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2017年3月22日(水)

【FFRK攻略】新要素“魔石”でバトルが変わる。勝利のコツはリミットチェイン必殺技など属性の活用

文:そみん

 スクウェア・エニックスとDeNAがサービス中のiOS/Android用RPG『ファイナルファンタジー レコードキーパー(FFRK)』のバトルに新要素“魔石”が登場します。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 この魔石はストーリーとも深くかかわり、新キャラクターのウララにも深くかかわる新たな物語とも結びついてきます。その仕組みを紹介するとともに、実際にプレイして感じた感想を交えてレポートをしていきます!

そもそも魔石とは? パーティ強化&バトルで戦ってくれる頼もしい存在!

 魔石の効果は大きく2つ。1つはアクセサリ的な意味合いで、セットした魔石に応じてパーティメンバー全体のステータスが上昇したり、属性や状態異常への耐性が高まったりします。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 もう1つは、バトル中に一緒に戦ってくれるというもの。バトル中に魔石の記憶を解放すると、強力な大技(超魔石スキル)を使う他、何ターンかにわたってスキルを使ってバトルに参加してくれます。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 パーティごとにメイン魔石を1つ、サブ魔石を4つと、合計5つの魔石をセットすることができるので、より戦術の幅が広がるというわけですね。

 まずは、もう少し詳しく魔石の仕組みを解説していきましょう。

メイン魔石とサブ魔石&魔石効果について

 魔石はパーティごとにセットすることになり、その内容はパーティセットに保存されます。後述しますが、魔石ごとに設定された魔石効果(ステータスや耐性アップなど)は多種多様で、その組み合わせによってパーティ全体の能力は大きく底上げされることになります。

 同じパーティメンバーでも、戦う相手によって属性などを考えて装備品やアビリティを特化させて考えるように、魔石もかなり頭を使ってカスタマイズをしていくことになるので、パーティセットで細かく管理できるのはありがたいところですね。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 さておき、パーティにセットできるのは、1つのメイン魔石と4つのサブ魔石と、合計5つまで。コストの概念はなく、同じ魔石を複数セットすることもできるので、無制限で好きなように組み合わせることができます。

 このうち、バトルに参加するのはメイン魔石だけ。魔石にはレベルがあり、攻撃力などの各種ステータスも設定されています。サブ魔石はバトルには参加しませんが、メイン魔石のステータスに補正がかかるので、強い魔石をサブ魔石にセットするほうが有利です。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 ただし、個人的にはサブ魔石を選ぶ際に一番重要なのは、魔石効果になると思います。魔石効果とは、パーティメンバー全員のステータスアップなどの恩恵を得られるもので、バトル中は常時適用されるというすぐれもの! はっきり言って、便利です!

主な魔石効果(パーティメンバー全体に常時適用)
エンファイア:魔石を含む味方全体の炎属性ダメージアップ
バファイア:味方全体の炎属性耐性アップ
フィジカルアップ:総魔石ステータスに応じて、味方全体のHPアップ
パワーアップ:総魔石ステータスに応じて、味方全体の攻撃力アップ
マジックアップ:総魔石ステータスに応じて、味方全体の魔力アップ
アーマーアップ:総魔石ステータスに応じて、味方全体の防御力アップ
マインドアップ:総魔石ステータスに応じて、味方全体の精神アップ
アンチアタック:味方全体が受ける物理ダメージを軽減
メンタルアップ:総魔石ステータスに応じて、味方全体の魔法防御アップ
クリティカルチャンス:味方全体のクリティカル率アップ
フェイタルダメージ:味方全体のクリティカル時のダメージアップ
クイックアクション:味方全体の待機時間を短縮

 この魔石効果はメイン魔石だけでなく、サブ魔石のものも適用されます。だからこそ、サブ魔石選びも非常に大事になるわけですね。

 属性強化や属性耐性、行動時間の短縮やステータスアップなど、その効果はよりどりみどり! どの要素を伸ばすかは戦う相手しだいとなりますが、魔石を入手するために戦う敵は強力な属性攻撃を使ってくることが多いので、属性耐性は重要になってくると思います。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 基本的に各種効果にはレベルが設定されており、魔石のレベルが上がると魔石効果のレベルもアップしていきます。実装時での魔石効果の最大レベルは10ですが、どの魔石でも10まで上がるというわけではなく、レベル6くらいで成長が止まる場合もあります。魔石によって、覚える魔石効果の得手不得手もある感じですね。

 そのため、例えば魔石効果“パワーアップLv10”を覚えているものを5つフルにセットすれば、Lv10×5=Lv50分の効果を得られるわけですね!

