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2017年4月1日(土)

『マビノギ』12周年記念オフイベントが開催。新アップデート“MEMENTO”の日本実装は今春予定

文:megane

 ネクソンは、運営中のPC用MMORPG『マビノギ』のサービス開始12周年を記念するプレイヤー参加型のオフラインイベント“マビノギパーティー2017”を4月1日に東京・品川にて開催した。

『マビノギ』

 オフラインイベントの会場には、事前にメインステージ閲覧応募&当選したプレイヤーたちが訪れた他、残念ながら応募には外れてしまったプレイヤーもロビーに訪れ、さながら大規模オフ会のような様子になっていた。

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『マビノギ』
▲会場内のロビーの様子。
『マビノギ』
▲Music Qアップデートのイラストを使ったパネルも展示されていた。
『マビノギ』
▲フリーイラストコーナー。
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▲イラストコンテストの決戦投票所も設置されていた。結果は公式サイトにて4月中旬に公開予定とのこと。

 ここではメインステージにて開催された新アップデート情報、コスプレコンテストなどの様子についてお届けする。

オープニングアクトにTMNの木根尚登さんが登場!

 イベントのオープニングアクトとして、デビュー33年をむかえるTMNの木根尚登さんが登場し、2016年12月のアップデート“MusicQ”でアレンジを担当した『お婆さんが聞かせてくれた昔の話』を披露。

『マビノギ』
▲アコースティックギターで『お婆さんが聞かせてくれた昔の話』アレンジバージョンを演奏するTMNの木根さん。
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▲司会は昨年同様に森一丁さんと磯村知美さんの2人で行われた。

 また、アレンジ当時は12月公開だったためクリスマスに近いイメージの曲となっていたが、今の時期には合わないということで、もう1曲シンセサイザーバージョンを制作したとのこと。会場ではアコースティックギターバージョンに続いて、このシンセサイザーバージョンも演奏された。

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▲シンセサイザーバージョンも披露された。

新アップデート“MEMENTO”が日本でも登場

 韓国にてすでに実装されていた新アップデート“MEMENTO(メメント)”が日本国内でも実装されることが発表された。

『マビノギ』
▲NEXON KOREA ライブ開発本部マビノギ室 室長のパク・ウンソクさん(左)、ネクソン 運用部 マビノギ担当の望月さん(中)、河上さん(右)がステージに登壇。
『マビノギ』
▲MEMENTOアップデートは今春実装予定。

 MEMENTOは、新キャラクター“エン”を中心とした物語が展開されるアップデート。異空間となる新ダンジョン“シードフィナハ”にてエンの失われた記憶と感情を取り戻していくのが目的となる。このシードフィナハは、エンの記憶と感情の変化によってダンジョンの水位が変わっていくとのこと。MEMENTOは今春実装予定とのこと。

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▲新キャラクターのエン。
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▲シードフィナハではエンの失われた記憶と感情を取り戻していく。
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▲エンの状態によってシードフィナハの様子が変化していく。

 続いてアップデート内容として、新スキル“死の舞踏”や新システムの“エコーストーン”が公開された。死の舞踏は、華麗な踊りによって敵への攻撃を行う。エコーストーンは新たな強化システムとなる。詳細については今後の情報公開を待とう。

『マビノギ』

 また、他種族と比べると現時点ではやや見劣りしてしまうジャイアントについて、固有スキルの強化などを行うジャイアント改編も発表された。この強化は今夏に予定されている。

『マビノギ』
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『マビノギ』

 その他、4月5日にはポテンシャルシステム、スキルトレーニング値ブースト、APスキル修練などのシステムが追加される。また、今後のアップデートでは飛行地域の拡張なども行われる。

『マビノギ』
『マビノギ』
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4月1日らしいネタも……

 エイプリルフールとなる4月1日に行われたイベントということで、もちろんエイプリルフールネタも用意されていた。8bitサウンドとともにスクリーンに映し出された2Dのマビノギ。

