2017年4月23日（日）

【FFRK名場面】死の淵にあっても愛する人を想うスコットに感動

　スクウェア・エニックスとDeNAがサービス中のiOS/Android用RPG『ファイナルファンタジーレコードキーパー（FFRK）』の名場面プレイバックをライター・カワチがお届けします。

【名場面プレイバック＃107】
～セミテの滝の洞窟
マリアはちょっと空気が読めない？

　『II』のチャレンジイベント“託されし想いの炎”が開催されて、新たにスコットが仲間にできるようになりました。今回はスコットの思い出を語っていきましょう。

　スコットが登場するのは“フィンの町”であるため、ダンジョンがメインの『FFRK』には該当シーンがありませんでした……。

　そこで、今回は一番近いシーンである“ミテの滝の洞窟”をピックアップさせてもらいました。すいません！

　カシュオーンの第一王子で、ヒルダ王女の婚約者であるスコット。彼はフィンの町のパブにいます。

　ちなみに、この町はパラメキア帝国軍に占領されており、帝国兵がたくさんいます。

　話しかけると「きさまら　はんらんぐんだな！」という有名なセリフとともに戦闘へ。“キャプテン”との戦いになりますが、この段階で彼に勝つのは難しいです。自分も初見プレイのときに瞬殺されたのでよくわかります（笑）。

　酒場に行ってマスターに話しかけると、「おいおい　カウンターのなかに　はいられちゃ　こまるなー!!　まったく　ていこくのやつは　がさつでこまる……ブツブツ……」と小言を言われてしまいます。

　ここで『II』独自のシステムである“ワードメモリーシステム”の出番。

　反乱軍の合言葉である“のばら”で話しかけることで、

　「この　かべに　かくしとびらがある！　おくに　きずついたせんしがいる。」と教えてくれます。

　奥にいる男に話かけると「おれを　ていこくにうるきか？　それな　らせめて　ころしてからにしてくれ。いきたままつかまりたくはない……」と言われます。

　当時、自分はここで詰まってしまったのですが、また“のばら”で話しかければOK。話が進みます。困ったら“のばら”です。覚えておきましょう（笑）。

　“のばら”で話しかけると、彼がカシュオーンの王子であることがわかります。すでに自分の死期を悟っていた彼は主人公に3つの遺言を頼みます。

　1つめは弟のゴードンに自信を持つようにということ、2つめはフィン王にフィンが敗れたのはボーゲン伯爵の裏切りがあったためだということなのですが、3つめとなる最後の伝言が泣けるんですよ。

　「それから……ヒルダ。あいしていると……
　いや　これは　ヒルダには　つたえないでくれ。
　わたしは　もうしぬ。ヒルダは　べつのひとをあいすべきだ。」

　死の淵にあっても婚約者を悲しませないために、あえて言葉を残さず果てるスコット……。格好よすぎでしょう！

　こういうドラマティックなシーンがあるから『FF』シリーズが大好きです。

　また、その後のヒルダと主人公のセリフ「かれは　なにかいっていませんでしたか？」「……いえ　なにも……」も泣けるんですよね……。


▲超必殺技の“愛のリング”を使うとスコットとヒルダが！（泣）

　ちなみにスコットが遺言を言っている時にマリアが「あの……わたしのあにの　レオンハルトを　ごぞんじありませんか？」と聞くのですが、なにも瀕死で遺言を託している人に聞かなくても……と思ってしまいました（笑）。まぁ、彼女の気持ちを考えると、しょうがないと思いますけどね。

　余談ですが、スコットはリメイク版の追加シナリオ『Soul of Re・birth』でパーティキャラクターになっています。こちらもぜひプレイしてみてください！


▲期間限定ミッションの条件が『Soul of Re・birth』のメンバーになっていますね。


▲“セミテの滝の洞窟”のボスは弱点なし。全力で戦いましょう。

　1回だけ今回のイベントの11連ガチャを回してみました！

　“スコットのマント【II】”が出ました。がんばって育ててスコットの1軍入りを目指したいと思います！

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