 さて、こういったステータス強化系の要素が出てくると、個人的に真っ先に気になるのは重複や上限値について。どうせなら特定の要素に特化して、例えば“攻撃力”にガン振りして戦ってみたいものの、効果が重複しなかったら、あまり意味がありませんからね……。

 これについて、詳細な仕様はわかりませんでしたが、基本的に同じ効果はどんどん重複するので、同じ効果を重ねれば重ねるほど効果はあるとのこと。ただし、同じ効果を重ねていくと、その上昇する幅はどんどん小さくなっていくので、効率は悪くなるそうです。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 そのため、オススメの組み合わせとしては、単一の効果に特化するよりも、複数の効果を得るようにするほうが効率的とのこと。1つの魔石について複数の魔石効果が用意されているので、いろいろと組み合わせて最適解を探していくのは楽しいですね。

バトル中の参戦について

 バトル中、バトルの経過時間に応じて“魔石ゲージ”がたまっていきます。これが満タンの際に魔石のアイコンをタッチすると、1バトル中に2回まで、メイン魔石をバトルに参加させることができます。

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 メイン魔石によっては、バトルに参加した際に“超魔石スキル”と呼ばれる大技を使います。感覚的には超必殺技といったところで、攻撃だけでなく回復などの効果を持つものもあります。

 個人的にはフェンリルが使う味方全体に分身効果を付けるものや、エンキドウのHP&状態異常回復系のスキルが便利で気に入りました!

魔石 主な超魔石スキル 効果
リクイドフレイム 【契】ほのお 待機時間なしで敵全体に4回連続の炎属性魔法攻+味方全体に属性バリアを付与し一部を除く氷属性攻撃を1回防ぐ
ウェンディゴ 【契】コルドブレイク 敵全体に4回連続の氷属性魔法攻撃+一定時間、氷属性耐性を弱体化
エンキドウ 【契】ホワイトウインド 待機時間なしで味方全体を最大HPの割合回復(効果:中)+エスナ
フェンリル 【契】ハウリングムーン 味方全体を分身させ物理攻撃を1回防ぐ+一定時間、地属性耐性アップ
ゴーレム 【契】アースウォール 味方全体に受ける雷属性攻撃を総魔石ステータスの最大HPの30%分まで無効化するバリアを付与
エンリル 【契】激怒の嵐 敵全体に4回連続の雷属性魔法攻撃+一定時間、味方全体の水属性耐性アップ
ビスマルク 【契】バブルブロウ 待機時間なしで敵全体に4回連続の水属性魔法攻撃+味方全体に属性バリアを付与し一部を除く炎属性攻撃を1回防ぐ

 その後は、魔石の記憶の解放時間が終了するまでの一定時間、“魔石スキル”でバトルを援護してくれます。フェンリルなどの魔石がパーティメンバーのかわりに戦うというわけではなく、パーティメンバーの行動中に魔石がわりこんで、スキルを使ってくれる感じですね。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 この魔石スキルは1つの魔石につき最大3種類が用意されています。魔石を限界突破するたびに、より強力な魔石スキルを使う確率が上がっていきます。

 魔石スキルは攻撃用のものが主体ですが、エンキの“おたけび(単体の魔力アップ&魔法防御ダウン)”、ラルヴァイマーゴの“超音波(攻撃力を一定時間ダウン)”、シリオンの“ウイング(単体物理攻撃&スロウ)”など、補助的な効果のものも用意されています。

 基本的に、強力なスキルほど使用する確率が低めに設定されていますが、これも魔石のレベルが上がると、強力なスキルを使いやすくなる流れですね。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

