2017年3月7日(火)
カプコンが基本プレイ無料でサービス中のPS4/PS3/PC用ソフト『ドラゴンズドグマ オンライン(DDON)』の企画【DDON攻略】。今回は、レスタニアで冒険している覚者3人が、シーズン2.2について振り返ります。
12月15日に始まったシーズン2.2では、新ジョブ・スピリットランサーが追加。各ジョブに新スキル、新アビリティが追加された他、フィンダムでの新たな冒険、クラン拠点などが加わりました。
今回は、電撃覚者隊の麦茶ん、ophionと電撃オンラインのkbjがそのシーズンの印象を語っていきます。最後には、武器のプレゼントもあるので、最近プレイしていない人もぜひご覧ください。
●麦茶ん……電撃覚者隊のリーダー。修練は全体の9割くらいが終わっている。
●ophion……電撃覚者隊のタンク担当。机寝Lv6というオリジナルアビリティを習得し、編集部でもよく寝られる。
●kbj……電撃オンラインの担当編集。アイテム整理が苦手で、アイテムボックスはつねにパンパン。記事中は進行役で“――”で表記。
――シーズン2.2も終盤に来たので、振り返っていきましょう。新ジョブ・スピリットランサーが大きな話題となったけど、どうだった?
麦茶ん:アクションやシステムはこれまでのジョブとは異なるし、アクロバットなアクションは楽しいですね。周囲を巻き込みながら攻撃するアラム・スレイを空中でも使えて、さわっていて楽しいジョブです。
ophion:PVって少し大げさに見せるところがあるじゃないですか? そうなると、実際にさわってみて期待していたものと違うこともあると思うのですが、イメージ通りに気持ちよく動かせました。
攻撃もできる反面で「爆発力が期待していたほどではない」という声もありますが、あくまでヒーラー。アタッカーではないので、それは仕方ないと思いますね。
――あくまで緑枠……ヒーラーだからね。
麦茶ん:でもコア出しができるうえに、緑枠としては攻撃力も出る。やれなくてきついというイメージではないですね。
――エクストリームミッションやグランドミッションに1人いてもいいというイメージかな。
麦茶ん:ベストとは言えずも、十分に席はあるというイメージですね。いろいろなことができるかわりに、残念ながら“スピリットランサーが一番いい”という最適解にはならない立ち位置なんです。
ophion:現状のままだと、緑のヒーラー枠として募集するのはいいと思うのですが、スピリットランサーオンリーを募集することは少ないと思います。繰り返しになるんですが、アタッカーとヒーラーのどちらの要素も専用ジョブよりも強かったらおかしいので、当然なんですけどね。
麦茶ん:「スピランが8人でいいじゃん!」ってなりますからね(笑)。ヒーラーでありつつ、攻撃にも参加できる。アクションがしたい人には向いていると思います。
――今後はどのようになったら、より使われると思う?
ophion:スピリットランサーは“ヒールブースト”と“アタックブースト”による性能の切り替えができるジョブ。もうちょっとテンポよくブーストがたまるとか、ゲージが複数になるとかになると、変わるかもしれません。
麦茶ん:個人的には、攻撃が楽しくて、アクションをしていると“スピリットゲージ”がたまるのが理想だと思っています。今は、“スピリットゲージ”が上がりやすくなる“避霊”をつけて回避しているほうが溜まるんですね。そこはもう少し攻撃に寄ってもいいのかなと。
ophion:いっそ、攻撃、回避、回復と何をしていても同じくらい“スピリットゲージ”がたまるような調整でもいいのかなと。
――『DDON』はオンラインゲーム。スピリットランサーを含めて、ジョブのバランスについては今後も調整されるでしょうし、期待ということで。他のジョブの印象は?
