2016年9月15日(木)

『NieR:Automata』に登場するデボル/ポポルやエミールなど重要キャラの情報をお届け

文:タダツグ

 鬼才・ヨコオタロウ氏と、プラチナゲームズの手によって開発が進められている話題作『NieR:Automata(ニーア オートマタ)』。その発売日が、2017年2月23日に決定しました!

『NieR:Automata』

 それにあわせて、主人公である2Bたちと絡み、その物語を織りなす登場人物たちの姿や2つの拠点についての情報も公開されましたので、さっそく紹介していきましょう。

『NieR:Automata』

●『NieR:Automata』TGS2016トレーラー

Character:戦闘用アンドロイド“ヨルハ部隊”に深くかかわる重要人物たち

 遠い未来──機械生命体を擁する異星人の侵略により、地球を追われた人類。彼らは安住の地を取り戻すため、アンドロイド部隊“ヨルハ”を生み出しました。機械生命体と戦う宿命を背負ったヨルハ。そこに所属する2Bと9Sを中心に、本作の物語は展開していきます。

 今回は、そんな2Bたちと密接に絡み合う登場人物の情報をひも解きます。

『NieR:Automata』

ポッド042(声優:安元洋貴)

『NieR:Automata』

ポッド153(声優:あきやまかおる)

『NieR:Automata』

ヨルハたちをサポートする万能ユニット

 遠距離攻撃用の各種武装を搭載している、ヨルハ部隊員の随行支援ユニット。飛行能力を持つため、2Bたちはこのポッドにつかまって空中移動することもあるようです。司令部からの通信を表示したり、複数機体での作戦情報の交換も可能。2Bにはポッド042が、9Sにはポッド153が随行するようですが、それぞれで性能に細かな違いはあるのでしょうか……。

『NieR:Automata』
『NieR:Automata』
▲ヨルハ部隊1人につき、1体のポッドが支援用に配備される? それとも、2Bと9Sは特別なのでしょうか? 型番が新しい(?)ぶん、9Sを支援するポッド153のほうが高性能なのかもしれません。
『NieR:Automata』
▲ポッドの飛行能力を利用しての滑空も可能。
『NieR:Automata』
▲これを利用して、空中から奇襲を仕掛ける……といった展開もありえますね。

司令官(声優:加納千秋)
ヨルハ部隊を指揮する冷静沈着なクールビューティ

『NieR:Automata』

 衛星軌道上に浮かぶ基地“バンカー”の長官であり、ヨルハ全部隊を指揮する責任者。沈着冷静な性格ですが、2Bや9Sのことはとくに気にかけている模様。ヨルハのプロトタイプモデルであるA2とは、なんらかの因縁があるようです。

『NieR:Automata』
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▲つねに冷静な司令官。資料には明記されていませんが、彼女もアンドロイドである可能性が高そうです。

オペレーター6O[シックスオー](声優:磯部恵子)/オペレーター21O[トゥ・ワン・オー](声優:初美メアリ)
ヨルハ部隊をサポートする通信オペレーター

『NieR:Automata』

 地上にいるヨルハ部隊員への指令伝達や、情報分析を担当する、“バンカー”の通信オペレーター。アンドロイドでありながら性格は個体によってバラつきがあり、2B担当の6Oは比較的明るめで、9S担当の21Oは冷静な模様。

『NieR:Automata』
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▲バンカーにはたくさんのオペレーターの姿が。その人数ぶんだけ、ヨルハ部隊員が存在するのだと考えられます。

アダム(声優:浪川大輔)
長い銀髪が目を引く美しき青年

『NieR:Automata』

 謎の青年。眼鏡をかけており、高い知性を持っています。性格的には冷静ですが、目的のためなら容赦のない残酷さもみせるようです。

イヴ(声優:鈴木達央)
アダムを慕い行動をともにする双子の弟

『NieR:Automata』

 アダムの双子の弟。短絡的で物事を深く考えない性格ですが、兄のことは深く慕っているようです。左腕の紋様には何か意味合いがあるのでしょうか?

『NieR:Automata』
▲人類の始祖であるアダムとイヴの名を冠した双子。いったい、名付け親は誰なのでしょう。聖書でのイヴは女性でしたが、本作のイヴは男性(?)であるところも意味深ですね……。

パスカル(声優:悠木碧)
高い知性を持つ機械生命体

『NieR:Automata』

 機械生命体にもかかわらず争いを嫌う平和主義者。人類や機械生命体の歴史などに興味を持つほど知性が高く、同じ志をもつ機械生命体たちとともに、人類との和平の道を模索しています。

『NieR:Automata』
▲マスコットキャラ的な立ち位置にも思えるパスカル。発売後はものすごく人気が出そうな予感(笑)。
『NieR:Automata』
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▲すべての機械生命体が、パスカルのように意思を持つわけではなさそうですが、彼女(彼?)は特別な存在なのでしょうか。

デボル/ポポル(声優:白石涼子)
前作にも同型が登場した美しき姉妹アンドロイド

『NieR:Automata』

 レジスタンスのキャンプにいる旧式の姉妹型アンドロイド。大昔に、自分たちの同型機が暴走したことを記憶しており、それに負い目を感じています。なお、彼女たちはアンドロイドでありながら飲酒が可能。いったい、本作ではどのような役割を担うのでしょう?

