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2017年2月15日(水)

『劇場版 SAO』のARアイドル・ユナとLiSAが共演。ARを駆使したライブイベントをレポート

文:てけおん

 2月18日より全国公開される『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』。本作の公開を記念したARライブイベント“Sword Art Online × Wizard Yoichi Ochiai Augmented Reality LIVE -Techtopia”が、2月15日に神奈川県横浜にあるDMM VR THEATERで開催されました。

『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』
▲イベントで披露されたARアイドル・ユナのライブシーンより。

 イベントはトークパートとライブパートの2部構成となっていました。まずは、トークパートの模様からレポートしていきましょう。

 トークパートでは、伊藤智彦監督、メディアアーティストで筑波大学助教の落合陽一氏、プログラミングなどIT分野でも活躍する女優の池澤あやかさんが、『ソードアート・オンライン』内で使われている技術について話していくことに。

 トーク中で落合氏は、『SAO』内のVRMMORPG《ソードアート・オンライン》のプレイヤーのように手の動作でメニューを表示させ、トークテーマにあわせて画像を表示させたりしていました。

『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』

 落合氏の手には動きを読み取る機器が装着されており、それによってトークで使う画像などを表示させていたようでした(※イベントが進行できなくなるリスクを避けるため、外部スイッチでの操作も用意していたとのこと)。

 トークでは、“『SAO』世界での技術が実現できるかどうか?”といった部分にスポットを当て、“触れる空中ディスプレイ”や、超音波によって空中に触覚を作り出す“超音波スピーカー”といったテクノロジーを紹介してくれました。

『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』
『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』
『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』
▲こちらは3Dで表示されたマップ。劇中でもこうした表現で地図が出てくるシーンがあるそうで、落合氏はその表現が印象に残っているとのこと。

 落合氏によると、触覚という分野はまだまだ基礎研究の段階にあるとのことですが、先日詳細が発表された『Nintedo Switch』の機能のひとつである“HD振動”機能のように、だんだんと一般の人が体験できるようになると話していました。

 この他には「ソードスキルを繰り出すことができるのか?」といったテーマもありました。小説やアニメでは、ソードスキルは“ある決められた動作を行うことで発動し、発動後は勝手に身体が特定の動作(ソードスキル)を行う”というように表現されていました。強力な反面、動きが決まっているため、ヒースクリフと戦ったキリトはそれを逆手に取られてしまう……なんて描写もありました。

 落合氏は、電気的な刺激で筋肉を動かすEMSを駆使することでできるのでは? と言い、池澤さんの腕に電極をつけた電極から電気刺激を送り、池澤さんの指を動かしていました。

『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』

 20分ほど行われたトークパートの最後では、『劇場版 SAO』に登場するオーグマーがどれくらい普及しているのかという落合氏の質問に、伊藤監督は「iPhoneの初期ロットとだいたい同じくらいです」と答えていました。

 続いて行われたライブパートでは、『劇場版 SAO』のオリジナルキャラクターであるARアイドル・ユナがステージに立ち、およそ5分にわたって3曲をメドレー形式で歌い上げました。曲に合わせて様々な色の光が乱舞する、まさにARアイドルならではのステージとなっていました。

『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』
『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』

 メドレーを歌い終えたユナの呼び込みで、サプライズゲストとして歌手のLiSAさんがステージに登場! 驚く観客たちに向けて、LiSAさんが「私は本物です」と笑いながらアピールする一幕もありました。イベント後にいただいたコメントでは、LiSAさんとハイタッチした後、ユナが消えてしまう演出に、ちょっと驚いてしまったそうです。

『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』

 ユナに代わってステージに立ったLiSAさんは、2月15日に発売されたばかりの、『劇場版 SAO』の主題歌『Catch the moment』を歌い、会場を盛り上げてくれました。曲に合わせて歌詞がステージの上に表示される演出など、ARを駆使したライブの最後を飾るのにふさわしい曲で、イベントを締めくくってくれました。

『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』
▲写真左から池澤さん、伊藤監督、落合氏、LiSAさん、ユナ。撮影の途中で、LiSAさんが隣に立つユナに触ろうとするけど触れない……といったお茶目なしぐさを見せてくれたりもしました。

8大特典付き電撃屋限定版の2次受注が数量限定で開始!

 電撃屋だけの8大特典が付属するPS4/PS Vita用ソフト『アクセル・ワールド VS ソードアート・オンライン 千年の黄昏(ミレニアム・トワイライト)』の電撃限定版が、通常版と同日の2017年3月16日に発売! 予約ページは下記バナーから。

▲ バナーをクリックすると特設ページに飛びます ▲

 この限定版ではゲームソフトに加えて、abec先生&HIMA先生描き下ろし限定収納BOX、サウンドトラックCD、スペシャルコンテンツBlu-rayディスク、CD&BD収納用スペシャルケース、特別小冊子『電撃Nerve Gear VS』、ミニクリアポスター、描き下ろしSDキャラアクリルキーホルダー、ゲーム内で使用できる「情熱の装備 水着≪ソレイユ≫」の衣装がダウンロードできるプロダクトコードが付属。

▲ 画像をクリックすると特設ページに飛びます ▲

電撃限定版だけの声優陣座談会映像をチラ見せ!

 もちろん、通常版に付属する初回封入特典“プレイアブルキャラクター「サチALOver.」が使用できるダウンロードコンテンツ”と“プレイアブルキャラクター「ユナ」が使用できるダウンロードコンテンツ”、“ゲーム内で使用できる『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』の衣装”も付属します。

 1次受注は予約者全員が購入することができましたが、2次受注からは数量限定となっています。まだ予約していなかったという人は、早めに予約しておいてくださいね。

電撃限定版セット内容

・ゲームソフト本体(PS4版またはPS Vita版)
・abec先生&HIMA先生描き下ろし限定収納BOX
・サウンドトラックCD
・スペシャルコンテンツBlu-rayディスク
・CD&BD収納用スペシャルケース
・特別小冊子『電撃NerveGear VS』
・ミニクリアポスター
・描き下ろしSDキャラアクリルキーホルダー
・ゲーム内で使用できる「情熱の装備 水着≪ソレイユ≫」の衣装がダウンロードできるプロダクトコード
・初回封入特典 プレイアブルキャラクター「ユナ」が使用できるダウンロードコンテンツ
・初回封入特典 プレイアブルキャラクター「サチALOver.」が使用できるダウンロードコンテンツ
・初回封入特典 ゲーム内で使用できる『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』の衣装

(C)2016 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAO MOVIE Project

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