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2016年8月19日(金)

『FF15』ゲームの難易度や最新プレイ動画について田畑Dに聞く

文:電撃オンライン

 ヨーロッパ最大のゲームイベント“gamescom”。その会場で『ファイナルファンタジーXV(15)』でディレクターを務める田畑端さんにお話を聞くことができた。

 先日、約53分にも及ぶプレイ動画が公開されたこともあり、かなり気になる部分が多い方もいるのではないだろうか。

『ファイナルファンタジーXV』
▲田畑端ディレクター。

プレイ動画や東京ゲームショウについて聞く

――先日公開されたプレイ動画で年老いたノクトと玉座を守るものが戦っていらっしゃったと思うのですが、可能な範囲で情報を教えてください。

田畑端さん:あれは……言えないです(笑)。ただ、ネタバレを見せたいがために映像を入れたわけではなくて、キャラクターが生きているということを皆さんに認識してほしかった。

 『プラチナデモ』では子どものころのノクト、先日のプレイ動画では年老いた姿が見られます。もちろん、それまでにどんな物語が紡がれているのかは、ゲームをプレイして知ってほしいですね。

――同じくプレイ動画のお話ですが、仲間との連携がかなりキマっていたように感じます。あれはプレイヤーの方が上手だからでしょうか?

 そんなことありませんよ。プレイ動画で行われている仲間との連携の多くはコマンドを選択すれば、自動で発動するものが多いです。

 どういう連携が可能なのか覚えると戦略に組み込めますし、覚えるまでは適当に戦っていてもいろいろな変化が起きます。加えて、さまざまなリアクションが得られるので純粋に楽しい要素です。

『ファイナルファンタジーXV』
『ファイナルファンタジーXV』

――プレイ動画中には、ノクトたち4人以外にもパーティが増えて共闘しているシーンがありましたが、そちらについてお聞かせください。

 あれは『ヴェルサスXIII』のころからいた、コルのことですね。彼がゲームの序盤にパーティに入ってくれる場面があります。さらにその先になると、別のキャラがゲストとして参戦してくれることもあります。

――ゲームの難易度について詳しくお聞かせください。

 まず難易度はよくあるEASY、NORMAL、HARDではありません。『FFXV』では、通常の難易度とそれをクリアしやすくしているモードの2つがあります。これはゲーム中いつでも切り替えることができます。

 どこが簡単になっているのかというと、自分が倒されにくく、敵を倒しやすい形になっています。ステータスが大きくプレイヤー有利になります。適当にボタンを押していても大体勝てるようにしています。

 そこにウェイトモードを入れることで、アクション性を一気に下げられますので、じっくりプレイできて敵も弱いというふうに組み合わせることができます。

――発売の延期が発表されましたが、こちらはさらなるクオリティを求めてのことなのでしょうか?

 最適化が不十分な部分があるというのと、ゲームが進行不可になることはありませんが、見た目でおかしい不具合がかなりあります。それらを修正したいというのがあります。

 当初はDay1パッチで修正しようと進めていたのですが、その内容を見返してみると、ディスクに入れてあるべきものが多かったので、しっかりディスクに入れることにしました。

 ただ、パッチやDLCを否定しているわけではなく、最低限ネットに接続しないユーザーさんへDay1パッチで対応しようと思っている部分を提供しようと考えてのことです。

――グラフィックよりも、遊びの根本をつめていっているのでしょうか?

 遊びの根本をつめているわけでなく、遊びやすさを高めることと、遊びを阻害する要因を取り除いています。おもしろさに関しては、バランスの調整をもっといれていきます。

――きれいな景色での釣りがたまらないですが、コレクション要素などがあれば教えてください。

 ルアーや竿の種類が結構ありますので、ご期待ください。

 加えて今年のGamescomでは『FFXV』のブースをかなり大きく出させてもらっているのですが、釣りの専門誌の最大手の方が遊びにこられまして、最近のゲームではナンバーワンの釣りだ! と言っていました(笑)。

『ファイナルファンタジーXV』

――車で移動している際の寄り道について教えてください。

 釣りや『ジャスモン』なんかのミニゲームもそうですし、他にも車のカスタマイズするための素材を集めたり、魔法を作るためのエレメントを収集したりなどできます。

――魔法はエレメントを使ってプレイヤーがある程度任意で作りだせるのでしょうか?

 ハイブリッドにしたり、アイテムを入れたりすることで思わぬ追加の効果が発生することがあります。序盤なのに結構強力な魔法が作れることもありますね。

 今回はオフラインの『FF』なので、メインルートをずっと遊んでいってクリアするというのが基本ではあるんですけど、そこを無視してずっと遊び続けられるように、どっちかというとゲームデザインのシステム寄りの部分は冒険のためのシステムにしています。

――車の中で移動中に歴代『FF』シリーズの楽曲が聴けますが、それ以外にも歴代シリーズの何かが登場することはありますか?

 『FFXV』としての冒険を進めている時に、その他のナンバリングの要素はないほうがいいと思っています。

 逆に車に乗っている時はプライベートな時間だと思いますので、歴代『FF』シリーズの曲を聴いてもらえればなと。

――日本では9月にTGS2016を控えておりますが、そちらで何か行いますか?

 日本のユーザーさんに最新の状況のゲームを触っていただくのがメインになります。

――最後にプレイヤーの方々にメッセージをお願いします。

 今回はプレイヤーの方だけでなく、延期でご迷惑をかけたすべての方に本当に申し訳ない気持ちです。

 プレイヤーの方々には、申し訳ない気持ちだけでなく、難しい決断をさせていただきました。最終的に何故延期したのかは、プレイしくださる皆さんが充実した『FFXV』ライフを送ってもらえるようにという考えがあったからです。

 発売が延びてしまったことは申し訳ないと思いつつも、僕としてはよりよい『FFXV』を届けられると思うので、チームのみんなと協力して作りこんでいます。11月29日に発売される『FFXV』をよろしくお願いします。

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