●リクイドフレイム(限界突破なし)の魔石スキルの例

魔石スキル 効果 使用確率
ファイア 単体炎属性魔法攻撃 70%
ファイラ 全体炎属性魔法攻撃 20%
ほのお 全体炎属性魔法攻撃 10%

●リクイドフレイム(限界突破1回目)の魔石スキルの例

魔石スキル 効果 使用確率
ファイア 単体炎属性魔法攻撃 60%
ファイラ 全体炎属性魔法攻撃 30%
ほのお 全体炎属性魔法攻撃 10%

●リクイドフレイム(限界突破3回目)の魔石スキルの例

魔石スキル 効果 使用確率
ファイア 単体炎属性魔法攻撃 10%
ファイラ 全体炎属性魔法攻撃 50%
ほのお 全体炎属性魔法攻撃 40%

 というわけで、メイン魔石を選ぶ際にはバトルに影響する超魔石スキルや魔石スキルの効果、サブ魔石を選ぶ際にはステータスアップなどの魔石効果を中心にして選ぶことがセオリーになります。

 自分の場合、めんどくさい時にはメインもサブも5つとも同じ魔石にするのが安定かなと思いました。ただ、確かに同じ魔石でそろえると魔石効果も重ねやすいですし、便利な部分もありつつ、なかなかそうもいかない部分もありまして……。

 その理由の一部は、次に説明する“魔石の成長要素”のところでお伝えします。

魔石の成長要素について

 魔石にはレベルが設定されており、キャラクターと同様、経験値を獲得することでレベルアップしていきます。経験値はバトルに勝利することでもらえる他、アルカナと呼ばれるアイテムを使うことでも獲得できます。

 アルカナは、グロウエッグの魔石版だと考えるとわかりやすいと思います。入手できる場所は原則的に魔石ダンジョン(魔石の記憶)のみとなるので、魔石入手を狙う際に、ついでに獲得する流れとなっています。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』
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 魔石がレベルアップした際のメリットはいくつかありますが、1つはステータスがアップすること=メイン魔石としてバトルで使用した際に強くなります。サブ魔石も、メイン魔石のステータスアップに役立つので、強くして損はありません。

 魔石スキルや魔石効果の詳細については、ゲーム中の魔石のステータス画面で確認できるので、その魔石の運用法を考える際に便利です。

 そして、キャラクターに“限界突破”があるように、魔石も条件を満たすことで最大レベルが上がっていきます。その条件とは、レベルが最大となった魔石に、同じ魔石を重ねること。

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 具体的には、普通に獲得したリクイドフレイムをその時点での最大レベルであるレベル50まで育てたうえで、もう1つのリクイドフレイムの魔石(レベルは問わない)を重ねると、リクイドフレイムの最大レベルが65まで上がります。同じような流れで最大レベルが80→99と、3段階で上がっていく流れです。

 キャラクターの限界突破と同じイメージで、記憶結晶のかわりに同じ種類の魔石を使う感じですね。

 というわけで、同じ魔石を5つセットするのは、なかなか大変な道のりになるかと思います……。もちろん、時間をかければ5つすべてをレベル99にすることはできますが、最初の内はいろいろな魔石を育てていくほうが安定するはずです。

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 ちなみに魔石のレアリティは、実装時は★1~3となり、★3が一番強いです。超魔石スキルを使えるのは主に★3となるので(使えない魔石もありますけど)、レアリティが高い魔石を優先してセットしていくのが効率的ですね。

 とはいえ、前述のように最大レベルを上げるためには同一の魔石が必要なので、最初の内はレアリティが低くても最大レベルが高い魔石を使っていくことも有効です。特にサブ魔石として使う際は、レベルが高い=魔石効果のレベルが高いほうが有利なことが多い印象です。

魔石の効果とマルチプレイについて

 魔石の実装時点では、魔石の効果が適応されるのはシングルプレイのみで、マルチプレイでは適応されないとのこと。とはいえ、シングルプレイでの魔石のステータスアップ効果は非常に高いので、高難易度ダンジョンに挑む際に大きな力となってくれます!

 ちなみに、マルチ対応ダンジョンにシングルプレイで挑んだ際は、魔石の効果が適応されます。

魔石をめぐるストーリーとダンジョン“魔石の記憶”

 魔石を入手できるダンジョンが登場する魔石ダンジョン“魔石の記憶”は、“深淵の間”をすべてクリアすることで挑戦できるようになります。また、魔石ダンジョン自体の難易度も非常に高く、歯ごたえがあるエンドコンテンツとして楽しめるものになっています。

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 ダンジョンは属性ごとに6種類(炎・氷・風・地・雷・水)が用意されており、ダンジョンで敵を倒すことで、対応した魔石を入手できる流れです。後述しますが、基本的にはドロップやタイムアタック的な要素で獲得できる報酬となります。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 さて、“深淵の間”の中央のクリスタルを選んで“魔石の記憶”に入ると、ムービーや会話イベントで物語が展開。記憶を失った謎の少女のウララが登場する“Episode:Magicite”を楽しめます。いわゆるイベントグラフィックなども用意されていて、かなり力が入っていました!

