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2016-08-18 20:42

八代拓さん、梅原裕一郎さん、森田成一さん、鈴村健一さんらがプロレス挨拶で登場! 『タイガーマスクW』イベント

文:ガルスタオンライン

 8月17日六本木ヒルズアリーナで“テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION”の一環として、テレビアニメ『タイガーマスクW』のスペシャルイベントが開催された。八代拓さん、梅原裕一郎さん、三森すずこさん、森田成一さん、鈴村健一さんらキャストと、新日本プロレスのオカダ・カズチカ選手、主題歌を担当する湘南乃風が出演した。

『タイガーマスクW』イベントレポ
▲出演者全員で、森田さん演じるオカダ選手の決めポーズ。

 初公開となる配役は、主人公、東ナオト/タイガーマスク役に八代さん。もう一人の主人公、藤井タクマ/タイガー・ザ・ダーク役に梅原さん。タイガーマスクの正体を知るマネージャー、高岡春奈役に三森さん。また、新日本プロレスの全面協力のもと、作中に実在のプロレスラーが登場し、棚橋弘至選手役を鈴村さん、オカダ・カズチカ選手役を森田さんが担当することが明かされた。

 「こんにちタイガー!」とステージに姿を現す八代さん。同様の挨拶で、梅原さん、三森さん、照れながら鈴村さんが続き、森田さんのみ「こんにちマスク!」と変化球で登場。これからもこの挨拶を活用するか訊かれた八代さんは「……ちょっと一回家に帰って考えます」と保留に。

『タイガーマスクW』イベントレポ
▲2人で主役を演じることとなった梅原さん(左)と八代さん(右)。

 ここでオープニング映像を初披露。おなじみのテーマソング『行け! タイガーマスク』をアップテンポにリニューアルした曲が流れ、「思わず一緒に歌ってしまった」とキャストも会場も盛り上がった。

『タイガーマスクW』イベントレポ
▲早くも息ピッタリ(!?)な主要キャストの面々。より放送が楽しみに。

 作品への意気込みを訊かれた八代さんは、「歴史のある作品なので、そこを背負っていくという気持ちとともに、作品自体は新しいものなので、ここから作っていくものが魅力的になればというのがまず一番にある」と答え、「最初の“こんにちタイガー”ですべったときはどうしようかと思った」と苦笑しつつも、「本当に頑張っていこうと思います」と語った。

 6月末にプロレス観戦をしたという八代さんは、その迫力に興奮しながら、「みんなが楽しめる雰囲気がある。EVIL選手のファンになっちゃった。悪役(キング・オブ・ダークネス)なんですけど。すぐ好きな選手が見つけられるくらい個性がある」と魅力を語った。

 梅原さんに「八代くんと一緒に見に行きまして。なにも知らない状態でも熱量が伝わってきてかなり楽しめる。僕はやっぱりタイガーマスクに注目して見てしまった」と言われた八代さんは「僕も僕も僕も僕も」と慌ててかぶせるが、「EVILさん(のファン)って……」と指摘されていた。

 梅原さんは自身のキャラクターが作品のキーマンになると言い、「2人目の主人公として物語を作っていくので、2人で頑張っていきたいなと思っている」と八代さんと団結する様子を見せた。

 熱狂的なプロレスファンである三森さんは、「嬉しくて、早くいっぱいタイガーマスクの仕事したいって、結構前からスケジュール帳の先の方を見て、もうすぐか、早く来いって。遠足みたいな感じですごくわくわくしていました」と満面の笑みを浮かべた。

『タイガーマスクW』イベントレポ
▲これからの収録に意欲をみせるキャスト陣。

 実在するレスラーである棚橋選手を声で表現する難しさについて訊かれた鈴村さんは、「アフレコ前なのでどういうアプローチになるかも正直まだわからない状態」と漏らしながらも、自身の実家と棚橋選手の出身が大垣であること、2人とも仮面ライダーが大好きであることなど、棚橋選手との共通点を語り、「一心同体くらいの気持ちでお送りしたい。早く“愛してまーす”って言いたい」と棚橋選手の決め台詞を口にした。

 同じく実在するオカダ選手を演じる森田さんは、すでに亡くなっている戦国武将などとは違い、「実在の人物で、今まさに活躍してる方の声を出すっていうのは初めてのことで、どうしていいかは悩んでる最中です」と胸中を告白。

 しかし、「見てください、空。セルリアンブルーじゃないですか!」と声を張り、新日本プロレスのリングカラーと同じ、晴れ渡った鮮やかな青空の下でこの作品の発表をできることを嬉しく思う、と熱いプロレス愛を見せた。

『タイガーマスクW』イベントレポ
▲実在するオカダ選手を演じることについて語る森田さん。

 勢いそのまま、「1983年7月7日大阪府立体育会館……」と、初代タイガーマスクのトリビアを詳細に述べ、『タイガーマスクW』とのキービジュアルとの共通点を見出し、「なつかしい! 胸熱だ! あれは予言だったのかな」と熱っぽく語るも、会場を置いてきぼりにしてしまい、「その昔からの長い長い熱い思いをぜひこの作品に込めていただければ」と司会の三上アナウンサーからアドバイスされていた。

 ここで放送開始時期が発表。テレビ朝日地上波にて、土曜深夜枠で10月にスタートが決定した。

 続いて、新日本プロレス現IWGPヘビー級チャンピオン、オカダ・カズチカ選手が登場。自身がアニメになる心境を問われたオカダ選手は、「どんなオカダ・カズチカになるのか気にはなります。“俺はタイガーマスクになりたい、いや、俺はオカダ・カズチカになりたい”っていう子がね、出てきてもらえるように、森田さんお願いします」と、不敵な笑みで森田さんにプレッシャーをかけた。

『タイガーマスクW』イベントレポ
▲入場テーマ 「RAINMAKER」で登場したオカダ選手。

 たじたじの森田さんだが、実は鈴村さんと一緒に、楽屋でIWGPのベルトを持たせてもらったり、7キロもあるその重さに驚いたり、完全にプロレスファンになって記念撮影をしていたことを明かした。

 次に、主題歌を歌う湘南乃風のミニライブが行われた。本邦初公開のエンディング曲をステージで披露。さらに「これ一曲じゃ帰れない」と『睡蓮花』も歌い上げ、会場全体が熱狂に包まれた。

『タイガーマスクW』イベントレポ
▲圧巻のパフォーマンスで会場を盛り上げた湘南乃風。

 最後は、オカダ選手が「プロレス界はオカダ・カズチカが盛り上げますし、『タイガーマスクW』はタイガーマスク2人と『タイガーマスクW』のオカダ・カズチカが盛り上げますし、湘南乃風さんも曲で盛り上げてくれますし、まだまだ、もっとですね、『タイガーマスクW』にカネの雨が降るぞ!」とチャンピオンらしくイベントを締めた。

 このイベントの模様はAbemaTVで8月21日に放映が決定。また、9月20日には新宿バルト9で先行試写会も予定されている。

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