ophion:大きく変わったのは“カウンテラ・アウルム”が追加されたアルケミストですね。“カウンテラ・アウルム”はダメージを防ぎつつ、錬成物質を付着させられる。敵の攻撃を受けるというアクションゲームで受動的なアクションが、敵のヘイトを集めることにつながるのはタンクらしくていいです。
あと、これまではアルケミストで安全な時間を作る手法は“ゴルダ・アウルム”や“アルケム・フーガ”でした。そのどちらもが欠点があったのですが、それが調整されて立ち回りやすくなったうえに、“カウンテラ・アウルム”も入った。いいバランスになって使っていておもしろいですね。
麦茶ん:狂侵魔との相性もいいので、グランドミッション“古代神殿の死闘”に向いています。アルケミストは勢いがあるジョブですね。
――アルケミストと一緒にプレイしている時、“ドルス・エアリス”が空中に出ると派手で見栄えがするので、ちょっとさわってみたくなるのもいいポイントかなと。
ophion:目立ちますね。“ドルス・エアリス”は地上で発動するとその場でジャンプしてから“ドルス・エアリス”を放つんですね。飛びあがってから、最高高度までは“カウンテラ・アウルム”の発動タイミングがあり、最高高度に達してから“ドルス・エアリス”を設置するまでは無敵になる。長い間、安全な時間を作れるので、アクションとしても有効ですよ。
麦茶ん:アタッカーはおおむね整っていると思うのですが、ハンターは腕に依存するところがありますね。うまい人は高いDPSを出せるんですが、しっかり動けないと厳しめです。
ophion:ファイターは狂侵魔やスパインバックなど、前シーズンまで使いやすかった豪溜斬りが向きにくい敵が増えている関係で、総体的に悩んでいるシーズンになっていそう。基本的な動きに立ち返っていそうですね。
麦茶ん:アドタラスク戦でいえば、豪溜斬りが使えなくてもダメージを出せないわけではないので。スパインバックであれば睡眠を入れてもらえればコアを削れますし、狂侵魔はヒーラーが“触芽”をおさえていればなんとかなる。
他ロールとの兼ね合いも重要そうです。ヒーラーのプリーストとエレメントアーチャーはどうなんでしょうか?
――エレメントアーチャーは、ギガンマキナやフロストマキナを倒す時に最高に輝くのでは?
麦茶ん:確かに! “触裂魔矢”は小型モンスターを処理できるし、マキナ系にも有効。かなり強いという印象です。
ophion:考えてみるとアルケミストは“ドルス・エアリス”で、エレメントアーチャーの“触裂魔矢”も使いどころがある。それ以外に今回入った新スキルはどうなんでしょう?
――シーカーのスキル“跳鷹斬”は使われているイメージかな。
麦茶ん:“跳鷹斬”は火力も高いし、使われていますね。うまい人がやると空中から降りてきません。
――スキルの話ではないけど、タラスク戦においてシールドセージがあれほど輝くことになるとは思わなかった。意外だったね。
麦茶ん:確かに。4人シールドセージで最速タイムを出していましたからね(笑)。ダメージが出るうえに凍結も狙える。シールドセージだけ特殊でしたね。
ophion:大盾の対敵特効がロッドに乗る時点で、シールドセージだけ少し変わっていますからね。1人いると、エンチャントもできますし、グッと楽になるかと。
――フィンダムは全体的に、これまでにない見た目で歩くのが楽しかったし、“精霊の火種”を探すのが楽しかったかな。
麦茶ん:確かに“精霊の火種”は、見つけた時がうれしかったですね。
――普段は行かない場所に、探しにいくきっかけにもなったし。個人的には1週間に1回くらいの頻度で、ランダムで新たにいくつかの“精霊の火種”が出るとかあってもいいのかなって思うんだよね。
ophion:ああ、“精霊の火種”をふらっと探しにいくとか、気分転換にもなりそうでおもしろそうですね。
麦茶ん:でも、沸いた瞬間に親切な覚者が、全体チャットで教えてくれそう(笑)。個人的にエラン水林の夜は淡い雰囲気で綺麗ですね。青く輝くような光の作り込みが気に入っています。
▲画像は昼のエラン水林の様子。 |
ophion:フィンダムといえば、マンドラゴラがまとまっているところに、マジックトラップを置くことに一時期ハマっていましたね。
――なんだかカワイそうだよ! そういえばマンドラゴラの家具は作っていないなあ。
ophion:ちょっと素材がからめですね。武器を作り終えた人が作る家具になっているのかと。個人的にはクラフトでしか作れない素材の価格上限は、もう少し上がってもいいと思っています。
――それをやれば金策になるし、そもそもクラフトが楽しい人はうれしいしね。そういえばクランランクは今いくつ?