『マビノギ』
『マビノギ』

 もちろんこれは嘘ネタだが、4月1日23時59分までの期間で公式サイトが2Dマビノギ仕様になっているので、気になる人は見に行ってみてほしい。ちゃんとBGMも流れる。

 開発陣への質問コーナーでは、タイアップに関する質問も登場。11周年のイベントでは『うたわれるもの』とのタイアップが発表されたが、今年はタイアップに関する発表はなし。「確定しているものはないが、近いうちに何かあるのでご期待ください」とのことだ。

『マビノギ』
▲タイアップについては今後の発表を待とう。
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▲『マビノギ』ビジュアルブックが電撃屋にて4月4日より予約開始となる。

見応えバッチリのコスプレコンテスト

 第2部では毎年恒例となるコスプレコンテストが開催。来場者投票によって本戦に残った13人の中から、男性部門と女性部門でそれぞれ1位が決定される。

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▲サキュバスクイーンで登場した藤堂さん。
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▲正体不明の者で登場したサンライトさん。
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▲ヴァンパイアハンターの衣装(女性用)で登場したそかさん。
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▲レプスで登場したミードさん。
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▲エスラスで登場したOriel_tarさん。
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▲鈍器の精霊で登場したエリーヴァさん。
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▲イラで登場した雪山ななこさん。
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▲ネイルで登場したUshianさん。
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▲サキュバスクリステルで登場したルイルイさん。
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▲ルーラバダで登場したよづさん。
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▲ヒューで登場した石蕗らいしさん。
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▲鏡の魔女で登場したひゃくさん。
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▲シリンダーの精霊で登場した甘月てぃさん。

難問(?)続出のクイズ大会

 第2部では来場者参加型のサーバー対抗クイズ大会が行われた。前半の数問はみんながわかるような問題が出されていたが、4問目あたりから難問が続出。最後には木根さんが好みのNPCキャラクターはどれか、なんていうもはやそれはクイズなのか? とも思える問題も出題された。

『マビノギ』
▲最終問題は木根さんが好みのNPCを当てるというもの。正解は1番のナオ。長い髪が好き、ベージュっぽい色が好み、そして名前に自分と同じナオが入っているという理由だった。

 この難問をくぐり抜けて最後まで残ったのは2人。それぞれマリーサーバーとタルラークサーバーにいるとのことで、この2人がいるサーバーでは、戦闘経験値とアイテムドロップ率が2倍になるイベントが実施されることになった。

『マビノギ』
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▲勝利サーバーにいる来場者には“ベーシックサングラス 木根尚登モデル”がプレゼントされた。

コスプレコンテストの優勝者が決定!

 第3部では来場者からの投票をもとにコスプレコンテストの優勝者が発表された。当初の予定よりも第3部の開始が遅れてしまったのは、投票が接戦だったからとのこと。

『マビノギ』
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 女性部門で1位に輝いたのはイラのコスプレで登場した雪山ななこさん、2位はサキュバスクイーンの藤堂さん、3位はエスラスのOriel_tarさんとなった。

『マビノギ』
▲女性部門で優勝した雪山ななこさん。

 男性部門では上半身裸という「男性にしかできない」鈍器の精霊のコスプレで登場したエリーヴァさん、2位はルーラバダのよづさん、3位はシリンダーの精霊の甘月てぃさんがそれぞれランクインした。

『マビノギ』
▲男性部門で優勝したエリーヴァさん。

 2005年のサービス開始より12年が経過した『マビノギ』。12年と言えば、サービス開始時に生まれた子どもが今では小学校6年生になっているくらいの期間である。会場では来場したプレイヤーたちがお互いに名刺を交換して、会話に花を咲かせていたりと長年の運営による、プレイヤーコミュニティの強さが感じられた。

 ステージが終わった後もロビーではプレイヤーがごった返しており、この後に行われるオフ会などに各自流れる様子が見て取れた。今後も拡大を続ける『マビノギ』の世界に期待したい。

『マビノギ』

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