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2017-02-07 20:15

津田健次郎の文化ゼミナール番外編連載3回目「フィギア造形」をテーマにしたゼミの裏側を助手が追う

文:ガルスタオンライン、小木

 みなさんこんにちは! 津田教授の新米助手・小木です。本日は、現在ガルスタ本誌にて連載中の声優・津田健次郎さんが教授となり、毎号気になるカルチャーを研究する講義(ゼミ)コラム『津田健次郎の文化ゼミナール』の番外編をお届けします。

 連載3回目となるオンライン版『津田健次郎の文化ゼミナール番外編~教授のポラロイド日記~』ではガルスタ2月号(1月10日発売)でお届けした、“フィギア造形”をテーマにお届けします。

 今回教授が訪れたのは、アニメや漫画のフィギュアを企画・制作・販売をする、メディコス・エンタテインメント。現在フリーの原型師として活躍されている石崎紗央里さんにお話をうかがいました。

『津田健次郎の文化ゼミナール番外編連載3 回目』
▲たくさんのフィギュアがずらり!

 女性向けのフィギュアだと着物の隙間から胸元を見せたいといった女性目線の意見はここでは大事なのだとか。

 今回参考にさせていただいたのは開発途中の『薄桜鬼』シリーズに登場する沖田総司のフィギア。頭、胴以外にも30のパーツに分かれているそうで、まじまじとそのパーツを見ていましたよ。

『津田健次郎の文化ゼミナール番外編連載3 回目』
▲刀の鞘や、脚首などとても細かく分かれていましたよ。

 パーツは量産用にシリコンで“型”を作り樹脂で丈夫なパーツを作成。その後、中国の技術者が新しく“金型”を作成し量産がはじまります。このあとの色を付けていく工程では、顔や手などパーツごとに塗る人が異なるそう。 それを聞いた教授は「分業制が浮世絵みたいで、おもしろい」とおっしゃっていました。

『津田健次郎の文化ゼミナール番外編連載3 回目』
▲教授は「沖田くん」と呼ばれていましたよ!

 アニメと縁が深いようで、「実は未知の領域だった」と最後に教授は語られ、職人技に終始驚きの様子でした。

 2月10日発売のガルスタ3月号では“能楽”をテーマに日本最古の伝統芸能を学びました。ぜひご覧ください!

 また本コラムでは、津田教授に研究してほしい「テーマ」「教授に対しての質問」をみなさまから募集しています。気になるものや、研究してほしいテーマをハッシュタグ「#津田教授」をつけてつぶやいてください!!

『津田健次郎の文化ゼミナール番外編 ~教授のポラロイド日記~』過去の記事はこちら

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