麦茶ん:6くらいだったと思いますね。
ophion:クランランクを上げる際に必要なCP。4人が同じクランであれば、1人でプレイした時の4倍の速度で進行するんですよ。はやく施設を拡張したいんですが、追いついていないです。CP稼ぎは、もう少しランダム性のあるものでもいいのかなと感じています。
――具体的には?
ophion:シーズン2.2で加わったような、たくさん採取すると“マンドラゴランタン”のレシピが入るようなもので、偶然フィールドに落ちていて、それがCPとは別にポイントが入るとか。でもそれであまりに稼がれてしまうと、予想していないような不具合や、IRの強い武器が作れてしまう可能性があるので難しいのかもしれませんが。
麦茶ん:敵を倒す目的で向かったところに、別の何かがあるとより得した感が出るかなと。
ophion:クランミッション全体を見てみると、プレイヤーに応じて、広く用意されているのはいいですね。納品するものと討伐モンスターがレベル帯に応じてあるので、最前線を走っている人でなくても、居場所があるのはいいバランスだと思います。
あと、クランミッションで、前の地域素材を納品するのはアリだと思います。
――ああ、今だと魔赤島の素材とかだよね。
ophion:そうですね。最前線を遊んでいない人が魔赤島を冒険した時に、“アイスキューブの欠片”はポロポロ入るけど、武器の分くらいでいいし、そこまで必要にならないと思うんですね。
もしくはトレジャーズロットを回す人ならば、ハズレ枠でもレベル60武器を超える性能になっている。いらない地域素材でクランに貢献できるのはいいかなと。
――それを続けてクラン拠点を拡張していくと。クランメンバーが集まれる場所ができたので、次は機能の拡張かな。
ophion:そうですね。クランの会話表示にして、拠点で話をしていると、冒険中の人のログが流れてしまう……。あの部屋だけで話せるような環境があってもいいのかもしれませんね。
まあ電撃覚者隊はチャットではなくリアルで話してしまうので、それを求めることはないのですが(笑)。
麦茶ん:その場ですぐに集まりますからね(笑)。
ophion:クランの遊びを作れる場になったので、集まったメンバーでミニゲームできるような環境になるとか、ありだと思いますね。
――今回のエクストリームミッション“大地の怒り”について話していこうか。アドタラスクはどうだった?
ophion:タラスクで練習できていたので、そこまで困ることはなかったです。
麦茶ん:日課になるので、強すぎる必要はないかなと個人的には思うんです。ただ、ヒーラー職が必要とされていなかったのはさみしいですね。
――コアが出ないし、小型モンスターが出るわけではないので、そこまで必要にならないね。
ophion:スカージと同じで特定部位を攻撃し、破壊できるとダウンするタイプのモンスター。それを繰り返すので緑枠の居場所はあまりないですね。
麦茶ん:ヒーラーがコアを出してシークレットコアを攻撃すると、すごいスタミナが減る敵などがいればヒーラーの役割もあったのかもしれません。
ophion:“大地の怒り”では、雑魚モンスターを討伐することで制限時間を増やせるのはアリですね。幅の広さはありました。ただ、ちょっとそのバランスがもうちょっととれているとよかったかなと。
現状でアドタラスクを倒せない人は、雑魚モンスターに挑んでも倒すのに時間がかかってしまうので、そこまでメリットにならないのはもったいないですね。出現する敵がもう少し弱い、もしくはボーナスがもう少し多くてもよかったかと。
麦茶ん:個人的には特定のEXMにポーンを連れて行けるようになったのはシステムとしていい調整でした。
――あれはグッと便利になったね。
ophion:ただ、プレイヤーしか行けないものがあるのはなぜですかね。“歪みの執行人”は転移する仕組みがあるのでわかるのですが、“輝く扉”は行けてもいいのではないかなと。
――確かに普通に行くだけで特別な仕組みはないもんね。
ophion:ゴルゴランはスキルのレベル10修練で倒す必要がある。しかし、GM“眩き黄金”のゴルゴランは火力とコア削りのバランスからやや難しいので、そろそろゴルゴランに気軽に行ける場所があってもいいと思います。
――GMは不定期な分、修練をEXMでフォローするのはありだと思うしね。
ophion:EXMのゴルゴランはブレイクがあるので、やりやすいですからね。
麦茶ん:おそらくLV.75のモンスターが登場する“古代神殿の死闘”よりも、LV.60のモンスターが立ちはだかる“眩き黄金”のほうが難しいと思いますよ(笑)。
――その“古代神殿の死闘”は?
