは、投げつけた短槍を投げ、ささった相手にワープする“板つき”。敵との距離を詰めて攻撃でき、便利であった。

『戦国BASARA 真田幸村伝』

 さらに、帽子の中に敵を吸い込む“種々がえし(しゅしゅがえし)”も特徴的。攻撃した敵をそのまま吸い込んで、吐き出した時にさらに攻撃すると、相手に攻撃の機会を与えずに倒すことも。

 組み合わせると、帽子に敵を吸い込んで、出てきた敵に短槍が投げて瞬間移動できる。とにかくトリッキーなアクションばかりのキャラだが、使いこなした時は相手を手玉に取ったようなアクションを繰り出せ、一方的に攻撃できるだろう。

 また、“粋なちょい悪親父”と、大塚芳忠さんのボイスがとてもマッチしていた。すかした雰囲気があるからこそ、熱くなった時やしっかりしたセリフの時がより際立つ。こちらは公開中のPVからも見て取れるので、まだ見ていない人はぜひ見てほしい。

●真田信之

『戦国BASARA 真田幸村伝』

 3人目は幸村の兄・信之。手にした武器・はしご槍を振りまわす、パワーキャラだ。移動速度はやや遅めだが、豪快な攻撃で敵をまきこみながら攻撃していく。

『戦国BASARA 真田幸村伝』

 信之を語る際にかかせないのは、武器のはしご槍で敵をつかめること。各技のボタンを長押しすると敵を槍の刃の間にはさんで、攻撃したり、投げ飛ばたりできる。パワータイプのキャラでありながら、敵を拘束して連続攻撃を叩きこめるのは独特の操作感でありつつ、爽快さがある。

『戦国BASARA 真田幸村伝』

 はしご槍を突き刺して、敵を上空に打ち上げる“刻牙(こうが)”は、ボタンを長押しすることで、敵を掴んで地面に叩きつける技が発動する。

『戦国BASARA 真田幸村伝』

 はしご槍を地面に刺して高く飛びあがった後に、地面に叩きつける蜜登(みっと)。叩きつけた敵は拘束状態となるため、そのままさらに追撃が可能。

 攻撃範囲が広いうえに攻撃力が高いため、とにかく爽快。槍を振り回したり、飛び上がったりと、力強いアクションが展開するうえに、動きがダイナミックで見ていても気持ちいい武将となっていた。攻撃しながらボタンを長押しするクセがつくと、信之のよさがより出てくるだろう。

『戦国BASARA 真田幸村伝』
『戦国BASARA 真田幸村伝』 『戦国BASARA 真田幸村伝』

 3人を操作した後に、昌幸がたどり着いた洞窟には拘束された勝頼と、織田信長と明智光秀が待ちかまえていた。ここで2章の物語はクライマックスを迎える。体験会では3人のアクションと物語に加えて、新システムを体験できる。発売前にプレイできる機会なので気になっている人は参加してみては?

■カプコン新作タイトルの店頭イベント概要
開催日:7月16日
開催場所:ヤマダ電機 LABI渋谷店
ゲーム試遊会:13:00~17:00予定
特典:ソフト予約者へのポスタープレゼント。13:00から実施し、なくなり次第終了。
※整理券は11:00より先着順に配布予定
※スケジュールは変更になる可能性がある。

※画面は開発中のもので、すべてPS4版のもの。
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