『NieR:Automata』
▲細部のデザインは微妙に異なるようですが、その姿は前作に登場した姉妹そのものに思えます。

[CHECK]前作にも登場したデボル&ポポル

 前作『ニーア レプリカント/ゲシュタルト』におけるデボルとポポルは、主人公ニーアのよき理解者でありながら、最終的には敵として彼の前に立ちはだかるという、悲劇のアンドロイド。

 姉のデボルと妹のポポル、ともに歌がうまく、彼女たちが歌い奏でる名曲『イニシエノウタ』は多くのプレイヤーを魅了しました。本作でもその美声が聴けるのかどうか、今から気になっている人は少なくないことでしょう。

 同じヨコオタロウ氏が手がけた『ドラッグ オン ドラグーン』シリーズには、デボルポポルという片手剣が登場していますし、ファンにとっては馴染み深い名前といえますね。

『NieR:Automata』
▲本作では2Bや9Sをサポートしてくれる模様。はたして、彼女たちに課せられた使命とは……。

エミール(声優:門脇舞以)
不気味さと愛嬌が同居するこの顔は間違いなく“彼”

 前作で主人公のニーアを慕い、ともに旅をした人気キャラ。高い魔力をその身に秘めていましたが、長い年月を経たことで記憶の大部分が欠落しているようです。スクリーンショットを見る限り、肉体も失っているように見えますね……。

『NieR:Automata』
▲この頭だけの姿を見るに、前作のBエンドを思い出す人も少なくないはず。それ以上に、「あ、ヨコオタロウさんだ」と勘違いする人も少なくないハズ(苦笑)。

WORLD:冒険の舞台
機械生命体に反抗する者たちが集う2つのスポット

 2Bや9Sらヨルハ部隊を衛星軌道上からサポートする軍事拠点“バンカー”と、彼女たちが地球で活動するにあたって身を寄せることになる“レジスタンスキャンプ”、2つの拠点の情報も明らかになりました。それぞれの役割こそ異なるものの、これらの場所が機械生命体打倒のカギを握ることは間違いなさそうです。

『NieR:Automata』
『NieR:Automata』

バンカー:ヨルハ部隊の本拠となる軍事基地

 ヨルハ部隊の司令部が置かれた軌道衛星上に浮かぶ基地。全部隊の指揮を執る司令官、および複数のオペレーターが常駐しており、通信を介した部隊員への指示や、物資投下などによるサポートが行われています。また、ヨルハ部隊員が使用する支援兵器も配備されているとのことで、ポッド以外にも何らかの兵器を用いて戦う可能性は高そうです。

『NieR:Automata』
▲2Bや9Sには、それぞれ個室が与えられている?
『NieR:Automata』
『NieR:Automata』
▲どこか無機質な印象を与えるバンカー。いかにも“軍事基地”という様相ですね。

レジスタンスキャンプ:2B・9Sの地球における活動拠点

 2Bたちヨルハ部隊より前に地球に降下したアンドロイドたちが、拠点として設営したキャンプ。かつて敵に敗れ敗走した彼らは、今ではレジスタンス軍を組織し、“人類のため”という共通の大義を持つ2Bたちに力を貸してくれます。ここではアイテムの売買やポッドの強化、サブクエストの受注が可能。

『NieR:Automata』
▲ショップにて、戦闘で使用する物資などを補給することに。
『NieR:Automata』
▲各種武器は、武器屋で強化して性能を上げることも可能。本作でも、強化用の素材集めに奔走することになりそうです(笑)。
『NieR:Automata』
▲百獣の剣、古の覇王、百獣の剣王など、前作に登場した武器の名前も見えますね。武器の種類がどれくらいあるのかも気になります!

攻略設定資料集は4月28日発売。キャラ&ストーリー解説やヨコオタロウ氏による短編小説なども収録!

 本作の攻略情報と設定資料を収録した『NieR:Automata Strategy Guide ニーア オートマタ 攻略設定資料集 ≪第243次降下作戦指令書≫』を4月28日に発売します。価格は2,500円+税。仕様はB5判・304ページとなっています。

 やり込みに役立つ攻略データに加え、ネタバレ注意のキャラクター&ストーリー解説も収録!

 ディレクター・ヨコオタロウさんによる短篇小説、小説家・映島巡さんによる書き下ろし小説2篇も読める『NieR:Automata』ファン必携の1冊です。

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