麦茶ん:これまでやっていなかった修練で行くことになる人にはいいと思います。ただ、GM感はあまりなかったです。4人でわかれる都合上、いつものクエストに近いんですよ。
ophion:これまでは、グランエントやエルダードラゴンなどGMにしか現れないモンスターがいたのですが、今回はいません。個人的にはGM限定の大ボスは欲しかったですね。
これまでのボスは初見で挑んだパーティが壊滅することは普通だったじゃないですか?
――確かに見たことのない技を放たれてやられて、次に対策して挑むことは普通にあったね。
ophion:GMは1、2人を容赦なく倒す攻撃があってもいいと思うんですよ。なぜなら助け起こす人数がいつもより多いので。
一方でポイントを稼ぎやすかったので、復帰した人や最近GMに行けるようになった人からすると、遊びやすかったかと。
――LV.75強防具の素材が集めやすいのは、メリットではあるよね。最後の部屋を制圧できなくても、あそこまで行けばそこそこポイントが入るから、繰り返せば作れるようになるしね。
麦茶ん:あと、苦労している4人に、先行している4人が合流するところはちょっと盛り上がりますよね。
ophion:「今、来たぞ!」「待っていました!」的なのはありますね(笑)。
――アニメや特撮の古典的な展開を思いだして、ちょっとうれしくなったな(笑)。
――“バレンタイン総選挙”はこれまでのイベントとはちょっと趣向が違ったかな。
麦茶ん:そうですね。あとは、“特製チョコレート”はクラフトレベルを上げやすかったので、新規プレイヤーや復帰プレイヤーにもよかったかと。
――確かに。それにしても、皆、ガルドリン好きすぎでしょ!
ophion:いや、ガルドリンは人気出るでしょ!
――……俺はそういう趣味はないからわからんなあ。
ophion:いや、僕だってそういう意味で言ったんではないですよ!!
――まあ、趣味は個人の自由だからね。より遊びの幅が広がったシーズン2.2。シーズン2.3に期待することは何かな?
ophion:新スキルが入ったら、選択肢に入るものであってほしいですね。どのジョブも育てているとはいえ、好きなジョブはそれぞれのプレイヤーにあると思うんですよ。そのお気に入りジョブの新アクションが微妙だとさみしいので。
麦茶ん:全ジョブの修練にはEXMやGMのモンスターが入っています。その修練をやる時、参加できないのは寂しいので、それをなくしてほしいですね。
ophion:あと、そろそろレオさんの行動がプラスになってほしいかな(笑)。
麦茶ん:伏線なのか、天然なのか、それとも不運なのかわからないのですが、確かに裏目ですね。
――個人的には精霊竜と黒騎士とのバトルが楽しみ!
麦茶ん:そうですね。どんなアクションをしてくるのか、ワクワクしますね。
ophion:そのためにも、今から装備を整えたり、修練を進めたりしておかないと!
――確かに。他に記事の読者に伝えたいことは?
麦茶ん:ポーンは『ドラゴンズドグマ』シリーズの遊びの1つ。2.2でもさらにいろいろと便利になり、まったりポーンと遊ぶことは以前よりかなり快適になっています。……「オンラインゲームなのに1人で遊ぶことをオススメするのはどうなのか?」と言われそうですが(笑)。
ophion:悩んでいる人は気楽に復帰してほしいですね。『DDON』って1歩手前とは言わなくても、最前線の1.5歩手前までは追いつきやすいゲームです。高レベルのポーンを借りれば冒険できるし、地域素材を買えるようになり装備を作りやすくなった。
「復帰しても他のプレイヤーの足を引っ張ってしまうのでは?」と心配してしまう気持ちはわかるのですが、そんなことはないので、一緒に楽しみましょう!
――3月23日まで、武器のセットとサポートコースがプレゼントされる“カムバックキャンペーン”が実施されているからね。きっと今いる覚者も、いろいろと力になってくれるかと。そのうえで、電撃覚者隊による記事も引き続きよろしくお願いします。
さらに今回、カプコン様より電撃オンラインをご覧の覚者に向けて、特別な武器をいただきました。“オーフリングワンズ【地】”でソーサラーで使える大杖です。
こちらの武器を入手できるコードを5人にプレゼント。ぜひ欲しいという人は募集フォームから応募してください。締切は3月13日です。
アイテムランク | 11 |
装備可能レベル | 1 |
売値 | 5000 |
重量 | 80 |
クレストスロット数 | 4 |
物理攻撃力 | 1027 |
魔法攻撃力 | 1271 |
吹き飛ばし力 | 328 |
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