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』
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 物語は、魔石に封印された記憶を解放していく流れで展開。『FFRK』本編では、絵画に封印された物語の記憶を取り戻していく形ですが、“Episode:Magicite”では魔石の記憶を開放していくことが目的となるようです。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』
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 ウララの声は、最初はデシにしか聞こえませんが、物語が進むとモグたちにも聞こえるように。いろいろと謎がありそうですが……?

 といったように物語部分も気になりますが、ダンジョンでの激しいバトルも大きな見どころ。ここからは、その感想もお届けしていきます。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』
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ダンジョンに挑む際にはキーストーンが必要

 魔石ダンジョンに挑む際にはキーストーンというアイテムが必要です。これは基本的に1日1つずつ配布されます。数に限りがあるので、どのダンジョンから挑むか=どの魔石を優先してねらうか、悩ましいところですね。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 1日1つと聞くと慎重になってしまいますが、キーストーンを消費するのは、魔石ダンジョンをクリアした時だけ。ついでに言うと、スタミナを消費するのも、クリアした時だけです。

 魔石ダンジョンで敗北した場合はキーストーンもスタミナも消費しないので、いろいろと試行錯誤しながら、何度もチャレンジできるようになっています。

難易度はナイトメア以上!? コンティニュー不可の高難易度ダンジョン!

 ダンジョンの難易度は“???”と伏せられていますが、体感した印象ではナイトメア以上の難易度でした。それなり以上の装備品を用意した状態でも、ちゃんと守りや回復手段も用意して戦わないと瞬殺に近い形で敗北してしまうことも……。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 月並みですが、バトル開始直後にデシの“鉄壁のグリモア”などを使って守りを固めるのが無難です。バトルスピードも“1(遅い)”にしておくほうがよいでしょう。

 基本的に道中のザコ戦はなく、いきなりボスとのバトルとなるので、必殺技ゲージの管理も大変。そしてもちろん、コンティニューは不可! まあ、高難易度バトルのお約束とも言えますけどね。

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 やり込みユーザーに向けた高難易度ダンジョンということで、実際にプレイした範囲でもなかなかいやらしい敵ばかり……。攻撃力の高さもさることながら、物理攻撃が通りにくいゴーレムや、分身で回避を行うフェンリルなど、ちゃんと対策をしないとジリ貧になってしまうことが多かったです。

バトルではウララが助けてくれる! “防御”系の技でサポート

 魔石ダンジョンのバトルではフレンド召喚ができません。そのかわりに、ウララがバトルをサポートしてくれます。

 初期に使える技は“ファブラ・ガーディアン”で、これは味方全体の防御力&魔法防御力をアップするもので、使用感としてはデシの“鉄壁のグリモア”と同じ感触。バトル開始後は、まずはウララかデシで守りを固めるのがセオリーとなる気がします。

 なお、ウララの使える技の種類は今後も増えていくそうなので、技がふえるたびに戦い方の幅も広がっていきそうですね。

攻略のカギは属性! リミットチェイン超必殺技や“まとい”系などが便利

 魔石ダンジョンをプレイした印象は、とにかく属性が重要になっていること。敵の属性攻撃に対する対策ももちろんのこと、敵の弱点属性を突いた攻撃を組み立てないとまともにダメージが通りません。

 そこで重要になってくるのが、魔石の魔石効果です。“エンファイア(炎属性強化)”や“バファイア(炎属性耐性)”など、属性に関する魔石効果をうまく利用すれば、効率よく立ち回ることができます。

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 また、当然ながらリミットチェイン必殺技や“属性まとい”系の技で攻撃に属性を付与することで、属性ダメージの効率アップをはかることも重要です。属性に対する弱体効果を敵に付与することも有効でしょう。

