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2016-12-24 23:04

津田健次郎の文化ゼミナール番外編連載2回目「校正・校閲」をテーマにしたゼミの裏側を助手が追う

文:ガルスタオンライン、小木

 みなさんこんにちは! 津田教授の新米助手・小木です。現在ガルスタ本誌にて連載中の声優・津田健次郎さんが教授となり、毎号気になるカルチャーを研究する講義(ゼミ)コラム「津田健次郎の文化ゼミナール」。

 オンライン版「津田健次郎の文化ゼミナール番外編~教授のポラロイド日記~」も連載2回目となりました。

『津田健次郎さんコラム』

 今回も本誌でご紹介しきれなかった教授の姿を、ポラロイド写真とともに助手目線でお届けしていきます! ガルスタ1月号(12月10日発売)では書籍の「校正・校閲」を徹底研究するため「鷗来堂」を訪ねました。

『津田健次郎さんコラム』
『津田健次郎さんコラム』
▲「かっこいい」とレトロな内線電話を見つめる教授。

 今回お話をうかがったのは校閲部の鶴岡眞屋子さん。ライトノベルを中心に、幅広いジャンルを担当されています。まずは「校正」と「校閲」の違いについて説明していただきました。

 鶴岡さんの説明に聞き入る教授ですが、今まで知らなかった「校正」と「校閲」の実態に触れて興味津々な様子。

『津田健次郎さんコラム』

「校閲」は文章を読み、誤脱字のほか表現や内容の矛盾、事実に誤りがないかを調べ指摘をする作業。著者や編集者の意図を尊重し、指摘は提案というかたちで出されるそう。相手の思いに寄り添った指摘をするというみなさんの姿に、とても感銘をうける場面も。

 お話をうかがったあと、実際に文章を読み、校正・校閲を体験することに。指摘を出す記号の書き方や見落としがちな漢字の間違いなどに悪戦苦闘!

『津田健次郎さんコラム』

 普段から台本などを読むことが多い教授ですが、終始「難しい!!」とおっしゃっていました。教授の研究に対する感想や仕事の内容はコラム本編に詳しく掲載していますのでチェックしてみてくださいね♪

『津田健次郎さんコラム』

 そして1月号の読者プレゼントである「鷗来堂」オリジナルの級数表は、教授が体験中に文字の大きさを測る際に実際に使用したもの。体験後の一言「難しい」もいただきました! ガルスタ1月号の巻末についているハガキにてご応募くださいね。

『津田健次郎さんコラム』

 最後は鷗来堂が運営している書店「かもめブックス」での1枚。本の販売だけではなくカフェやアートスペースも併設。店内ではテーマに沿って新刊と既刊が棚に並べられ自分にぴったりな1冊と出会うことができる場所となっています。

『津田健次郎さんコラム』

 今回ご協力いただいた「鷗来堂」では個人向けにも校正学校を開講されています。興味を持たれた方は「校正・校閲」の向こう側をのぞいてみませんか?

 今後もご紹介しきれなかった教授の姿をお届けしますのでお楽しみに!

 また本コラムでは、津田教授に研究してほしい「テーマ」「教授に対しての質問」をみなさまから募集しています。気になるものや、研究してほしいテーマをハッシュタグ「#津田教授」をつけてつぶやいてくださいね!!

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