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2016年9月16日(金)

『FF15』やり込み要素も確認できたTGS2016試遊版をレビュー。バトル部分を中心に紹介【TGS2016】

文:電撃オンライン

 映画『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』が公開され、より期待度が高まっているPS4/Xbox One用ソフト『ファイナルファンタジーXV(15)』。9月15日~18日に開催される東京ゲームショウ2016のスクウェア・エニックスブースで体験できる本作の試遊レポートをお届けします。

『FFXV』
『FFXV』
▲ブースでは登場キャラクターのお面が配布されていました。

 最初のエリアは炎につつまれた謎のバトルフィールド。椅子に座った巨大な敵に味方が攻撃をしかけますが、次々と倒されていく……というデモシーンから試遊がスタートします。

 次の場面はノクティス一行が冒険に旅立つ直前のシーン。国王であり父親でもあるレギスの小言を、適当に聞き流すノクティスの態度にイイ感じの若さを感じます。ここで驚いたのがグラフィックのレベルの高さ。キャラクターの表情や服のシワなどはもちろん、光源によって見え方が変わる演出など、パッと見だと実写レベルの表現がなされています。

『FFXV』
『FFXV』

 続くシーンは旅の途中で故障してしまった車を交代で押しながら移動する場面。プレイヤーとしては単純に車を押すだけなのですが、キャラクターの軽妙なやりとり、バックに流れる『スタンド・バイ・ミー』のBGM、そしてどこまでも続いていく道路が映画のような演出となっており、今後の展開を期待させます。

 実際にキャラクターを操作できるのはハンマーヘッドと呼ばれる拠点から。壊れた車の修理代を稼ぐため、クエストをこなしていく、といった流れから冒険が始まっていきます。

 気になる戦闘シーンですが、試遊の範囲では○ボタン連打でOK。ただ背後から攻撃するバックアタックを成功させると戦闘結果がよくなるようなので、余裕があったら狙ってみましょう。

 敵の攻撃がヒットしそうになるとガードの表示が出るので、タイミングよく□ボタンを押すとガードが成功。思った以上にタイミングがシビアだったので、敵の動きを見て攻撃を予測しておくのがよさそうです。

『FFXV』

 プレイしていて特に気持ちよかったところは、高速移動を行う“マップシフト”。単純に敵に近づくor離れる以外にも、条件は不明ですが木の高いところへジャンプ、剣を刺してその状態をキープといったアクションも可能でした。

 もちろんマップシフトからの攻撃も可能と、使いこなすと爽快な戦闘が楽しめそうです。さらに、仲間との連携攻撃やガード成功時に可能なパリィ、適時行える武器交換など、シリーズ作品として見るとアクション性が高くなっているところも特徴の1つだと思います。

『FFXV』

 プレイ時間が限られていたのですべてを確認できませんでしたが、キャラクターの育成要素も豊富。『FFX』のスフィア盤のように習得していくアビリティの他、旅を進めていくことでキャラクターそれぞれのスキルが解放。ノクティスは魚釣り、イグニスは料理を行うとスキルが上昇するようで、やり込み要素も豊富にありそうです。

 また、実際にどう使われるかは不明ですが“ドッジロール”と呼ばれる回避行動や、物陰に隠れる“カバー”といったアクションも用意されており、ゲームの奥行きが感じられます。

 20分足らずのプレイ時間でしたが、シリーズらしい大作感のある内容になっているので、気になっている人はぜひ一度プレイしてみてください。

『FFXV』
『FFXV』
『FFXV』

■“東京ゲームショウ2016”開催概要
【開催期間】
ビジネスデイ……2016年9月15日・16日10:00~17:00
一般公開日……2016年9月17日・18日10:00~17:00
※一般公開日は、状況により9:30に開場する場合があります。
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込)
※小学生以下は無料

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