 ちなみに、炎が氷に強く、氷が風に強く、風が地に強く、地が雷に強く、雷が水に強く、水が炎に強く……という属性の強弱関係ですが、実は“魔石の記憶”のダンジョン配置が、その順番になっています。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 魔石ダンジョンまでたどりついた人は暗記している気もしますが、時計回りに見ていけばどの属性がどの属性に強いのかが一目瞭然なので、ちょっと悩んだ時は参考にしてみましょう。

 まずは自分の戦力でクリアできる属性のダンジョンをクリアして魔石を集め、その魔石で有利に戦える隣の属性のダンジョンに挑んで……と、時計回りの順番で攻略していくのもオススメです。

魔石の主な入手手段は初回クリア時とドロップとタイムアタック

 魔石ダンジョンの実装時に挑めるダンジョンは、炎系が★3リクイドフレイム、氷系が★3シリオン、風系が★3フェンリル、地系が★3ゴーレム、雷系が★3ヒュドラ、水系が★3ビスマルクという6種類。

 まず、各ダンジョンをクリアすると、初回クリア報酬として、戦った相手の魔石を1つもらえます。そのため、まずはいろいろなダンジョンに挑んで、各属性の★3の魔石を集めるのが効率的かと。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 そして、ダンジョンをクリアすると、確率でさまざまな報酬が手に入るのですが、その中には★1~3の魔石も用意されています。初期には各属性に★1×2、★2×2、★3×3と7つの魔石が用意されており、★3リクイドフレイムを倒した際に、★3サラマンダーや★3マザーボムを入手できることもあるわけですね。

 基本的に魔石ダンジョンをクリアすると、3種類の★3の魔石の中からどれか1個は必ずドロップするようになっています。

炎属性の魔石一覧
★1ボム
★1シュメルケ
★2ドラゴン
★2フレイムドラゴン
★3サラマンダー
★3マザーボム
★3リクイドフレイム

 加えて、タイムアタック的な報酬も用意されています。攻撃などの演出中にはカウントが止まるなど、特殊なカウント方法となっているので、具体的な秒数で示すことは難しいのですが、とにかく短いカウントで敵を倒せば倒すほど、たくさんの報酬を獲得できます。

 この報酬はランダムではなく、カウント数に応じて報酬が決まっているので、目当ての魔石を獲得しやすくなっています。好タイムを記録すれば、一気に複数の魔石を獲得できるので、最終的にはこの報酬で魔石を稼ぐことになるでしょう。ただし、タイムアタック報酬で入手できるのは★1~2の魔石のみで、★3は初回クリア時やドロップ時での入手となります。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 戦い方を工夫して短時間で敵を倒すというタイムアタック的な要素となるので、好記録が出た時はスクショをとって自慢する人も出てきそうですね。

 正直なところ、初挑戦の際はクリアするだけでやっとという難易度だと思いますが、魔石を集めて戦力を強化すれば、次に戦う際にはかなり時間短縮をできるはず。いろいろな魔石ダンジョンを周回して戦力を強化し、強化した戦力でクリア時間を縮めて、さらにたくさんの魔石を獲得する……というプレイサイクルになりそうです。

まとめ:歯ごたえがありまくるけど、パーティ強化を実感できるコンテンツ

 魔石ダンジョンに挑むための前提条件(“深淵の間”のクリア)のハードルはかなり高いだけあって、そこでの戦いはかなりシビアなものとなっています。そもそも、“深淵の間”からして、力押しが通じにくい、テクニカルなダンジョンですからね。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 ただ、最初の一歩を乗り越えて魔石を獲得できれば、かなりの戦力アップを期待できます。特に属性の影響が大きい魔石ダンジョンでは、魔石効果で属性強化をするだけでも、目に見えてダメージ量に違いが出ます! 成長をしっかりと実感できて楽しい!!

 魔石効果によるカスタマイズも幅が広く、特定の属性の強化だけでなく、攻撃力や魔力、行動時間の短縮など、さまざまな部分を強化できます。これまでは苦戦してきた敵でも、魔石効果次第で安定して勝てるようになるはずです。パーティ全体に対して、常時効果があるわけですからね。

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 正直なところ、自分はまだ“深淵の間”がいくつか残っている状況ですが、魔石を入手するとパーティをかなり強化できることを実感できたので、魔石の入手を目標にしてプレイするモチベーションが上がりました!

 個人的には、むしろウララを中心にしたオリジナルストーリーの行方も気になっているんですけどね。そのためにも、残りの“深淵の間”をクリアしなければ!

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

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